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2019年06月17日

eSRU第14期第6講案内

eシルクロード大学(eSRU)第14期第6講案内です。
日時:2019年6月20日(木)18:00〜19:30
講師:札幌国際大学観光学部講師 陳堯柏(チェン ヤオボ)先生  
演題:「テクノロジーの発展と語学学習の多様化」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:時代とともに進化してゆく情報技術によって私たちの語学学習方法も日々変化しています。ラジオやテレビに頼っていた時代、重く分厚い辞書を持ち歩いていた時代から、パソコン、スマートフォンを駆使する時代へ移り変わり、語学教育の現場も大きく変わってきています。自己語学習得の過程と語学教育の現状を陳先生に解説していただき、語学教育に関して共に考えます。 
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2019年05月28日

eSRU第14期第5講

 eシルクロード大学(eSRU)第14期第5講は、
2019年5月16日(木) 18:00〜19:30
講師に札幌国際大学准教授 後藤ゆり先生 博士(医学)をお迎えし、
「運動と健康について」の演題でお話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。

 最初に世話役の北科大の三橋龍一教授から後藤先生と高校(札幌旭丘)の同期であるとの紹介がありました。後藤先生の自己紹介があり、高校卒業後に東京へ行き札幌に戻ってきた後にピープル(スポーツクラブ)でインストラクターをされ、語学学習目的でカナダのエドモントンへ留学したそうです。その後、アメリカのカーボンデールへ行き、就労ビザが切れることもありニューヨーク州立大学バッファロー校へ進学し、帰国後に北大大学院医学研究科を終了し博士(医学)の学位を取得されました。現在は札幌国際大学准教授をされているとのことです。高校時代はバスケットボール部の活動を主とした生活をして、現在の大学では男子バスケットボール部の顧問をされているとのことです。
 モンゴルのダルハン市へ調査研究目的で行ったときに、モンゴル国内で最も整備が良いとされているグランドなどを視察したところアメリカの施設との差が大きいことに驚くとともに、国際的に活躍している選手もここで練習してきたということに考えるところがあったそうです。
 主な講演内容は下記の項目でした。
・U型糖尿病
・認知機能
・ストレス
・社会との繋がり
・山菜取り
・姿勢と動作
 糖尿病患者数は男性の方が女性より多く、年々増加傾向にあるが高年齢化の影響もあるため発症率が大きくなったとも言えるとのことです。U型糖尿病の仕組みの図を用いて解説がありました。正常な場合には血液中のグルコース(細胞のエネルギー源となる栄養素)が細胞壁の外側のインスリンレセプターで感知され細胞内に取り込むGLUT4を機能するようにするところ、何らかの原因でインスリンが分泌されなくなるのがU型糖尿病であるとのことです。しかし、有酸素運動することによりインスリンが分泌されなくてもGLUT4が活動をするとのことです。つまり、適度な運動(ウォーキングなら20分程度で軽く汗ばむ程度でも効果があるということです)をすることにより、インスリンが分泌された状態と同様にGLIT4が機能するため、医師は患者に対して運動を勧めるそうです。糖尿病患者の中には、運動により痩せることが目的だと誤解している人も多くいるとのことです。
 認知機能に関しては患者数が増加しているのは、高齢化の影響が大きいだろうとのことです。エアロビクスとストレッチングを比較すると有酸素運動であるエアロビクスの方が認知能力の低下のリスクを減らすことができ、記憶や空間学習能力に関わる海馬体はエアロビクスの効果が大きいということが脳科学で明らかになっているそうです。
 ストレスに関してはキラーストレスが問題であるとのことです。恐怖を感じる中枢である偏桃体は、人類にとっては危険な動物などに遭遇した時に瞬時に反応して逃げるために重要であったのが、現代社会ではほとんど不要な存在であるばかりか、キラーストレスの原因となっているそうです。ストレスにより延髄の神経が発達して敏感になり、ストレス反応が起きやすくなるとのことです。
 「これまでの内容から運動は体に良いと思いますか?」という問い掛けが講師から聴講者にありました。アメリカのロセットは豊かとはいえない炭鉱の町であるが健康な人が多いことが知られており、50年間にわたり近郊の町と比較した有名な調査結果の紹介がありました。その結果、ソーシャル・キャピタルが重要であることが明らかになったとのことです。しかし、経済的に豊かになりプライバシーを重視した生活に変化した結果、他の町より健康的とは言えなくなったそうです。ソーシャル・キャピタルとは、簡単に言うと「ソーシャルネットワーク」「社会的繋がり」「地域の人や身近な人を信頼すること」とのことです。Adjusted hazard ratios(健康度? 基準を1として数値が大きくなるほど悪い)という臨床試験で使用されている方法で4つのグループに分けて分析すると「複数人で参加型の運動」を続けているグループが最もよく、「ソーシャル活動をしている(運動はしていない)」が続き、その次に「一人でエクササイズをしている」グルーブ」で、最も悪いのは「運動もソーシャル活動もしていない」グループであるという研究論文の紹介がありました。
 山菜取り事故発生は、春の方が秋よりも5倍程度多いそうです。性別では男性の方が若干多く60歳以上の遭難者が多いが、山菜取りを行う人に高齢者が多いことから高齢者の遭難率が高いというわけではないとのことです。平成7年度から平成17年度の期間に803人の山菜取り遭難者が発生しているが、無事が79%で負傷が7%、死亡は12%、不明は2%であるそうです。また、タケノコ採りの遭難者が57%を占めており、方向見失いが多いとのことです。ギョウジャニンニクの遭難者は男性が女性の約2倍の割合があるが、日当たりの良い急斜面に生えている事より男性が急斜面で滑落する事故が多いためと考えられるとのことです。
 姿勢と動作に関して、後藤先生から猫背で両腕を上げることと姿勢を正した状態で行うことを指示され、聴講者が椅子に座ったまま行いました。猫背で行った方が腕を上げ難く、脊柱起立筋の活動のしやすさの差であるとのことです。腕立て伏せはトレーニング方法としては良くても、正しい姿勢で行うことが重要であるそうです。
 最後に後藤先生自身のストレスに関するお話がありました。2016年6月8日はストレスが極端に高い状態だったが、よさこいソーラン祭りの知人のチームの追っかけをしたところ(スマートフォンに記録した歩数と距離のデータを紹介して)、ストレスが減ったことが自覚できたとのことです。そのことは、ストレスがあるときなら行っていなかっただろうと考えられる、重い荷物を持って難儀している高齢者の荷物を持ってその方の自宅まで同行したとのことです。お礼に缶ビールとシュークリームをいただいて、帰宅後も気分が良かったとのことです。健康になるとともにストレスが軽減され、他人に対して優しくなれるという様々な効用が、適度な運動によって得られると考えているそうです。
 蛇足ながら、後藤先生のご尽力で札幌国際大学の図書館に爪句集39巻の寄贈が実現しました。寄贈プロジェクトに関してはACTNOW社のHPに掲載されています。
出席者は7名でした。
eSRU(2019・5・18)講義・後藤先生A.jpg
(講義風景)

講義中の後藤先生A.jpg
(講義中の後藤先生)

5・16(その3)健康を 隻句で言えと 迫りたりA.jpg
(講義風景:ここをクリックするとパノラマ写真

札幌国際大学爪句集寄贈3A.jpg
(札幌国際大学に寄贈された爪句集39巻)
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2019年05月07日

eSRU第14期第5講案内

日時:2019年5月16日(木)18:00〜19:30
講師:札幌国際大学准教授 後藤ゆり先生  
演題:「運動と健康について」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:医学博士でもある後藤先生から、運動と糖尿病対処、運動によるストレス軽減、運動と社会的繋がりなどについてお話を伺います。聴講者に興味があるようであれば、身体の動きとストレッチに関する講習も行っていただきます。
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2019年05月05日

eSRU第14期第4講

eシルクロード大学(eSRU)第14期第4講は
2019年4月18日(木) 18:15〜19:30
講師に潟Cークラフトマン&イークラフトマン・ベトナム代表取締役
新山将督(のぶすけ)氏をお迎えし、「ベトナムマーケットにおけるける自社戦略―
拡大成長するアジアマーケット、北海道IT企業の挑戦」
の演題でお話を伺いました。場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。

 講義に先立ち、新山氏の自己紹介がありました。出身は札幌で札幌の電子計算機専門学校卒業後、札幌のシステム会社に就職し15年間在籍しています。13年前に単身独立で5年前にベトナムに現地法人を設立しています。3年前に小樽商科大学院を卒業してMBAを取得しています。趣味としてウオーキングがあり、滝川で行われている100 kmウオーキングやオランダで行われている4ディマーチにも参加しています。読書とアレクサも楽しんでいます。
 新山氏の会社は情報システム・サービスの開発提供会社です。札幌にあるイークラフトマンとホーチミン市にあるイークラフトマン・ベトナムで事業展開を行っています。流通業、物流業に特化した情報システムの開発を行っており、業界が必要とするEDI、受発注、入出荷、製造、請求支払いなどの一連の管理システムの開発と提供をしています。
 ベトナムに進出後は、システム開発をベトナム現地で行うことにより、システム開発のノウハウを国際標準化時代に対応させようとしています。今年から関東以北、北海道で最初の電子決済等代行業者として認定されたのに伴い、地元銀行と連携して金融EDI、法人の電子決済サービス提供を目指して企業努力を行っています。
 ベトナムでのビジネス展開では、日本では予想外の事態が発生し、それに対処する必要がありました。「費用がどこかの会社経由で清算される」、「社員の身内に病気がはっせいして社員が休む」、「遠くの身内も病気になり社員が世話をする」、「手戻りが多く、言い訳も多い。ダブルワークが多く、成果が少ない」等に最初に対処できなかった事がビジネス展開に際して足を引っ張りました。
 しかし、「郷に入っては郷に従え」の言葉通り日本から進出して何ができるかを考えて実践することで、ベトナムでのビジネスも目鼻が整ってきており、これからの発展に期待を持っています。
 これまでの企業経営で「先手必勝、敵を知り己を知ることで、次の一手を狙う」事を戦略としています。
出席者は6名でした。
講義中の新山氏A.jpg
(講義中の新山氏)
イークラフトマンの事業展開の新聞報道A.jpg
(イークラフトマンの事業展開の新聞報道)
イークラフトマン新会社概要A.jpg
(イークラフトマン新会社概要)
4・18(その5)ベトナムの 苦労話や 勉強会A.jpg
(講義風景:ここをクリックでパノラマ写真
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2019年04月17日

eSRU第14期第4講案内

eシルクロード大学(eSRU)第14期第4講案内です。

日時:2019年4月18日(木)18:00〜19:30
講師:潟Cークラフトマン&イークラフトマン・ベトナム代表取締役新山将督氏  
演題:ベトナムマーケットにおける自社戦略
   〜拡大成長するアジアマーケット、北海道IT企業の挑戦!〜
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:講演内容を以下に箇条書きにしておきます。
・本人紹介 ・イークラフトマン会社概要 ・ここまでのロードマップ
・ここまでの自社の戦略概要
・当時の自社分析 ・当時のベトナムマーケット分析 ・当時の進出の目的
・当時の現地での出会い ・当時の進出決意
・アクシデント、トラブル、失敗の連続談 ・オフィス引越の連続談
・撤退の危機、倒産の危機 ・現地での決別決意、再構築決意、再会
・北海道ブラックアウト、チャンス到来! ・拡大の機会、成長の機会
・大手企業との連携協定、オフショア契約 ・北海道道庁事業北海道フェアの開催
・新会社、新体制、新ネットワーク確立
・これからの自社の戦略概要 ・これからのロードマップ ・イークラフトマン新会社概要
・評価と考察 
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2019年03月20日

eシルクロード大学第14期第3講

eシルクロード大学(eSRU)第14期第3講は
2019年3月14日(木) 18:00〜19:50
講師に(株)マネーフォワードクラウド事業推進本部北海道支社長の
平野龍一氏をお迎えし、「クラウドで中小企業のお客様を元気に!」
の演題でお話を伺いました。場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。

 講義に先立ち、平野氏の自己紹介がありました。高知県出身で坂本龍馬の「龍」と長男であることから「一」の文字を組み合わせた名前であるそうです。2016年11月に札幌市に本籍を移し本格的な移住で、現在37歳です。容姿・パッションが松岡修造に酷似しており「北海道の松岡修造」の異名を持つとの事で、スライドの写真でその酷似度を披露されていました。
 平野氏の職歴は警察庁入庁から始まり、刑事課捜査1課配属でした。いわば警察組織のエリートコースでの出発で2年間の勤務でした。この間に得たものは肉体的・精神的タフさだったそうです。一方失ったものは友人との事でした。警察の組織は自分には合わないと考え、周囲からもったいないと言われながら退職し、総合マーケティング会社に営業職として入社しています。
 入社当時3名の会社が7年後の退社時には250名まで成長したそうです。この会社で得たものは、大手競合会社に対する勝ち方・営業力・マネジメント力で、失ったものは親の信頼だったそうです。将来が保証された国家組織からベンチャー企業への転職ともなれば、親の気持ちとしてはそうかも知れません。
 平野氏はさらに転職し、今度は東証一部上場の会社で、介護経営支援事業部で営業統括マネージャーを2年半勤めています。19時半完全退社や年3回9連休以上の休暇を取ることがルール化されている会社では、働き方を考え直すことになったそうです。ここで得たものは戦略的スキルで、失ったものは個人的な野心と成功欲だったそうです。
 次の転職は共働きの奥様の札幌Uターンに関係しており、札幌で新しい仕事に就く必要性から現在のマネーフォワード社と巡り合ったとの事です。北海道への移住契約で、同社のCEOの辻庸介氏から、北海道から日本全国に発信する事例になってほしい、との期待に応えるビジネスを展開中であると自己紹介がありました。
 北海道の2040年の人口予測119万人減少の419万人になり、約22%減少すると予測されています。その中で、中小企業の生産性向上は急務です。中小企業の生産性向上を実現できるマネーフォワード社のクラウドシリーズ(会計・給与計算・請求書・経費精算・勤怠管理等)の普及を進め、人口減少の問題を少しでも解決しようとしています。
 最初は札幌に縁がないところから仕事を始めたので、飛び込みの営業を行った事もあるそうです。口コミの効果もあり、現在は会計事務所・社労士事務所・北洋銀行・各商工会議所と提携し、 道内のシェアは急拡大中との紹介がありました。なお、札幌や北海道では口コミは、東京では考えられないほど効果がある、と経験から認識を新たにしたそうです。
 これまでは、各種ソフトをダウンロードして 所有するものが一般的だったものが、インターネットの普及に伴いサービスを利用する時代に変化して来た点を指摘されました。そしてクラウドサービスの大きなメリットとして以下の3つを揚げての説明がありました。
@各種クラウドサービスは連携することで、業務の大幅な効率化が可能
A経営データがリアルタイムに把握可能
Bいつでも、どこでもデータにアクセス可能。場所を選ばない働き方を実現
2019年は働き方改革法案の施行、消費税改定等の大きな変革がある中で、こうしたクラウドサービスの導入企業は更に増えていくと思われるとの予測を述べられています。
 働き方改革に関連して、札幌にコールセンターを立ち上げた時の事例の紹介もありました。北海道の賃金が東京等中央に比べて低い点を改善して、よい人材が仕事に打ち込める環境を整備しているとの事です。定年制も本社と掛け合って延長させており、結果的に良い人材が集まり、仕事が効率的に行われるなら、投資の元は取った事になります。
 さらに、Money Forward クラウドの普及促進にとどまらず、「北海道のために」という想いから、大学での就職アドバイスの講義や、高校生・大学生を対象にインターンシップを行うなど若い人たちの視野を広げる活動や、北海道の雇用促進のためにコールセンターを開設など、様々な活動の紹介がありました。
平野氏活動の原点には「東京でなくても、北海道からだからこそ、考えられる・行動できる・結果を出せることを証明し続け、地方創生に寄与する」、そして「北海道を元気に!北海道から日本を元気に!」というという想いがある事を最後に述べられていました。

出席者は6名でした。

平野氏職歴A.jpg
(平野氏職歴)

マネーフォワード辻氏A.jpg
(マネーフォワードCEO辻氏)

講義中の平野氏A.jpg
(講義中の平野氏)

3・14北海道 活性化の人 四十前A.jpg
(講義風景:ここをクリックでパノラマ写真
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2019年03月01日

eSRU第14期第3講案内

 eシルクロード大学(eSRU)第14期第3講案内です。

日時:2019年3月14日(木)18:00〜19:30
講師:(株)マネーフォワード マネーフォワードクラウド事業推進本部
北海道支社長 平野龍一氏  
演題:「クラウドで中小企業のお客様を元気に!」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:高齢社会の日本で、労働人口の減少に直面する企業においては、生産性向上が急務な状況下にあります。気合と根性で頑張る時代ではなくなり、ITやクラウドを有効活用することで、生産性向上を実現することが可能にもなっています。多くのクラウドサービスが出現し、その中で、マネーフォワード社が提供している「Money Forward クラウド」のご紹介、および、マネーフォワード社が利用している様々なクラウドサービスについて語っていただきます。
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2019年02月28日

eSRU第14期第2講

eシルクロード大学(eSRU)第14期第2講は
2019年2月21日(木)18:00〜19:30
講師に(株)メディア・マジック社長 里見英樹氏をお迎えし、  
「バスロケの取組&気になるデバイス「AUMEO AUDIO」の実演」の
演題でお話を伺いました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-cala
でした。
 まず里見氏が社長を務めているメディア・マジック社のスタートアップから現在までの説明がありました。現在の会社を起業する前に勤めていた会社では、パソコンの黎明期に当たり、大手の会社が製造するパソコンのアプリケーションソフトを開発して成功を収めました。その後里見氏の起業に対して出資する人が居られ、現在の会社を興すことができました。
 1996年にスタートしたエヴァンゲリオンのスクリーンセーバーの開発が縁で、2001年からエヴァンゲリオンのi-modeサイトを手掛けています。当時は大手の携帯電話会社へのアプリの組み込み承認は大変な難関であったそうです。その後、モバイル向けのコンテンツをローコストで高品質に提供するためのCMS(コンテンツマネジメントシステム)、ケータイスタジオの開発を手掛け、現在までに50サイト以上、100万人のユーザーに利用されるまでになりました。
 2007年のiPhone発売以降、市場環境が急激に変化しました。携帯電話ではオープンなインターネットコンテンツが利用できるようになり、コンテンツビジネスは月額課金からゲームアプリに代表される都度課金型のビジネスモデルに転換して行きました。メディア・マジック社でも、従来型の月額サイトと並行してアプリ開発を進めるようになり、現在までに数多くのアプリを開発、配信してきています。
同社ではコンテンツビジネスと並行してシステム開発を行っています。バスの利用客の利便性を高める「バスキタ!」の開発で、その開発の経緯の説明がありました。これはバスの利用客から次のような不満の声や先入観があることに端を発しています。
●バス停で長時間待たされるかもしれない…
●バスがいつ来るかわからない…
●バリアフリー車両じゃなくて乗れなかった
●バスは何かと不便なことが多い
 このような問題点からバス利用から遠ざかる客を呼び戻し、実際に利用する際の悩みや問題点を解消したい、との想いが「バスキタ!」開発のきっかけだったそうです。運行中のバスから利用者のスマホ等にバスの現在位置や遅れ情報等を伝えるアプリを開発し、実用化に向けて実績を重ねてきました。
 2014年にジェイ・アール北海道バスの協力と経済産業省の支援を受けて実証実験をスタートさせています。その後、旭川市での本格導入、札幌市「さっぽろえきバスnavi」のリニューアル案件などの実施を経て、道内だけでなく、道外へも利用拡大に向けて営業を展開中です。現在、旭川電気軌道、道北バス、ふらのバス、JR北海道バス、ばんけいバス、琴参バス(香川県丸亀市)でサービスを提供中とのことです。
 最後にAUMEO AUDIO」(オウメオ オーディオ)のクラウドファンディングで里見氏が入手した聴覚測定アプリと組み合わせた音楽の音質をユーザー毎に最適化する次世代ヘッドフォンアンプの紹介がありました。
 音の聞こえ方、つまり「聴覚」は一人ひとり違うので、人によってはある周波数の音が聴き取れていない可能性が高く、本来の楽曲の良さが伝わっていないことが予測されます。これに対処するため、各人の聴覚特性に合わせて音質を最適化できる、ポータブルヘッドフォン・アンプがAUMEO製品として開発されています。
 まず、シングルトーンで左右それぞれ6つの周波数の聴覚測定を実施し、調整(キャリブレーション)を行い各人の可聴特性プロファイルを作成します。次に個人毎に可聴困難領域の音のレベルを補正し、最適化した音に仕上げます。こうした前処理を施すと、加齢とともに高域や低域気が聴こえづらくなっている楽曲や、映画の効果音を、最適化したDSPアンプを介すことにより、聴く人が若返った聴覚を得たかのようなシャープで迫力ある楽曲として楽しめます。
 講義では聴覚に問題ありと自覚している聴講者が被験者となり、実際に聴覚測定から始まり、最適化した楽曲の評価を行うデモが行われました。結果として良い評価がありました。聴講者から、この類のシステムの将来展開の可能性について質問やコメントがありました。
 聴講者は8名でした。

追記:講義後、会場近くのビアケラーのレストランで講師を交えての飲み会の最中に地震があり、この地震で市営地下鉄はこの夜は全面運休となりました。講師の里見氏は車の代行でしたが、地下鉄利用の中本氏、新山氏に筆者は一時帰宅難民になりました。筆者は新山氏の会社の社員の出迎えの車で帰宅できました。
講義中の里見氏A.jpg
(講義中の里見氏)

メディア・マジックの携帯アプリの紹介A.jpg
(メディア・マジックの携帯アプリの紹介)

バスキタ開発の沿革A.jpg
(バスキタ開発の沿革)

聴覚測定デモA.jpg
(聴覚測定デモ)

2・21(その2)難聴者 デモ実験に 駆り出されA.jpg
(講義風景、ここをクリックでパノラマ写真
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2019年02月10日

eSRU第14期第2講案内

 eシルクロード大学(eSRU)第14期第2講案内です。

日時:2019年2月21日(木)18:00〜19:30
講師:(株)メディア・マジック社長 里見英樹氏  
演題:「バスロケの取組&気になるデバイス「AUMEO AUDIO」の実演」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
 バスロケの取組では今冬、JR北海道バス、札幌ばんけいバスにおいてバスロケーションサービスが開始されました。それらの開発の経過と展望を説明していただきます。
 気になるデバイス「AUMEO AUDIO」の実演では、加齢とともに聴力が落ち、実際には同じ音や音楽を聞いても、人それぞれ聞こえ方が違います。それを簡易的な聴力測定を通して、スマホで最適化されたDSP内蔵のアンプで音を最適化した実演を行っていただきます。
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2019年01月28日

eSRU第14期第1講

 eシルクロード大学(eSRU)第14期第1講は
2019年1月17日(木) 18:00〜19:50
講師に(有)マーヴェリック・クリエティブ・ワークスCEOの
久保俊哉氏をお迎えし、「ショートフィルムと映像コミュニケーション」
の演題でお話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。

 講師の久保氏は、筆者の提言で札幌市肝いりの「eシルクロード大使館」なる組織が立ち上がった時、親善大使のお一人として加わっていただきました。この「eシルクロード大学」はその時から続く勉強会です。やはり親善大使のメンバーだったビー・ユー・ジー社の創業者でカスケード社の服部裕之社長が2018年の9月に亡くなられて、そのお別れ会で久しぶりに久保氏にお会いし、今回講師を依頼した経緯があります。
 久保氏は小樽市生まれで、幼少時代札幌で過ごされ、その後東京に移り、日本大学芸術学部・放送学科に入学されています。在学中に映画評論家の淀川長治氏の元でアルバイトをしたと話されていました。卒業後畑違いの職場に就職し、転勤を機に札幌に戻り札幌の広告代理店や前記故服部氏が関係していたゲーム・CG会社に勤め、現在の(有)マーヴェリック・クリエティブ・ワークスを設立して活躍して来られています。
 久保氏が仕掛け人となり2006年に札幌国際短編映画祭が誕生しました。札幌市も新しいメディア産業の牽引役としてこの映画祭に期待を寄せ、資金や施設で支援して来ました。久保氏は映画祭のポリシーとして、1.ショートフィルムの新しいマーケットの創造、2.ショートフィルムの新しい映像表現の可能性の追求、3.子供たちのための映像教育機関の役目を担う、4.インディーズ魂(独立して自分の意志を示せる人)を尊重する気風を広める、5.映像作家や作曲家の活動できる場を作り出す、6.文化や映像表現の多様性を重視する、7.グローバルなフィルムメーカーのネットワークで世界平和に貢献する、等を紹介されていました。
 国際短編映画祭の2006〜2014年の統計のスライドには141カ国、24,640作品の数字が表示されていたので、これは大した数です。2014年の映画祭の来場者の分析も紹介されていました。海外の短編映画祭に出向いての札幌短編映画祭の取り組みの宣伝等を行った例の紹介などもありました。その活動で国際映画祭のグローバルなネットワークが形成され、札幌市の財産になっているとの事でした。
 札幌市を舞台にして続けられて来ているイベントとして、短編映画祭の他にPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)とサッポロシティジャズの道外観光客の認知度のアンケートを取り、その結果の順位の質問がありました。筆者は、この3つのイベントで一番認知度が高いのはPMFと思っていると、短編映画祭が一番高く、PMFは認知度では3番目だとの話を聞いて意外でした。
 久保氏は市内の大学で講義を持っている事もあり、多分学生に講義する映画製作の解説の披露もありました。旧ソビエト連邦の映画監督セルゲイ・M・エイゼンシュテインが提唱した「モンタージュ理論」を短編映画祭の作品等を例に取って説明されました。ヒッチコック監督の作品の「サイコ」で映画製作のテクニックの解説がありました。短編映画祭の作品「Teeth(歯)」の舞台が湖の真ん中に浮かぶ小舟の中で このシーンは実際は岸辺で撮られている話もありました。この作品は筆者も見ていて記憶に残っています。
短編映画では台詞が一切なくても観客に意味を伝える事ができる作品例のデモもありました。そのような作品も含めて、映像理解の教育を小中学校ぐらいで行う必要があるとの久保氏の提言がありました。
 質疑応答ではショートフィルムとユーチューバーが創り出す作品の違いの話などがありました。ユーチューバーは動画を撮っているのに対して、ショートフィルムでは脚本(物語)が存在する、といった解説がなされました。昨年エベレストで遭難死した栗城史多氏はユーチューバーの先駆けで、栗城氏は国際短編映画祭の事務局があった札幌産業振興財団のICC(Inter Creative Center)に一時期事務所を持っていた事がありました。

 出席者は7名でした。

講義中の久保氏A.jpg
(講義中の久保氏)

講義のスライドA.jpg
(講義のスライド)

1・17(その2)映画祭 短編映画 逸話聞くA.jpg
(講義風景、ここをクリックでパノラマ写真
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