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2017年11月08日

eSRU第12期第11講案内

eシルクロード大学(eSRU)第12期第11講案内です。

日時:2017年11月16日(木)18:00〜19:30
講師:元北海道新聞社出版局局長 中山明展氏
演題:「今なぜ本か? わたしの読書法」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:
 大人も子供も本よりスマホの時代である。67歳の私はスマホも携帯も持たない本派だ。本の中には人類の知恵がつまり、未知の世界へと誘ってくれる。そんな本の楽しさを、お伝えしたい。
1、自由人の本ざんまい
定年退職の後、「月10冊本を読む」を目標とする。2010-15の6年間は達成。昨年は76冊だった。
2、なぜ本を読むか
  「百聞は一見にしかず」、聞いた千遍より見た一遍というのは青年のやること。老人になると残る時間は少ない。「一見より百読」。本には知らない世界が広がる。その中で一番ひかれたものを見に行けばよい。
3、私の好きな本(人)
  ・鶴見俊輔さん 「言い残しておくこと」(作品社)など。行動する哲学者だった。
  ・黒田清さん 「新聞が衰退するとき」(文藝春秋)など。大阪読売でジャーナリズム魂をいかんなく発揮。ナベツネ路線に反発して退社後も黒田ジャーナルで活躍した。
  ・荒又重雄さん 82歳の北大名誉教授(経済学)。「残日録−新しい労働文化のために」という小冊子を毎年発行。その読書量、行動力は老人の鑑。
(番外)村上春樹はなぜノーベル賞を取れないか
4、あふれる本をどうするか
  ・東北に本を贈る運動
   北海道ブックシェアリングの東北に図書館を再建する運動に共感、2011年から毎年100〜200冊を寄託。
  ・いい本旅立ち作戦
   100冊贈っても、同じくらい買うので少しも減らない。そこで東北200冊、その他お世話になった図書館等(母校札南、初任地浦河の図書館など)に100冊の計300冊に増やす。手放しがたい本も送り出す(伊藤整文学賞の全49冊など)。
5、初めてつくった本(本づくりの楽しさ)
  昨年4月に自費出版した「川崎彰彦傑作撰」(300冊)の顛末記。
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「北海道の絶景空撮パノラマ2018年カレンダー」&「爪句@北科大物語り」出版記念会


 標記記念会は2017年10月19日(木)午後6時〜8寺札幌テレビ塔2Fの
ライラックで開催されました。会の冒頭いつものようにパノラマ集合写真
撮影となりました。カメラマンは福本工業の山本修知氏です。
記念会集合パノラマ写真2017_10_19A.jpg
(記念集合パノラマ写真:赤字クリックでパノラマ写真表示になります。)

 来賓挨拶は(財)さっぽろ産業振興財団専務理事酒井裕司氏です。酒井氏は
財団で行っている人工知能の俳句作りプロジェクトの紹介をされていました。

酒井裕司氏A.jpg
(ご挨拶中の酒井氏)

 乾杯は北科大同窓会雪嶺会長小林敏道氏にお願いしました。小林氏は
爪句集の共著者のお一人でもあります。(小林氏の写真はみつかりません。
撮り忘れのようです)

 「爪句@北科大物語り」の共著者の槌本昌則教授は爪句集完成前に
急逝されました。記念会には奥様とお二人の娘さんに出席していただき
ご挨拶をお願いしました。ご遺族と並んでいるのは司会役の三橋龍一
北科大教授です。司会はもう一人福本工業の福本義隆氏が務めていて、
福本氏も爪句集の共著者です。

槌本先生ご遺族A.jpg
(ご挨拶される故槌本教授のご遺族と司会の三橋教授)

 室蘭工業大学名誉教授の久保洋先生にもスピーチしていただきました。

久保洋先生A.jpg
(スピーチ中の久保先生)

 今回出版したカレンダーと爪句集は(株)アイワードで印刷していただいています。
アイワードの木野口功会長からもお言葉を頂きました。

木野口功アイワード 会長A.jpg
(スピーチ中の木野口会長)

 これまで出版して来た爪句集の編集担当の共同文化社の長江ひろみさんにも
爪句集出版に関する裏話のような事を語っていただきました。
 
長江ひろみさんA.jpg
(スピーチ中の長江さん)

 その他出席された多くの方々にスピーチをお願いしました。
 中締め乾杯は私設北海道開拓使の会理事長石黒直文氏を
予定していたのですが、欠席ということで急遽
(株)ティ・エム社長田村麻由美さんにスピーチに続いて
乾杯をお願いしました。

田村麻由美さんA.jpg
(スピーチ中の田村さん)

 出版記念会は無事終了しました。
来年も同様な会が持てるとよいのですが。
posted by esre at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版

2017年09月28日

eSRU第12期第10期は出版記念会となります

 eSRU(eシルクロード大学)第12期第10期は
下記出版記念会に代えます。

「『2018年北海道の絶景空撮パノラマ写真カレンダー』・
『爪句@北科大物語り』出版記念会」

日時:10月19日(木)午後6:00〜8:00
場所:テレビ塔2Fライラック
会費:3000円、参加と爪句集購入の方3500円
参加とカレンダー購入の方4000円
参加とカレンダー・爪句集購入の方4500円
申込先:青木まで(aoki@esilk.org @は英小文字で)
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eSRU第12期第9講

 eシルクロード大学(eSRU)第12期第9講は
2017年9月21日(木)18:00〜19:30
講師に道立総合研究機構・工業試験場研究主幹大村功氏をお迎えして、
「画像を使ったセンサの話」のテーマでお話を伺いました。
場所は何時ものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 大村氏は1986年北海道大学工学部応用物理学科を卒業し、後に同大学博士号(情報工学)を取得しています。工業試験場ではディジタル回路、画像処理分野の研究に従事して現在に至っています。

 講演では,北海道立総合研究機構で研究開発に取り組んでいる画像センサについての紹介がありました。

 大村氏が取り組んでいる画像センサは,パソコンを用いず,撮像センサとFPGA(プログラム可能なLSI)で構成したもので,小型で高速な処理が特徴です。画像の処理は,北大で開発した,屋外での安定した「画像照合」が可能な方向符号照合と呼ばれる方法を基本処理として使っています。独自にハードウェア処理回路を構成することで高速な処理が可能となっています。同じ構成と基本処理のまま,さまざまなセンサへの応用開発を進めており,講演では,いくつかの開発中の応用事例の紹介がありました。

 農作業車両向けの速度センサとしては、地面の画像を捉えてミリメートル単位での動きを計測する速度センサを,作業機の安全確保に向けたセンサとしては人などが車両前方へ入ったことを警告するセンサを,また,人と同じように2つの画像で距離計測するステレオビジョンセンサにより3次元画像を行うセンサなどへの応用に関する研究紹介がありました。特にステレオビジョンセンサは,研究中の除草作業支援ロボットにおいて,ぶどう樹を見つけるセンサとして活用しているとの事です。

 近年道内では大小のワイナリーでのブドウ生産が盛んになり、特に大規模ワイナリーでは人出不足もあり、ブドウ畑の下草刈りにロボットが利用できるようになれば北海道の特色ある農業支援システムとなり得ます。その実用化のための開発研究の途上にあり、研究で苦心談の紹介がありました。

 紹介されたセンサ技術は今後も色々な分野に焦点を当て、研究開発を進めていき,最終的には道内企業において実用化を目指しているとの事です。

 なお、北海道立総合研究機構工業試験場は道内企業の技術支援を目的とした機関です。講義で紹介されたお画像センサの技術は、要望に応じて道内企業への技術移転が可能だとの事です。

 出席者は9名でした。

講義中の大村氏A.jpg
(講義中の大村氏)

講義風景・大村氏A.jpg
(講義風景)

9・21(その3)画像処理 昔の研究 忘れけりA.jpg
講義のパノラマ写真
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2017年09月01日

eSRU第12期第9講案内

eシルクロード大学(eSRU)第12期第9講案内です。

日時:2017年9月21日(木)18:00〜19:30
講師:道立総合研究機構・工業試験場研究主幹 大村功氏
演題:画像を使ったセンサの話
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:
 工業試験場で研究開発してきた画像センサについて、
原理と応用をわかりやすく紹介します。
○ものを見るための超基本原理「画像照合」
○瞬時に判断するための高速処理
○センサへの応用
  ・動く速度を測る・・・車速センサ
  ・距離を測る・・・ステレオビジョンセンサ
  ・動く方向を測る・・・進路侵入検知センサ
  ・最適なピント位置を測る・・・合焦センサ
  ・見通しの悪さを測る・・・視程センサ
○ロボットへの応用
  ・除草ロボット

 なお、講義は一般向けの内容となっています。
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eSRU第12期第8講

 eシルクロード大学(eSRU)第12期第8講は
2017年8月17日(木)18:00〜19:30
講師にエコモット代表取締役入澤拓也氏をお迎えして、
「AI×IoTで北海道の未来を開拓」のテーマでお話を伺いました。
場所は何時ものユビキタス協創広場 U-calaでした。
 入澤氏の興した会社「エコモット」は今年(2017年)6月に札幌証券取引所のアンビシャス市場に上場しています。同市場には長らく新規上場会社が無かったところ、今年の2月に「フュージョン」の上場があり、それに続いての上場で、話題の会社(経営者)になっています。伝え聞くところでは、ノートパソコン1台、10万円の資金で創業し、10年で上場に漕ぎつけたとの事で、札幌のIT業界でのサクセスストーリーになっています。
 講演での氏の自己紹介では、札幌平岸高校を卒業後、米国ワシントン州にあるカレッジを卒業しています。このアメリカ留学は映画監督を夢見てとの事でした。2002年にクリプトン・フューチャー・メディア((株)に入社して、音楽コンテンツ制作を手掛けています。制作した携帯の着信メロディを「Sony Ericsson」に売り込んだエピソード紹介がありました。筆者が関係していたプロジェクト「eシルクロード」でも韓国企業の「エマシス」社とクリプトン社の提携に入澤氏も関わっていた話があり、当時の事を思い出しました。
 入澤氏はクリプトン社の「初音ミク」がブレークする前の2007年2月に同社を退職し、現在の会社を創業しています。会社経営上からも経営に関する学問的な知識が必要と、小樽商科大学大学院に入学し、MBAを取得しています。
 演題にもあるように、エコモットはIoT市場でAIを武器にビジネスを展開しようとしています。これからの社会は、人口減少はあっても「物」は増え続けるので、インターネットを介して「物」と結び付くサービスは拡大が見込めます。事実、従来のICT市場の規模は大きくても、その伸び率は0.1%/年であるのに対して、IoT市場のそれは12%との試算があり、現在の市場の全体規模は小さくても、将来性のある分野であるとの紹介がありました。
 近年のAI技術の急速な発展は、サイバー空間でのビッグデータを利用した分析や判断の正確さが基礎にあります。このAI技術と現実世界を、センシング技術、通信技術、インターネットを介して結び付けることで利用価値のあるサービスを開発し、社会に提供する事を同社の使命にしています。
 具体的な同社の開発サービス例として、駐車場の融雪システムの紹介がありました。従来は積雪の状態を人間が見て融雪装置のスイッチの開閉を行っていました。ここで、過去の積雪画像のデータをAIで分析することで、人の判断からAIによる判断で装置のスイッチ操作をします。こうする事で、融雪のためのエネルギー代を節約できる事が実証されています。このサービスは札幌だけでなく本州でも採用され、会社の規模が拡大しています。
 AIに関連した話題で、近未来に人工知能に取って代わられる職業の紹介(米国)があり、その上位に小売店販売員、会計士、一般事務員、セールスマン、一般秘書などが並びます。アメリカで利用が拡大している移動手段のUBERの話題も出て、JR北海道が路線を廃したら、UBERや自動運転技術による自動車移動システムの開発による対処法も今後の可能性があるだろうとのお話でした。
 入澤氏は北海道の発展にAI、IoT技術を活用する事にこだわりを持っています。北海道の直面する解決を求められている課題のキーワードには「離農」、「JR問題」、「カジノ」、「高齢化」等があります。これらのいずれにも技術的なサービス開発が求められ、同社も関与していきたいとの希望が語られました。
 これらの問題をより多くの人の知恵で解決していく事や、同社の発展のヒントを得るためにも、積極的に他社との関わりを持っていこうとして、入澤氏は業界団体の役職にも就いて講義います。「北海道IT推進協会」常任理事、「北海道モバイルコンテンツ・ビジネス推進協議会(HMCC)協会」常任理事、「NPO法人札幌ビズカフェ」副理事長等々で活動の範囲を広げています。
 入澤氏の好きな言葉として紹介されたものに、「一人では何もできない。しかし一人が始めないと何も始まらない。」がありました。現在37歳の入澤氏の大きな夢を別の会合で聞いた事があります。夢の実現性はさておいて、若さを武器にこれからの発展が期待されます。
 出席者は9名でした。

講義する入澤氏A.jpg
(講義する入澤氏)

講義風景A.jpg
(講義風景)

8・17(その3)耳にする 第三世代 世の変わりA.jpg
講義風景のパノラマ写真
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2017年07月30日

eSRU第12期第8講案内

eシルクロード大学(eSRU)第12期第8講案内です。

日時:2017年8月17日(木)18:00〜19:30
講師:エコモット代表取締役 入澤拓也氏
演題:AI×IoTで北海道の未来を開拓
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:
 2017年6月に札証アンビシャスに上場を果たしたエコモットの
 AI×IoTの最新の取り組みや、北海道の未来をどう変えていくのか?
 また、創業からこれまでの道程やこれからの展望について語っていただきます。
posted by esre at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学

eSRU第12期第7講

 eシルクロード大学(eSRU)第12期第7講は
2017年7月20(木)18:00〜19:30
講師に主宰者の青木、北海道霊芝社長尾紀靖北氏、
ジャストイングリッシュ社長宮崎昭人氏、北海道科学大学
(北科大)教授三橋龍一氏をお迎えして、「北海道鉄道写真館
及び空デーニァ写真館」の演題でお話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。

 北海道霊芝が購入し、霊芝栽培工場にしている旧西美唄小学校にJR北海道の駅のパノラマ写真を展示する「北海道鉄道写真館」を新設し、現在209駅の写真と説明文を掲示した写真館の紹介が青木北科大客員教授よりありました。事の経緯と写真館開設に関しては北海道新聞(岩見沢・南空知版)に掲載され、北科大の広報掲示板にも新聞コピーが貼り出されました。また「プレス空知」の取材と同紙掲載もありました。
 旧美唄小学校を購入した経緯と、そこで北海道霊芝(と央幸設備工業)が取り組んでいる霊芝栽培については、尾北社長から紹介がありました。霊芝に関しては以前「eシルクロード大学」で尾北氏が講師で講義がありました。
 北海道写真館と並んで「空デーニァ写真館」も新設されており、空デーニァ・プロジェクトについては同プロジェクトを推進している宮崎昭人氏から説明がありました。ついでに、北海道を初めて西洋に伝えたと思われるイタリア人宣教師ジローラモ・デ・アンジェリスの追跡調査に関する紹介がありました。同宣教師は世界で初めてアイヌ語を文字として記録し、初めて北海道地図を描写した西欧人と考えられているそうです。宮崎氏とダビデ・ウィケドウ氏の調査が進めば北海道の歴史に一節を加えることになるかもしれません。
 「北海道鉄道写真館」立ち上げで協力していただいた三橋教授は、最新のドローン「Spark」を会場に持ち込み、実際に室内での飛行実演を行っていただきました。このドローンはジェスチャーコントロールが可能で、出席者の長江さんがジャスチャーコントロールに挑戦していました。ドローンで撮影した出席者の写真や、ドローンで撮影し合成したパノラマ写真を載せておきます。
 出席者は講師を含めて11名でした。

7・22(その2)写真館 開設記事を 重ね撮りA.jpg
北海道鉄道写真館新聞(道新)報道記事と北科大広報掲示)

講演する宮崎氏A.jpg
(講演する宮崎氏)

講演する三橋氏A.jpg
(講演する三橋氏)

Sparkと長江さんA.jpg
(Sparkをジェスチャー操縦する長江さん)

SparkeSRU記念撮影A.jpg
(Sparkによる記念撮影)

7・21(その2)室内で 空撮パノラマ 最初なりA.jpg
(Sparkによる空撮パノラマ写真
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2017年07月13日

eSRU第12期第7講案内

eシルクロード大学(eSRU)第12期第7講案内です。

日時:2017年7月20日(木)18:00〜19:30
講師:パノ鉄本舗代表 青木由直氏(+三橋龍一氏他関係者)
演題:北海道のJR駅(+空デーニァP)写真館構想
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
 パノ鉄本舗は全道のJR駅の全球パノラマ写真撮影を完了し、写真はパノ鉄本舗のサイト(http://www.panotetsu.com/)で見ることができます。ネットだけでなく、写真を直に見ることができる写真館を、央幸設備工業(株)が買い取り霊芝栽培の工場としている旧西美唄中学校に開設し、充実したものにするプロジェクトについて、これまでの経緯の説明と今後の展開を紹介します。また、空知とイタリア・サルデーニァ島を結ぶ「空デーニァ・プロジェクト」(http://sora-degna.com/)の一環としての写真館構想についても併せて説明します。
posted by esre at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学

2017年07月02日

eSRU第12期第6講

 eシルクロード大学(eSRU)第12期第6講は
2017年6月15日(木)18:00〜19:30
講師にルチア学習塾塾長・社会福祉士の間島幸雄氏をお迎えして
「子供食堂1年間の取り組み」の演題でお話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。

 間島氏は、地域の仲間と共に経済的理由で十分な食事をとれない子供に温かい食事を与え学習指導をボランティアで行っております。豊かな社会に成ったはずの我が国は実際には所得格差が広がり、貧困問題が深刻になってきている現状の現場からの問題提起でした。講義内容を箇条書きで列挙しておきます。

@ 日本は格差が拡大し低所得層がさらに貧困に陥っている。
A @につれて子どもの貧困割合も1/6人になる等、非常に深刻になっている。
B 貧困は様々な精神疾患や人間関係の悪化をもたらし、未来への失望を生んでいる。
C 本来、貧困を防ぐ生活保護制度やその他の児童手当増額等福祉制度で対応すべきであるのに、政府はそれをしようとしていない。
D 子供貧困対策法を制定し、子ども食堂等、ボランティアを活用する限定的で安上がりな方法で対処しようとしている。
E 貧困からの脱出の基本は経済の活性化である。しかし、アベノミクス等日本の経済政策は景気回復に成功していない。ますます格差が増加している。少子高齢化し急激な人口減が進行している
F 大きな政策の変更が必要である。経済活性化のトリクルダウンという大企業支援重視策を止め、弱者への福祉予算を大幅に増額する。
G 政治・民間部門は既得権益者(エスタブリッシュメント)で占められており、「岩盤」と表現されるほど改革が難しくなっている。新たな政策を策定・実施するには日本の政治・経済のシステム全体の変更が必要である。これは憲法の大改正(分権等)につながる問題である。
H 日本の経済政策を決定する際注意しなければならないのは米国の意思である。日本の労働者階層の貧困化の一大原因は派遣労働者法の改悪であるが、派遣労働者の職種の規制を取り払い、非正規労働者の大幅増→正規労働者減→給与所得減→購買力減=内需減→不況を招いている。この派遣労働者の規制を取ることを要求したのは米国であり、これに従い要求を取りいれた。(日本ではあまり重要視されてきていないが、年次改革要望書により米国は多くの日本にとって大切な経済的要求を実現してきている)

 出席者は8名でした。

講義中の間島氏A.jpg
(講義中の間島氏)

講義風景(2017・6・15)A.jpg
(講義風景)

6・15(その2)貧困に 光届くか ルチア塾A.jpg
(講義風景のパノラマ写真
posted by esre at 04:36| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学