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2016年09月17日

eSRU第11期第10講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第10講案内です。

日時:2016年10月20日(木)18:00〜19:30
講師:(株)ディグダグッドIMC社長・写真家 室崎新一氏
演題:「サッポロ・ストリートから」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:「若者たちの夢と絶望が交差するサッポロ・ストリート
   この街角から生まれたヒップホップビジネスを語る」

   お金も学歴も何もない若者たちが会社を起こし、音楽業界で生き残り, 
   第一線のミュージシャン、映像作家、デザイナー、イベントプロデューサー、
   映画俳優として自立することが出来たのか,その経緯をお話ししていただきます。
   
   〇アジアを巻き込んでの音楽イベント
   〇地方自治体の町おこしイベント
   〇外資系を含む大手企業とのコラボ
   〇NPOの設立
   〇音楽配信事業
   〇テレビ、ラジオ番組の制作
   〇アパレルの展開などなど
   
   20代前半の若者たちに交じって、唯一の大人として、室崎氏がどう係って来たのか
   ということにもお話で触れていただけると思います。
posted by esre at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学

eSRU第11期第9講

 eシルクロード大学(eSRU)第11期第9講は
2016年9月15日(木)18:00〜19:30
講師に(株)日経BPソリューションズ社長
・日経コンピュータ元編集長 横田英史氏をお迎えして
「技術専門誌、今昔物語」の演題で講義を行って
いただきました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-cala
でした。
 横田氏は2016年3月に札幌に設立された「日経BPソリューションズ」の社長で「日経コンサルティング」の取締役も兼務されています。会社名が並びますが、組織図では日本経済新聞社の傘下に「日経BP」社、その下に「日経BPコンサルティング」その下に「日経BPソリューションズ」とつながっています。
 横田氏の経歴は大学の電子工学科を卒業後、川崎重工で電子制御の技術者として仕事をしています。技術者としてはゴミ焼却炉の開発に取り組んで、特許も取得しているとのことでした。Z80や8085のCPUも手配線して使った話も出て来て、懐かしい技術の紹介でした。機械系の会社で電子系の仕事は何でもやらされ、この技術者としての経験が、その後転職した技術系記者の仕事に役立ったそうです。
 川崎重工から「日経マグロウヒル」に転職、「日経エレクトロニクス」記者、「日経コンピュータ」編集長等を経て現在に至っています。
 横田氏が出版業界に入った頃がこの業界の紙メディアの全盛期で、その後インターネットの普及に反比例するように、印刷・出版の落ち込みは続いていて、その傾向を止める手立てが見つからないとのことです。日経BPは多くの専門雑誌を出版していて、最盛期には購入者の選別を行っていて、会社の部長クラス以上を顧客にして売っていたとのことで、クオリティの高い業界誌であった事がわかります。そのような独占的な販売が可能であったのは、紙メディアの時代に顧客情報の囲い込みも要因の一つであったようです。
 ネット時代になり、顧客情報をビックデータで得ることができる流れの中で、これまでの記者による取材とそこで派生する人間関係で得られた顧客情報の量とリアルタイム性がネットにどんどん追い越されていきます。加えて、雑誌の広告収入も急速に落ちています。しかし、過去の雑誌の広告による高収益性に足を引っ張られて、ネットへの移行にブレーキがかかってしまった、という実情があります。
 この状況で電子出版が急速に伸びてきており、出版では電子対紙は10対1ぐらいまでになっているのではないかとの統計があります。電子出版の成功例は2010年に出現した、ネットで雑誌の読み放題の「dマガジン」で、会員数は300万人を突破しています。その成功の秘密は、ドコモの認証・課金システムを利用していて、Auやソフトバンクのユーザーも読み放題が可能で、記事単位でも読むことができる事などがあげられます。電子雑誌元年がやってきたとも言われています。
 電子であれ紙であれ、ユーザーが出版物に求めるものは、早い、詳しい、面白くて役に立つもので、これは専門誌でも変わりません。紙メディアは早く詳しい点では電子メディアに敵いません。メーカー自身が自社のデータを、直接ネットを介して公表する時代では詳しい情報という点でも専門誌は守勢に立たされます。紙メディアの雑誌の生き残る道としては、面白くて役に立つキーワードを追及し、ネットとの補間関係を展開するあたりか、とのお話でした。新しく札幌に立ち上げた会社もその方向で企業展開を考えているとの事でした。
 出席者は8名でした。

講義中の横田氏A.jpg
(講義中の横田氏)

横田氏の講義スライドA.jpg
(講義スライド)

講義風景(2016・9・15)A.jpg
(講義風景)
posted by esre at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学