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2016年10月22日

eSRU第11期第10講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第10講は
2016年10月20日(木)18:00〜19:30
講師に(株)ディグダグッドIMC会長・写真家 室崎新一氏を
お迎えして、「サッポロ・ストリートから」の演題でお話を
伺いました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。
 室崎新一氏は北海道教育大卒業の写真家で、特にアフリカの野生動物に思い入れがあり、アフリカに出向き写真を撮っていると聞きました。写真家としてのお仕事とは直接関係がない(株)ディグダグッドIMC (DIG DA GOOD GROUP INC)の代表取締役会長職にも就いておられ、今回はこの会社に関するお話でした。因みに「DIG DA GOOD」とは「良いものを掘り出す」といった意味であると聞きました。
 ここで「良いもの」とはタレント・アーティストであり、その埋もれた才能です。組織の枠にはまらず、学歴や職歴の無い若い才能あるミュージシャンやタレントの卵が、自分の好きなことだけで生活していくのは至難の業です。その状況で、才能ある若者が生活の場を確保しながら、才能を伸ばして行ける組織(会社)の経営者の立場に室崎氏はあります。
 会社は、それぞれ独立して活動するアーティストが集まって形を作っています。こうする事により、アーティストがそれぞれの会社経営や管理業務を集団の会社に任せて、各自の得意分野に精力を傾注できるメリットがあります。会社には多くのアーティストが所属するため、業務の形態が多様で、それぞれ仕事内容を仕分けして説明がありました。
 まずレーベル・アーティストマネージメントがあります。この業界に疎い者には初めて耳にするアーティストやその集団のHOKT、YOUNG DAIS 、N.C.B.B、などが所属しているとの事です。会社の「DIG DA GOOD IMC」がレーベルです。HOKTは陸別町出身で、ヒップホップ音楽ではメジャーで、N.C.B.B(North Coast Bad Boyz)を結成しています。札幌を拠点にして活動を続けていて、モットーが “B-Boyz Be Ambitious”で、これは面白い。TBS系ドラマ「池袋ウェストゲートパーク」のモデルになっています。
 会社ではイベントの企画・制作・運営を行って来ています。観光地のホテルに客があまり来ない頃、JTBと組んで宿泊型音楽フェスティバルを行っています。その国際版としてヒルトンニセコビレッジでアジアのトップアーティスト達を招待し、「HOKKAIDO」のブランド紹介を行いました。カーデーラーと組んだイベントの成功と失敗談の話もありました。そのせいか、室崎氏は車に関しては一家言の持ち主でした、
 音楽配信の仕事の紹介もありました。今や音楽CDを制作してもほとんど売れないそうです。音楽の流通がCDからネット配信に移行しているためです。そのネット配信も聞き放題のサービスが現れて、音楽アーティストに入る著作権料がほとんど見込めなくなってきています。ただ、ビッグな音楽アーティストや演歌などのCDは年配世代の昔からのファンも居て、売れているそうです。「DIG DA GOOD IMC」ではアーティストオファー、レコーディング、マスタリング、ジャケットデザインなどリリースに至る全作業を行っており、タイトル数は120曲を超えているとの事です。
 同社ではアパレルブランドの展開やアパレルショップの運営も行っています。北海道から発信するストリートブランドの位置づけで、ロック音楽を加味したものや、ヒップホップカルチャーから派生したブランドを育てています。アパレルショップの「CHILL IN DA HOUSE」を運営しています。
 映像部門では「DDG Film」として作品を出しています。日本のヒップホップトップランカー達のビジュアルプロデュースを一手に引き受けているとの事です。
 ヒップホップ番組を中心にしたテレビ番組やラジオ番組の運営や制作も手掛けています。TVHテレビ北海道やFMノースウェーブでの番組で放送されています。
 同社は札幌中心部の大通りでレコーディングスタジオを運営しています。これまで積み上げて来たプロモーションスキルで、映画やCDによる広告代理業務も行っています。
 室崎氏のお話をまとめるにあたり、これまで耳にしたことがない言葉や用語が出て来て、ネットで調べたりして勉強になりました。日本では一般に馴染みの薄いヒップホップ文化は札幌すすきの界隈で生息していて、一度見てみたいものだと思いました。それにしても、ストリートアーティストからメジャーな存在のランク入り(トップランカー)になるのは大変のことだ、という感想です。
 出席者は7名でした。

講義中の室崎氏A.jpg
(講義中の室崎氏)

講義風景2016・10・20A.jpg
(講義風景)

講義資料A.jpg
(講義資料)
posted by esre at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学
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