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2017年04月25日

eSRU第12期第4講

 eシルクロード大学(eSRU)第12期第4講は
2017年4月20(木)18:00〜19:30
講師に(株)メディア・マジック社長の里見英樹氏と本部長の
堀川敦史氏をお迎えして、「バスロケーションシステムの取り組み」
の演題でお話を伺いました。場所はいつものユビキタス協創広場
U-calaでした。
 里見氏からはメディア・マジックの主要事業の紹介がありました。同社はスマートフォン及びフィーチャーフォンに関わるビジネスやコンテンツサービスの企画・制作・運用・保守を行っています。同社の設立は1996年で設立20周年を迎えています。現在設立20周年の記念品を制作中で、間に合えばeSRUの出席者に配る予定だったのが、間に合わなかったので、後で配布希望を申し出るともらえるとのことでした。
 同社は2001年からモバイルサイトの開発・運営に携わっており、「エバンゲリオン」のブランド力を利用したコンテンツを多く制作しています。現在まで運営に携わるサイトは70、ユーザー数は50万人に上るとの事です。
 「ケータイスタジオ」というモバイルサイト制作に特化した、同社独自の開発ツールを世に出しています。これはスマホ等でのアプリの初期開発時と運用時のランニングコストの削減を目的としており、使用に関しては高い技術レベルを必要としないものです。開発言語はPHPです。
 同社は自社コンテンツ事業としてスマホのゲームも手掛けています。しかし、ゲーム開発には、最初資金を注ぎ込まねばならず、事前にどんなゲームがヒットするのかがわからない難しさがあるとの事です。千種類のゲームを開発して、50種類が元を取れるかどうかの世界だそうです。あるゲームで1万本が売れたとしても、失敗の部類に入るとの話でした。資金を投入しても失敗する例も多い中で、失敗例と同じような内容のゲームでも、装いやキャラクターを変えることでヒットする例もあると「パズ松さん」の実例が紹介されました。その他観光協会とタイアップで、スマホでの観光・宣伝サイトなどの開発を行っています。
 バスロケーションシステムは同社の堀川敦史本部長から紹介がありました。「バスキタ」と命名され開発されたバスロケーションシステムは、スマホやタブレット利用で従来の専用システムより安価に行えるシステムです。これからバス会社や地方自治体と連携してサービスを展開していこうとしています。北海道のような積雪・寒冷地ではバスが遅れる事も多く、バスを待つ客も何時バスがバス停に到着するか、自分のスマホやタブレットでチェックできると有難いサービスになります。バス会社にとっても、通常運行から遅れた場合の対応や常時のバス運行のデータ収集等でメリットのあるシステムです。
 現在バスキタを実用に供しているのは旭川市です。バス停近くの商業施設等でバス運行の状況がパネルに表示されると、客がバスの時刻を見ながら買い物ができ、客の購買を増加させ、バス会社と商業施設の両方にメリットをもたらす効果が期待できます。旭川市でのバスキタ利用客のアンケート調査も行われており、その紹介がありました。今後JR鉄道がバスに切り替わっていく趨勢の中で、いかに便利なサービスにつなげるかの検証も行われています。
 札幌市でも西区で実証実験が行われている最中で、西区のバス路線を利用している筆者は早速バスキタのシステムを自分のスマホにインストールしてもらいました。時刻表をいちいち確かめる必要もなく重宝しています。
 最後に、事前の筆者の希望もあり、アマチュア無線が趣味の里見氏の所有している巨大なアンテナが林立する基地でドローンの飛行練習ができるかどうかについてのお話となりました。駒岡にある基地の写真を見せてもらいながら里見氏から状況の説明がありました。里見氏も折りたためるドローンを所有しているとの事でしたので、一度1万坪あるというアンテナ基地でドローンを飛行させてみたいと思っています。
 いつもの倍くらいの出席者となり13名でした。

4・20(その2)ゲームから バスロケシステム 多彩なりA.jpg
(講演中の里見氏:パノラマ写真

eSRU講義風景(里見氏)A.jpg
(講義風景)

メディア・マジック社開発ゲームA.jpg
(メディア・マジック社開発ゲーム)

講演中のメディア・マジック堀川敦史本部長A.jpg
講演中の堀川氏:パノラマ写真

バスキタ旭川市の運用例A.jpg
(旭川市で運用中のバスキタ・システム)

バスキタ札幌市西区での実証実験A.jpg
(札幌市西区でのバスキタ実証実験)
posted by esre at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学
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