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2017年02月18日

eSRU第12期第2講

 eシルクロード大学(eSRU)第12期第2講は
2017年2月16(木)18:00〜19:30
講師に北大情報科学研究科メディアネットワーク専攻教授
荒木健治氏をお迎えして、「心を交わす人工知能」の演題で
お話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。
 荒木先生は1988年北大電子工学科博士課程を修了後、北海学園の助手、教授を経て北大情報科学専攻科の助教授、1998年に同教授となり現在に至っています。研究分野は自然言語処理、人工知能で、今回のeSRUでの講義はこの方面の先生の研究成果を織り交ぜたお話でした。
 講義テーマは先生の近著「心を交わす人工知能」(森北出版、2016年)で共著者にジェプカ・ラファウ、プタシンスキ・ミハウ、ディパワ・パヴェウ氏らが名前を連ねています。余談で、筆者は森北出版から「波動信号処理」(1986年)を上梓しています。
 自分とは異なる分野専門書を1冊読み通すのは時間のかかる事ですが、著者にその専門書の大まかな内容を聞くと、飛ばし読みにした知識が得られます。話の後で件の本を読み通すと、内容が頭に残ります。耳学問と精読を組み合わせることが出来、科学や工学の分野を理解していくのは、先生の講義と著書を読む機会を得て、効率が良い勉強法だと感じました。
 現在「人工知能」の言葉は色々なメディアに頻繁に登場します。現在は人工知能の第3次ブームの到来と言われています。ということは第1次、第2次のブームもあった訳で、先のブームは短期間で終息しています。ただ、前回までのブームで出現した概念の根本的なところは、現在のブームにも引き継がれています。
 その代表例が、最近話題のグーグルのアルファ碁のソフトが人間のトップ棋士でも勝てなくなるまで進化した例です。このソフトは「デープラーニング」と呼ばれていますが、その基本は前回のブームで提唱されたニューラルネットワークが3層までしか実現できなかったのを、さらに深い(デープ)層まで構築してパターンマッチングを行っています。人間の脳細胞のシナプス構造を機械(コンピュータ)で実現しようという考え方が変わったのではなく、コンピュータの処理スピードが速まって、深い層の処理を実現することが出来た事で、ある狭い領域で人間の知能を上回ったということです。
 囲碁(将棋でもチェスでも)というゲームの世界で、コンピュータが人間を上回った事に衝撃が走っています。しかし、自動車が出来て人間より早く走れる機械と、同じトラックで競争して人間が負けたと落胆する話は聞きません。もう、囲碁の世界で人間とコンピュータを競わせるような事は、人間と自動車の速度競走みたいなもので、人間とコンピュータの勝負というものは廃れていくと思われます(筆者の感想)。
 さて、人工知能の研究者にとっての気がかりは現在のブームが続くかどうかです(続いてほしいのは当然です)。荒木先生の見解では、このブームが続くキーワードは「心」にあるだろうとの事です。前掲著書の標題にある「心を交わす」人工知能です。普段何気なく使っている「心」という言葉は、コンピュータにそれを植え付けようと改めて考えると、その実態が何であるか分からなくなります。心を研究するのはコンピュータ科学でなくても、哲学、医学、法律、心理、認知科学、宗教その他諸々の分野で行われています。しかし、科学や工学では漠然と「心」を論じていても研究は先に進まず、そのとっかかりを探します。
 荒木先生のこのとっかかりは「言語」、「感情」、「倫理」、「ユーモア」、「常識」となります。どの項目も日常生活で普通に使っている人間の知能に関するものですが、いざコンピュータを目の前にして話を進めるとどれも厄介なテーマです。厄介だから研究のし甲斐があるももいえますが…
 「言語」はこれがあるので(使うので)人間である事を証明する強力なものです。人工知能が人間並みになるには言語能力を学習で獲得する必要があります。しかし、人間の幼児がどのようにして言語を獲得していくかは良くわかっていません。分かっていないものはコンピュータでシミュレーションもできない。人間の言語獲得についてもっと研究を進めて、コンピュータが自発的に言語を獲得していくようになれば、人間のパートナーとなる人工知能も期待できます。講義では従来の会話処理のシステムはつまらなくて、3回も応答を繰り返せば(人間の方が)飽きてきて、さらにコンピュータを相手に会話するのは苦痛になる、といった紹介もありました。
 現在行われている言語処理は、既にある言語(文献)の膨大なデータ(ビッグデータ)を高速に処理する事で、新しい研究分野を拡大しています。WEBには日々刻々と書き込みがあります。これらをネットワーク技術で検索することが可能になってきています。倫理をコンピュータに教え込む段で、多くの人が支持している考えをWEBから抽出してくる方法も可能性の一つとしてあります。
 荒木先生はデモとして、会場から先生の研究室のサーバーにアクセスして、キーワードを入力し、その時点でのWEBの文章をかき集めて多くの人の考え方の統計を表示して見せてくれました。例えば「不倫」と入力して、それが道徳的かどうかを抽出した例では、半数以上は道徳的であるとの結果です。これは普通に考えられている結果から大きく外れます。WEBに書き込まれた文章を、フィルターをかけずに取り込んでくるとこのような結果にもなり、WEBでの大多数の意見から「倫理」の基準を見つけるのは難点がある例です。
 ともかく自我に目覚めるような人工知能が出現しそうになる前に、倫理をコンピュータに埋め込む必要性は言を待ちません。荒木先生の講義では、人類を超える知性体として宇宙人と進化した人工知能が考えられ、宇宙人については「倫理」云々といっても致し方ないけれど、これから人類が進化させていく人工知能は未発達(幼児)の段階で倫理を教え込む可能性があるので救われ、そうすべきである、とのお話でした。ただ、倫理といっても単純なものではなく、アシモフの単純な「ロボット三原則」を例に、困った事態を引き起こす例の説明がありました。
 「感情」というテーマも掴みどころがありません。「喜怒哀楽」で簡単に片づけている感情も、カテゴリー分けにすればさらに多くの感情があります。国や文化の相違で感情は異なるものか、人間以外の動物にも感情はあるのか、「感情」と「理性」は別物のように扱われているけれど、果たしてそうなのか、等々と感情を持たせた人工知能実現には感情そのものの研究が必要です。対話型人工知能が人間と同様、対話を続けたくなるには感情がなければならない、というのはその通りであると思われます。倫理も感情があってこそ意味のあるもので、心の根っこには感情が巣くっています。「心」=「情」の等式が成立する状況も多々あり、これからの人工知能には「情(なさけ)」が必要です。人間と対戦する碁の人工知能が、相手棋士が人類の名誉を一身に背負って戦っているのなら、ここでは負けてやろうか、なんて考えたら立派なもので、人間に近づいた人工知能です(筆者の考え)。
 「ユーモア」と人工知能の関連では、荒木先生の研究室ではユーモアを作り出すシステムの研究を行っています。WEBから検索語で拾ってきた単語を組み合わせて駄洒落を作ったり、コントを作ったりします。荒木先生がNHK番組に出演して、コンピュータと人間のユーモア作者とユーモアで対戦した時の紹介もありました。この時困ったのは放送の禁止用語で、WEBには下ネタが溢れていて、そこから拾ってコント等を作成すると、面白いものは出来ても、放送禁止用語のフィルターで除かれて、面白いものが捨てられてしまうということです。
 「常識」を人工知能用に扱うほど「非常識」なことはないようです。先生の著作にも紹介されている例で、「次郎の兄は太郎です」、「太郎の兄は次郎です」の二つの文章を人工知能に与えたら、人工知能は混乱するかと思っていたら、「太郎、次郎、太郎」の三人兄弟だと理解したそうです。兄弟間では同じ名前をつけないという人間の常識が、人工知能では働かなかった事になり、人工知能を前にした人間の常識の盲点です。
 人工知能の意識と自我の問題になるともう哲学の領域です。でも、いずれ(今でも)人工知能は自我に目覚めるのか、という問題は研究されています。2045年には人工知能が人間の知能を超えるだろうという「シンギュラリティ」の問題もあります。個人的に言えば、筆者はこの「2045年問題」を目の当たりにすることはないでしょう。
 今回の講義を聞いて、前掲の荒木先生の著書を一読すれば、人工知能の研究の現状と抱えている問題を垣間見ることができ、この分野では門外漢にも読める内容なので、購読をお勧めします。
 出席者は13名でした。



2・16(その2)心持つ 人工知能 謎多しA.jpg

(講義中の荒木先生:画像「クリックでパノラマ写真)

荒木先生と講義風景A.jpg
(講義風景)

心を交わす人工知能A.jpg
(心を交わす人工知能)
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2017年02月06日

eSRU第12期第2講案内

eシルクロード大学(eSRU)第12期第2講案内です。

日時:2017年2月16日(木)18:00〜19:30
講師:北大情報科学研究科メディアネットワーク専攻教授 荒木健治氏
演題:「心を交わす人工知能」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:
 2016年に出版された荒木教授の共著に書かれている内容を引用して、人工知能の入門的講義になります。同書の帯にある「言葉を覚え、感情を理解し、善悪を判断し、ユーモアを交えながら、常識を踏まえて人間とコミュニケートする人工知能。そんな未来のAI技術に向けて、いま研究はどこまで来ているのか。」について語っていただきます。
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2017年01月23日

eSRU第12期第1講

 eシルクロード大学(eSRU)第12期第1講は
2017年1月19日(木)18:00〜19:30
講師に奈良大学3年生松尾誠之氏をお迎えして、
「北前船の運んだもの」の演題でお話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場U-calaでした。
 松尾氏は昭和26年名古屋市に生まれ、ホクレン並びに(一社)ジェネティクス北海道勤務を経て平成28年6月退職、10月から奈良大学文化財歴史学科に編入学して通信教育で学んでいます。
 今回の演題にある北前船はホクレン函館勤務時代に 函館基盤開発の恩人高田屋嘉平衛に出会ったことから興味をもって以降10年以上の付き合いになるとのこと。きっかけは宝来町にある大きな銅像と司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」が原点にあるそうです。でも恩があった割にはどうも函館の人は嘉平衛の業績に冷淡だといいます。
 江戸時代から明治初頭まで日本の物流を支えた大動脈・北前船は北海道と大阪を結ぶ西廻り航路が主体で 最大の特徴は運賃を貰って品を運ぶ賃積み船と異なり船頭の采配で何を積んでどこで下すかが決まる買い積み船だという点が性格を表しています。
 すなわち国内のあらゆる商品の需給状況が頭に入っていて、日本海沿岸の港毎に信頼を置いてくれる人々のネットワークが形成された近江商人に始まる商人道「売って喜び買って喜ぶ」のスタンスです。
 北海道からはコンブ・数の子・ニシン粕等が送り出されました。これらを積むために春先に大阪を出港した船は沿岸各地を寄りながら 最終は蝦夷地で米・酒など生活必需品を下して その賑わいぶりは「江差の5月は江戸にもない」と言われた位です。
 北前船寄港地で印象に残ったのは 佐渡島の小木港に隣接する集落・宿根木(しゅくねぎ)だといいます。千石積の本船を実物大に復元展示しているので大きさを体感してきたそうです。加えてここには今でも太鼓芸能集団「鼓童」の本拠地があってクライアントに求められると全世界を股にかけて公演を行っているあたりは、さしずめ北前船商人スピリッツが息づいているとのこと。
 瀬戸内赤穂市の坂越(さこし)も忘れ得ぬ寄港地だそうです。現在でも銘酒「忠臣蔵」の蔵元の奥藤酒造は、かつて北前船主として米・酒・赤穂塩を運んだ大店でもあり創業400年の伝統を誇るところですが、訪問時、現地郷土館の調査員と遭遇し、忠臣蔵の仇討ちばかりでない観光ソースを北前船寄港地に求めていく民間レベルのコンテンツ掘り起こし活動にいたく共鳴しています。
 平成28年11月には江差で開催された「北前船寄港地フォーラム」に出席した際に坂越からも参加があって件の調査員と再会をはたしています。北前船寄港地という歴史的共通項で繋がったフォーラムの議長は「北前船コリドール(回廊)構想」を提唱した作家の石川好氏だそうです。平成19年に山形県酒田市で第1回が開催されて以降毎年複数回開催され 江差大会は第18回に当たり この間北海道では第4回松前、第9回函館と開催されてきています。
 観光コンテンツとして地域の単独アピールはNHK大河ドラマの舞台にでもならない限り難しい、地域を繋ぐ北前船寄港地というファクターを掲げ北海道から関西までの西廻り航路をアピールすることは非常に魅力的なプランだといいます。特に明治時代以降 裏日本と呼ばれたこれら地域を表舞台に引っ張り出すきっかけになって、一極集中の東京を見返してやりたいと過激な発言もありました。
 今年の春先には北前船が現在申請中の日本遺産登録となって現代に甦ることを願ってやまないと締めくくりがありました。
 参加者は講師を含め7名でした。

講義中の松尾氏A.jpg
(講義中の松尾氏)

講義風景(松尾氏)A.jpg
(講義風景)



講義風景(パノラマ写真)A.jpg

(講義風景・画面クリックでパノラマ写真)
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2017年01月16日

UCHIDA FAIR 2017 in SAPPORO

UCHIDA FAIR 2017 in SAPPORO_A.jpg

UCHIDA FAIR 2017 in SAPPORO
日時:2月2日〜3日
2日(木)10:00〜18:00(受付時間 10:00〜17:30)
3日(金)10:00〜17:00(受付時間 10:00〜16:30)
会場:札幌市中央区北1条東4丁目1−1 サッポロファクトリー1条館1F
費用:無料
主催:株式会社内田洋行

フェアの情報はこちらをご覧ください。
http://office.uchida.co.jp/fair2017/sapporo.html
会場へのご案内はこちらをご覧ください。
http://www.uchida.co.jp/company/corporate/bases_4.html

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2016年12月22日

eSRU第12期第1講案内

eシルクロード大学(eSRU)第12期第1講案内です。

日時:2017年1月19日(木)18:00〜19:30
講師:奈良大学文化財歴史学科学生 松尾誠之氏
演題:「北前船が運んだもの」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/sapporo/index.html
内容:
1.北前船との出会い<函館・江差・淡路>
 〇函館勤務時代の高田屋嘉兵衛との出会い
 〇嘉兵衛生誕地淡路と北海道のつながり 映画「北の零年」
 〇江差町姥神大神宮祭の衝撃
2.北前船(千石船再現)に乗船<佐渡・宿根木>
 〇船大工がつくった宿根木集落
 〇世界講演を行う太鼓芸能集団「鼓童」の本拠地
3.北前船を操る商人<赤穂(坂越〜さこし))>
 〇奥藤酒造は慶長年間に設立 酒造・廻船・漁業営む 赤穂藩の交易港
 〇赤穂塩と忠臣蔵
 〇坂越の生島〜聖徳太子のパトロン 秦河勝の終焉地
4.第16回北前船寄港地フォーラム<江差>
 〇ネットワークで結ぶ地域おこし
 〇日本海側は裏日本ではない!
 〇北前船を日本遺産に
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2016年12月20日

eSRU第11期第12講

 eシルクロード大学(eSRU)第11期第12講は
2016年12月15日(木)18:00〜19:30
講師に街道徒歩旅行家境聡雄氏をお迎えして、
「五街道の歩き方」の演題でお話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 境氏は昭和28年札幌市に生まれ、北洋銀行並びに関連会社勤務を経て平成26年に退職しています。退職後はゴルフ・山登り・街道歩きなどを趣味としています。
 今回の演題にある五街道とは東京日本橋を起点とする東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道の五つの陸上幹線を指し、江戸幕府によって整備され一部は現在の国道が継承しています。各街道のおおよその距離は、東海道490km、中山道530km、甲州街道210km、日光街道140q、奥州街道190km(途中宇都宮までは日光街道と重複する)です。
 境氏が街道を歩くきっかけとなったのは、退職後、自由に使える時間が出来たことからで、当初は四国八十八カ所の遍路巡礼も考えたそうですが、総距離1,400kmにおよび且つ峻険な山道も含まれることから自身の体力を勘案して断念し、遍路道よりは平坦そうな街道を歩くことにしたそうです。
 街道を歩く方々の多くは週末の休日を利用する日帰りが多いようであり、日本橋あるいは京都から通しで全行程を歩いている旅行者は少数派だそうです。仮に北海道から行こうとするのであれば日帰りでつなげるのは到底無理で、歩く行程によるとしても、1〜2週間程度の休日を確保する必要があります。
 境氏が歩いた街道は2014年10月から2016年11月にかけて、東海道、甲州街道、中山道の一部(下諏から京都)で、東海道18日、甲州街道13日、中山道15日で延べ46日を要しています。2017年中には中山道の残り(日本橋から下諏訪)と日光・奥州街道を踏破したいと考えています。
 境氏が最初に歩いた東海道は約490kmで、実際に歩けた距離は280kmでした。これは、計画を立てた段階で境氏が自身の歩行能力を顧みず、江戸時代の人々が一日十里を歩いた記録などから、30km程度なら歩けるだろうという期待で、宿泊の場所をおよそ30kmの間隔で手配してしまったことによります。
 宿泊を手配した後、実際に荷物を背負って歩いてみたところ20km程度が氏の実力であることが判り、30km間隔の宿泊場所に対して10km程度を電車・バスなどで移動しています。しかし、中山道・甲州街道については、悪天候により峠を通れなかったり、疲れて電車に乗るケースなどがあったものの、総行程の8割以上は徒歩にて通過出来たそうです。街道を通しで歩いて見ようと考える場合は、まず自分がどの程度歩けるのか測定して見ることが肝要であり、それにより街道を歩く日程を決めることが可能となるとのお話です。
 街道を歩く場合、本州の梅雨、真夏、台風などの天候を考えると歩ける時期は3〜5月、10〜12月頃が適当で、中山道は全体に標高が高く寒冷・積雪の可能性があり各月の平均気温・降雪量などを確認しておくと安全との解説です。
 日程が決まったら宿泊の手配を早めに行う。東海道の大都市周辺は直前だとホテルの予約が取りづらいことが多い。宿泊はビジネスホテル、旅館、民宿などの選択枝があり、着替えの洗濯が出来る設備のあるビジネスホテルの方が便利であった、との経験談の披露です。
 携行品は数日分の着替えに雨具、常備薬など通常の旅行に必要なものを適宜選択する。雨具については終日雨天の様な場合もあるので防水仕様のものを着用する。傘は交通量の多いところでは見通しが悪くなり危険でも、弱い雨や交通量の少ないところでは使用できるので折り畳み傘を持つと良い。地図は必携であり、街道は相当な分岐があるので地図が無いとほとんど歩けない。書店やネットショップなどで街道ごとに数種類発行されている。街道歩きは大部分が舗装路であり、登山靴は歩行に適していない。履きなれたスニーカーやウォーキングシューズで良いがソールのしっかりしたものを選ぶこと、といった留意点の話は、これから街道歩きをする人には大変参考になるものです。
 街道歩きの安全対策として、住宅街や国道を歩くときは車両に十分な注意が必要です。左側通行ではなく、不測の事態にある程度対応できる右側通行がお勧めとの事です。また、峠道などでは熊除けの鈴なども携行したほうが良いとのお話です。
 余談で、自動車・バイクでは通行出来ない箇所もかなりあるので全行程を自転車に頼ることは不可能で、自転車では峠道や狭い道路を考えると徒歩より危険であるとの事です。
 街道歩きは徒歩に限るものでもなく、バスツアーなどでお目当ての宿場だけを見るのも良いし、時間に余裕があれば宿場近隣の名所旧跡や温泉を堪能するのも良い方法です。街道歩きも「旅」であり、その楽しみ方は千差万別。行かれる方の良き思い出となるのであれば、自由な過ごし方で良いのではないかと氏の感想が述べられました。
 出席者は10名でした。

講義中の境氏A.jpg
講義中の境氏:説明文クリックでパノラマ写真)

講義風景(2016・12・15)A.jpg
(講義風景)

甲州街道猿橋宿にてA.jpg
(甲州街道猿橋宿にて:境氏提供)

東海道由比宿から見る富士山A.jpg
(東海道由比宿薩埵(さった)峠から見る富士山:境氏提供)

中山道落合宿の石畳A.jpg
(中山道落合宿の石畳:境氏提供)
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2016年12月03日

eSRU第11期第12講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第12講案内です。

日時:2016年12月15日(木)18:00〜19:30
講師:街道徒歩旅行家 境聡雄氏
演題:「五街道の歩き方」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:五街道とは東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道で、このうち講師はこれまで東海道(日本橋〜京都)、甲州街道(日本橋〜下諏訪)、中山道(下諏訪〜京都)を歩いています。その経験からウォーキングの計画と準備、予行演習、安全対策、実際の街道歩きでの日程と宿泊、見所などなどについてお話していただきます。
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2016年11月22日

eSRU第11期第11講

 eシルクロード大学(eSRU)第11期第11講は
2016年11月17日(木)18:00〜19:30
講師に(株)ティ・エム社長・一級葬祭ディレクターの田村麻由美氏を
お迎えして、「葬送の現場から」の演題でお話を伺いました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。 
 田村氏のお仕事の肩書には一級葬祭ディレクターの他にグリーフケアアドバイザー(1級)、復元死化粧師の耳慣れないものがあります。さらに氏は札幌市中央消防団曙分団の団員でもあります。葬儀屋として様々な「死」に直面し、突然倒れ命の終わりの日を迎えてしまうにあたって、意識のないまま数日間過ごすより、たとえ数日間であっても自分らしくいられることの重要さを痛感し、救命処置を教える応急処置普及員の資格を取得されたそうです。
 グリーフワーク(ケア)の言葉も初めて耳にするものでした。これは肉親を亡くして悲しみに暮れる遺族に寄り添って葬儀を行うとともに、時にはその後も悲しみに対処したケアを行う仕事です。通り一遍の葬儀の仕事ではない点がこの言葉に込められています。消防団の団員であるのも、悲しい不慮の事故を一件でも防ぎ、たとえ死に直面する状況であってもその方との最期の時間を会話であったりアイコンタクトであったりなどの何かしらの想い出を作っていただきたいという意味も込められているようです。
 親を亡くするのは自分の過去を失うこと、子を亡くするのは自分の未来を失うこと、自分の伴侶を亡くすることは現在を失うこと、恋人や親しい友人を亡くした人は自分の一部を失うこと、という「死」を表現した言葉が印象に残り、確かにその通りだと思いました。グリーフケアはそのような「死」の意味を考慮して行われるものなのでしょう。
 田村氏のお話で、本木雅弘が納棺師を演じる映画「おくりびと」の興行人気も手伝って、納棺師の仕事をする若い人が増えているそうで、それも女性が多いという紹介がありました。復元死化粧師とは事故死とか自死等で遺体を死の直後に遺族と対面させるのが憚られるような状況で、特殊メイクも援用しながら死者の尊厳が保てる状態にもってゆく仕事です。飛び降り自殺の遺体を直ぐに親に見せずに復元死化粧を施した後で面会させられて、よかったと思うというお話もありました。
 田村氏がこの仕事を志す遠因には同氏の肉親(兄)の交通事故死があり、その傷ついた死に顔が今でも脳裏に焼き付いており、故人をもっと生前の姿に近づけたかったという思いがあったと述べられていました。
 民族の鬼観念を造形するプロセスの中で死体現象が大きく作用したのではないかという推論から遺体を青鬼、赤鬼、黒鬼で表現されていて、何の事かと思うと、腐敗していく遺体は青く変色し、赤鬼は遺体内部に溜まるガスで巨人化し顔が変形し、乾燥と融解の状態になると黒ずんできて黒鬼状態になります。そのような死後変わりゆく遺体を可能な限り少しでも生前の状態に近づけて故人の尊厳をお守りし葬送するための手助けが復元死化粧師の仕事になります。
 レーニンの遺体の例でエンバーミングの紹介もありました。日本語では死体防腐処理、遺体衛生保全といわれています。火葬で遺体処理をする日本ではそれほど多くはないそうですが、それでも火葬までの期間遺体をきれいに保存するため利用される技術で、この分野でも専門技術者が居ます。職業とは驚くほど多岐にわたります。
 遺体との会話という事にも言及されていました。「亡くなった方は死に際して何を望まれているのか」「送る側としては何をしてあげられるか」を考えて葬儀を行うというものです。故人を知らない状況で死に際してこれを行うのは直感に頼る他無いとのことです。心を集中させ声無き言葉に耳を傾ける。色々なケースの積み重ねでこの直感を研ぎ澄ますことになるそうです。
 田村氏は3Dプリンターの組み立ての最中です。このお話を耳に挟んで今回の講師を頼んだ経緯があります。復元死化粧に際して顔の部分等を3Dプリンターで造形して、これを用いることはできないかという話です。今のところ3Dプリンター装置を徐々に組み立てていく方法を採用していて、完成には至っていないとのことです。3Dプリンターにこんな利用法があるとは想像ができませんでした。それにしても技術者でもない田村氏が、技術者顔負けの発想とそれを実行に移して行く行動力には驚かされます。
 講義の最後に死化粧の略式の実演がありました。まず田村氏が自分の腕にただれたような傷の状態を特殊メイクで作ります。これを死化粧前の状態に見立て、めくれた部分を除去します。その上にアメリカ製遺体用のクリーム状のものに色を調合し塗ってゆきます。最後にエアースプレーで色むらを修正すると、元の肌のように見えます。見事なものです。この実演は今回が初めてだそうで、めったにみられない実演を目にした参加者が4名とは勿体ないことでした。
 なお、田村氏の会社の名前の「ティ・エム」について尋ねたところお名前のTamura Mayumiの頭文字だそうで、これには一本取られた感じでした。

講義中の田村氏A.jpg
(講義中の田村氏)

特殊メイクによる遺体の部分の形成A.jpg
(特殊メイクによる遺体の部分の形成)

めくれた部分の切除A.jpg
(めくれた部分の切除)

肌色のクリーム状のものの塗布A.jpg
(肌色のクリーム状のものの塗布)

エアスプレーで色むら修正A.jpg
(エアスプレーで色むら修正)

11・17(その3)死化粧師 復元の皮膚 見事なりA.jpg
講義の様子のパノラマ写真:この説明文をクリックして別のブログのページに飛び、そこの画面をクリックするとパノラマ写真で見ることができます
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2016年11月01日

eSRU第11期第11講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第11講案内です。

日時:2016年11月17日(木)18:00〜19:30
講師:(株)ティ・エム社長・一級葬祭ディレクター 田村麻由美氏
演題:「葬送の現場から」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:1級葬祭ディレクター、1級グリーフケア・アドバイザー、復元死化粧師の
   田村麻由美氏から、一般的に知られていない遺体修復とは、最近の終活や
   葬儀の動向、グリーフ・ケアなどについてお話していただきます。
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2016年10月22日

eSRU第11期第10講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第10講は
2016年10月20日(木)18:00〜19:30
講師に(株)ディグダグッドIMC会長・写真家 室崎新一氏を
お迎えして、「サッポロ・ストリートから」の演題でお話を
伺いました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。
 室崎新一氏は北海道教育大卒業の写真家で、特にアフリカの野生動物に思い入れがあり、アフリカに出向き写真を撮っていると聞きました。写真家としてのお仕事とは直接関係がない(株)ディグダグッドIMC (DIG DA GOOD GROUP INC)の代表取締役会長職にも就いておられ、今回はこの会社に関するお話でした。因みに「DIG DA GOOD」とは「良いものを掘り出す」といった意味であると聞きました。
 ここで「良いもの」とはタレント・アーティストであり、その埋もれた才能です。組織の枠にはまらず、学歴や職歴の無い若い才能あるミュージシャンやタレントの卵が、自分の好きなことだけで生活していくのは至難の業です。その状況で、才能ある若者が生活の場を確保しながら、才能を伸ばして行ける組織(会社)の経営者の立場に室崎氏はあります。
 会社は、それぞれ独立して活動するアーティストが集まって形を作っています。こうする事により、アーティストがそれぞれの会社経営や管理業務を集団の会社に任せて、各自の得意分野に精力を傾注できるメリットがあります。会社には多くのアーティストが所属するため、業務の形態が多様で、それぞれ仕事内容を仕分けして説明がありました。
 まずレーベル・アーティストマネージメントがあります。この業界に疎い者には初めて耳にするアーティストやその集団のHOKT、YOUNG DAIS 、N.C.B.B、などが所属しているとの事です。会社の「DIG DA GOOD IMC」がレーベルです。HOKTは陸別町出身で、ヒップホップ音楽ではメジャーで、N.C.B.B(North Coast Bad Boyz)を結成しています。札幌を拠点にして活動を続けていて、モットーが “B-Boyz Be Ambitious”で、これは面白い。TBS系ドラマ「池袋ウェストゲートパーク」のモデルになっています。
 会社ではイベントの企画・制作・運営を行って来ています。観光地のホテルに客があまり来ない頃、JTBと組んで宿泊型音楽フェスティバルを行っています。その国際版としてヒルトンニセコビレッジでアジアのトップアーティスト達を招待し、「HOKKAIDO」のブランド紹介を行いました。カーデーラーと組んだイベントの成功と失敗談の話もありました。そのせいか、室崎氏は車に関しては一家言の持ち主でした、
 音楽配信の仕事の紹介もありました。今や音楽CDを制作してもほとんど売れないそうです。音楽の流通がCDからネット配信に移行しているためです。そのネット配信も聞き放題のサービスが現れて、音楽アーティストに入る著作権料がほとんど見込めなくなってきています。ただ、ビッグな音楽アーティストや演歌などのCDは年配世代の昔からのファンも居て、売れているそうです。「DIG DA GOOD IMC」ではアーティストオファー、レコーディング、マスタリング、ジャケットデザインなどリリースに至る全作業を行っており、タイトル数は120曲を超えているとの事です。
 同社ではアパレルブランドの展開やアパレルショップの運営も行っています。北海道から発信するストリートブランドの位置づけで、ロック音楽を加味したものや、ヒップホップカルチャーから派生したブランドを育てています。アパレルショップの「CHILL IN DA HOUSE」を運営しています。
 映像部門では「DDG Film」として作品を出しています。日本のヒップホップトップランカー達のビジュアルプロデュースを一手に引き受けているとの事です。
 ヒップホップ番組を中心にしたテレビ番組やラジオ番組の運営や制作も手掛けています。TVHテレビ北海道やFMノースウェーブでの番組で放送されています。
 同社は札幌中心部の大通りでレコーディングスタジオを運営しています。これまで積み上げて来たプロモーションスキルで、映画やCDによる広告代理業務も行っています。
 室崎氏のお話をまとめるにあたり、これまで耳にしたことがない言葉や用語が出て来て、ネットで調べたりして勉強になりました。日本では一般に馴染みの薄いヒップホップ文化は札幌すすきの界隈で生息していて、一度見てみたいものだと思いました。それにしても、ストリートアーティストからメジャーな存在のランク入り(トップランカー)になるのは大変のことだ、という感想です。
 出席者は7名でした。

講義中の室崎氏A.jpg
(講義中の室崎氏)

講義風景2016・10・20A.jpg
(講義風景)

講義資料A.jpg
(講義資料)
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2016年09月17日

eSRU第11期第10講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第10講案内です。

日時:2016年10月20日(木)18:00〜19:30
講師:(株)ディグダグッドIMC社長・写真家 室崎新一氏
演題:「サッポロ・ストリートから」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:「若者たちの夢と絶望が交差するサッポロ・ストリート
   この街角から生まれたヒップホップビジネスを語る」

   お金も学歴も何もない若者たちが会社を起こし、音楽業界で生き残り, 
   第一線のミュージシャン、映像作家、デザイナー、イベントプロデューサー、
   映画俳優として自立することが出来たのか,その経緯をお話ししていただきます。
   
   〇アジアを巻き込んでの音楽イベント
   〇地方自治体の町おこしイベント
   〇外資系を含む大手企業とのコラボ
   〇NPOの設立
   〇音楽配信事業
   〇テレビ、ラジオ番組の制作
   〇アパレルの展開などなど
   
   20代前半の若者たちに交じって、唯一の大人として、室崎氏がどう係って来たのか
   ということにもお話で触れていただけると思います。
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eSRU第11期第9講

 eシルクロード大学(eSRU)第11期第9講は
2016年9月15日(木)18:00〜19:30
講師に(株)日経BPソリューションズ社長
・日経コンピュータ元編集長 横田英史氏をお迎えして
「技術専門誌、今昔物語」の演題で講義を行って
いただきました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-cala
でした。
 横田氏は2016年3月に札幌に設立された「日経BPソリューションズ」の社長で「日経コンサルティング」の取締役も兼務されています。会社名が並びますが、組織図では日本経済新聞社の傘下に「日経BP」社、その下に「日経BPコンサルティング」その下に「日経BPソリューションズ」とつながっています。
 横田氏の経歴は大学の電子工学科を卒業後、川崎重工で電子制御の技術者として仕事をしています。技術者としてはゴミ焼却炉の開発に取り組んで、特許も取得しているとのことでした。Z80や8085のCPUも手配線して使った話も出て来て、懐かしい技術の紹介でした。機械系の会社で電子系の仕事は何でもやらされ、この技術者としての経験が、その後転職した技術系記者の仕事に役立ったそうです。
 川崎重工から「日経マグロウヒル」に転職、「日経エレクトロニクス」記者、「日経コンピュータ」編集長等を経て現在に至っています。
 横田氏が出版業界に入った頃がこの業界の紙メディアの全盛期で、その後インターネットの普及に反比例するように、印刷・出版の落ち込みは続いていて、その傾向を止める手立てが見つからないとのことです。日経BPは多くの専門雑誌を出版していて、最盛期には購入者の選別を行っていて、会社の部長クラス以上を顧客にして売っていたとのことで、クオリティの高い業界誌であった事がわかります。そのような独占的な販売が可能であったのは、紙メディアの時代に顧客情報の囲い込みも要因の一つであったようです。
 ネット時代になり、顧客情報をビックデータで得ることができる流れの中で、これまでの記者による取材とそこで派生する人間関係で得られた顧客情報の量とリアルタイム性がネットにどんどん追い越されていきます。加えて、雑誌の広告収入も急速に落ちています。しかし、過去の雑誌の広告による高収益性に足を引っ張られて、ネットへの移行にブレーキがかかってしまった、という実情があります。
 この状況で電子出版が急速に伸びてきており、出版では電子対紙は10対1ぐらいまでになっているのではないかとの統計があります。電子出版の成功例は2010年に出現した、ネットで雑誌の読み放題の「dマガジン」で、会員数は300万人を突破しています。その成功の秘密は、ドコモの認証・課金システムを利用していて、Auやソフトバンクのユーザーも読み放題が可能で、記事単位でも読むことができる事などがあげられます。電子雑誌元年がやってきたとも言われています。
 電子であれ紙であれ、ユーザーが出版物に求めるものは、早い、詳しい、面白くて役に立つもので、これは専門誌でも変わりません。紙メディアは早く詳しい点では電子メディアに敵いません。メーカー自身が自社のデータを、直接ネットを介して公表する時代では詳しい情報という点でも専門誌は守勢に立たされます。紙メディアの雑誌の生き残る道としては、面白くて役に立つキーワードを追及し、ネットとの補間関係を展開するあたりか、とのお話でした。新しく札幌に立ち上げた会社もその方向で企業展開を考えているとの事でした。
 出席者は8名でした。

講義中の横田氏A.jpg
(講義中の横田氏)

横田氏の講義スライドA.jpg
(講義スライド)

講義風景(2016・9・15)A.jpg
(講義風景)
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2016年08月20日

eSRU第11期第9講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第9講案内です。

日時:2016年9月15日(木)18:00〜19:30
講師:(株)日経BPソリューションズ社長・日経コンピュータ元編集長 横田英史氏
演題:「技術専門誌、今昔物語」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
・自己紹介
・出版社が置かれた状況
・専門誌が置かれた状況
・インターネットの衝撃
・イノベーションのジレンマ
・雑誌ができるまで
・紙とWebの違い
・これからの専門誌のあり方
・質疑応答
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eSRU第11期第8講

 eシルクロード大学(eSRU)第11期第8講は
2016年8月18日(木)18:00〜19:30
講師に兜泱{工業社長の福本義隆氏と社員の山本修知氏をお招きし、
「ドローン(マルチコプター)を用いた空撮パノラマ写真の研究」の
演題で講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 今回は福本氏が今年から所属している北海道科学大学研究生として、9月に富山大学で発表する電気情報通信学会全国大会の論文発表練習を兼ねて15分の時間制限でスライドの発表の練習をしてもらい、その後に実際にドローンで空撮パノラマ写真撮影をしている山本氏から詳しい撮影方法等の説明がありました。
 福本氏の講義は、今回のドローンの空撮パノラマ撮影の発端となる、2012年から始まった北海道内のJR465全駅をパノラマ写真で撮影する企画(パノ鉄本舗)と、それに伴うパノラマ写真の撮影方法の説明から始まりました。
 高解像度の写真を資料として残すために、パノラマ撮影専用カメラを使わず、あえて手間の掛かる撮影枚数の多い撮影方法で撮影しているとのことです。
 昨年からは北海道遺産の風景等のパノラマ撮影プロジェクトも立ち上げ、その中で上空から撮影するパノラマ写真の優位性を強く感じ、今年からドローンを使った空撮パノラマ写真撮影を試みたそうです。
 上空からパノラマ写真を撮る方法も高価な専用機器を使わず市販のドローンのみで撮影する方法を工夫し、効果的な空撮パノラマ写真撮影が可能に成り、最近撮った留萌〜増毛間の海岸線とJRの大パノラマ写真、ニセコ連峰の空撮パノラマ写真等の発表もありました。
 ドローン空撮中に、ドローンを鳥と認識し、警戒しながらドローンに近寄って来る多くの野鳥とドローンの衝突事故も懸念されるので、野鳥威嚇装置も開発しました。
 この装置をドローンに取り付けて飛ばし、野鳥が近づくと大音量の猛禽類の鳴き声に似せた音が鳴り響きます。実際に会場で鳴らしたデモもありました。
 ドローンを用いた空撮パノラマ写真を仕事への応用として砕石場の空中からの定点撮影の試みの発表もありました。
 福本氏の発表後は実際にドローンを操縦し、パノラマ撮影を担当している山本氏への質疑応答があり、ドローンを実務で使う上で欠かせない国交省の免許証、ドローン操縦検定証書等を見せてくれました。
 先日、行方不明になったドローンをドローン付属のGPSを使って探し当てる方法を考えた山本氏の話は実際に経験をしているだけあってなかなか貴重な内容でした。
 今回は野鳥威嚇装置を開発した滑川氏、小樽の撮影場所の情報提供の川久保氏、鉄道関連の相談役林氏等も参加され講師も含め出席者は14名でした。
講義中の福本氏A.jpg
(講義中の福本氏)

試作したドローン用野鳥威嚇装置A.jpg
(試作したドローン用野鳥威嚇装置)

ドローンに装着した野鳥威嚇装置A.jpg
(ドローンに装着した野鳥威嚇装置)

講師の福本氏(左)と山本氏(右)A.jpg
(講師の福本氏(左)と山本氏(右))

eSRU第11 期第8講目A.jpg

講義の様子・パノラマ写真
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2016年07月12日

eSRU第11期第7講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第7講案内です。

日時:2016年7月21日(木)18:00〜19:30
講師:(株)共同文化社 長江ひろみ氏
演題:「出版するということ」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
・共同文化社について
・出版物の流通について
・中堅取次の破たん
・出版するために
  原稿作成→編集→出版販売
  編集者の仕事
   著者との関わり
   本づくりの工夫・こだわりなど
・売れる本づくりとは
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2016年06月20日

eSRU第11期第6講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第6講は
2016年6月16日(木)18:00〜19:30
講師に北海道科学大学教授三橋龍一氏をお迎えして、
「最新の遭難者探査システムの動向」の演題で講義を行って
いただきました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。
 遭難者の言葉を耳にすると山岳や海でのものが頭に浮かび、高齢者より若い世代が目立ち、北海道警察の統計でもそうなっています。しかし、山で死亡事故を起こすのは多くは山菜採りの高齢者で、これは統計上は事故死で遭難者には分類されていません。三橋先生の最近の研究テーマは、山菜採りで道がわからなくなった、主に高齢者を探索する方法やシステムについてで、ごく最近の実験成果を提示した研究成果がスライドや動画で示されました。
 最近の携帯電話はGPSモジュールの内臓が義務付けられていて、遭難者からの110番、119番、海難の場合の118番通報から位置情報を特定できるので、山菜採りに携帯電話等の端末を携行して行くのが事故防止に役立ちます。しかし、何等かの事情で携帯電話やビーコンに類した携帯装置が使えない状況で、事故者を見つける方法が望まれます。
 最近実用的になって来たドローンを飛ばして山菜採りの事故者を見つけるのが三橋先生の研究テーマです。事故者は最初の入山地点から数キロ程度の笹薮等のところに居るものと過去のデータが示しています。上空数百mのドローンから半径数キロ〜数十キロmを動画で観察できます。この程度の上空のドローンの飛行音は事故者の耳に達する可能性が大きい事を三橋先生はフィールド実験で確かめていて、事故者はドローンの飛んでいる方向を認識できます。
 次に、携帯電話以外で山菜採りの人が常識的に携帯するものとしては、1)衣服、2)採った山菜を入れる袋、3)軍手、4)タオル、5)帽子、6)その他刃物等です。これらのものを振ることで、ドローンにより地上で動くものがある事を、条件がよければ容易に確かめられます。その現地実験結果のデータを動画で示していただきました。
 背丈を越す笹薮の中では見に付けた物を振ることが出来ないのではないかの懸念に対しては、足で笹薮を踏みつけて、上空に開いた空間でドローンで認識できるように物を振ることが出来ることも、実際に実験で確かめています。
 さらに事故者が居ると確認できれば、デジタルアマチュア無線機をドローンに積んで、事故者の居るところに落下させるとか、ドローンそのものを落下させます。もし、事故者が無線機を手にすれば呼びかけを行うことができ、事故者を安心させることが可能です。事故者が無線機で会話する可能性もあります。無線機もドローンも事故対応ということであれば壊れても元は取れるというものです。
 ただ、ドローンの弱点は1)雨に弱い、2)風に弱い、事が挙げられます。そこで三橋先生はこれらの弱点に対応するため、雨が降っても、風があっても(風がある方が好都合な場合もある)凧を利用する研究も始めています。ヘリウムを閉じ込めた風船を凧の役目をさせるもので、ハイブリッドカイトと呼んでいます。ハイブリッドカイトにカメラを搭載してドローンをカイトに置き換えるアイディアの研究は始まったばかりだそうです。ヘリウムを購入する研究費が不足で、スポンサーが居ないかとのお話でした。道警の遭難者救援担当部署からの助言を研究に役立てたい希望も⁷述べられていました。
 三橋先生は超小型人工衛星の製作や、宇宙に放出された超衛星との通信を行う等の実績があり、糸川英夫先生の直弟子である宇宙工学の権威の秋葉鐐二先生に相談を持ち込める事もあって、eSRUの当日北科大まで秋葉先生に出向いてもらい、ハイブリッドカイトの問題点解決方法につき討論されたそうです。その際、秋葉先生が実質的に開発に関わったペンシルロケットの模型が三橋先生の手元にあったので、これに秋葉先生のサインを入れてもらったそうで、将来はなんでも鑑定団に出品できるようなお宝になりそうです。
 参加者は5名でした。

講義中の三橋先生A.jpg
(講義中の三橋先生)

講義風景A.jpg
(講義風景)

秋葉先生サイン入りのペンシルロケットの模型と「はやぶさ」の設計計画書A.jpg
(秋葉先生サイン入りのペンシルロケットの模型と「はやぶさ」の設計計画書)



講義時のパノラマ写真A.jpg

(講義時のパノラマ写真)
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2016年06月04日

eSRU第11期第6講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第6講案内です。

日時:2016年6月16日(木)18:00〜19:30
講師:北海道科学大学教授 三橋龍一氏
演題:「最新の遭難者探査システムの開発動向」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:登山者が遭難したり、山菜取りで行方不明になる事故が後を絶ちません。
そこで、手軽に空撮ができるマルチコプター(通称、ドローン)を使用した
遭難者探査システムが今年に入ってから多数提案されています。
しかし、山菜取りの行方不明者の多くは笹薮等の中にいることが多く、
空撮による捜索を困難にしています。
最新の遭難者の探索システムの開発動向の解説を行うとともに、講演者が
研究・開発中のシステムの概要を報告します。
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2016年05月27日

eSRU第11期第5講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第5講は
2016年5月26日(木)18:00〜19:30
講師に竃k海道霊芝代表取締役の尾北紀靖氏をお迎えして、
「霊芝事業で地域創成振興を目指す」の演題で講義を行って
いただきました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。
 尾北氏は央幸設備工業(株)の会長でもあり、建設業界の仕事の先細りを見越して、周囲の反対を押し切り、霊芝事業を興しています。講義では1940生まれの尾北氏の生い立ちの話から始まり、美唄工業高校の夜間部を卒業し、「立川工業」に入社、28歳で倒産状態の「エスケー工業」を引き受け再生させ、現在の央幸設備工業につなげています。若い時から現場主義を貫き、取引先の信頼を得ることで仕事を展開させてきています。
 ある時、北海道で霊芝栽培事業を試みた企業が話題になり、この企業の栽培事業の失敗の現場を見て、央幸設備の技術力をもってすればこの失敗を乗り越えられると尾北社長は考えました。そこで霊芝栽培を行う霊芝事業部を央幸設備内に創設します。そして2009年極めて難しいとされる鹿角霊芝の人工栽培に成功しました。その成果により(株)北海道霊芝の新会社を設立し、商品化研究を開始し、2011年には開発商品の霊仙命湯シリーズが札商の北のブランドに認定されています。同年より海外マーケットへ販路を拡大して来ています。
 講義の直前まで霊芝事業に関連し、ベトナム、香港、韓国、東京と出張を連続して行っていて、講義には千歳空港から駆けつけています。一時期、健康に優れなかったのが、強行軍の海外出張を続けられるようになったのも霊芝の服用のお陰であると、自身の体験が霊芝事業を展開する強力な理由にもなっています。
 霊芝事業の展開と並行するように、人口減少は学校の統廃合を招き、出身地の美唄市でも廃校になった西美唄小学校が売りに出されました。西美唄小学校の校舎約3000u、土地4000uを2015年8月に美唄市から購入、校舎を利用するための調査と設備更新に着手しています。丁度地方(地域)創世が政府の重点政策になって来て、霊芝栽培と商品化を核にして政策実現に寄与できないか、北尾氏は検討を重ねています。
 そのため、2016年美唄市と西美唄小学校利活用で協議調整を始めています。同年7月には美唄市に農業生産法人を設立し、5名の現地雇用を予定しています。2017年8月から産業6次化で原料生産から商品製造・販売・輸出の予定が視野に入っています。海外からの施設見学が6年間で毎年6社〜8社と年々増加しています。
 ただ、課題も多くあります。中央や地方の行政府が、上から目線で地域創世を唱えても物事が前に進む訳でもなく、もっと創世事業に当たる当事者へのきめの細かな支援をせねば、地域創世は掛け声だけのものになってしまいます。北尾氏もこの課題に直面していて、生まれ育った美唄の地を何とかしたいという思いが、課題と向き合う原動力になっていると心情を吐露されていました。
 出席者は6名で、全員旺煌の試供品をいただきました。
 講義終了後軽い飲み会で、講師に講義料を支払っていないのに、逆に講師から参会者の飲み代を出してもらい、恐縮したところです。

鹿角霊芝を前に講義する尾北氏A.jpg
(鹿角霊芝を前に講義する尾北氏)

講義風景2A.jpg
(講義風景)

旺煌試供品A.jpg
(配られた旺煌試供品)
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2016年05月12日

eSRU第11期第5講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第5講案内です。

日時:2016年5月26日(木)18:00〜19:30
講師:竃k海道霊芝代表取締役 尾北紀靖氏
演題:「霊芝事業で地方創成振興を目指す」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:央幸設備工業霊芝事業部は2009年極めて難しいとされる鹿角霊芝の人工栽培に成功
した。その成果により(株)北海道霊芝の新会社を設立し商品化研究を開始し、2011年には
開発商品の霊仙命湯シリーズが札商の北のブランドに認定された。同年より海外マーケット
へ販路を拡大して来ている。
 2015年8月に美唄市から西美唄小学校の校舎約3000u、土地4000uを購入、校舎を利用
するための調査と設備更新に着手した。2016年美唄市と西美唄小学校利活用で協議調整を
始めた。同年7月には美唄市に農業生産法人を設立し、5名の現地雇用を予定している。
 2017年8月から産業6次化で原料生産から商品製造・販売・輸出を予定している。
 海外からの施設見学が6年間で毎年6社〜8社と年々増加している。
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2016年04月25日

eSRU第11期第4講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第4講は
2016年4月21日(木)18:00〜19:30
講師に竃k海道野菜プロジェクト代表取締役森成市氏をお迎えして、
「新主食の提案で新たな起業−竃k海道野菜プロジェクトの挑戦!」
の演題で講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 森氏はエイブルソフト(株)の代表取締役でソフトウェア業が
本業です。それが異業種の食品製造・販売に乗り出したことになり、
森氏の経歴を知らない聴講生のために、森氏の経歴の自己紹介から
始まりました。
 今から34年ほど前に現在の会社の前身の「森コンピュータビジネス」を
千歳市で創業した頃の話から始まります。当時はパソコンの黎明期で
マイクロソフトがパソコンにソフトを供給する「バンドルメーカ」と
してビジネスを展開し始めていました。森氏はパソコンの「パッケージメーカ」
で起業し、これが当たり自社ビル(エイブルソフトビル)を建てるまでに
なりました。
 その後紆余曲折もありましたが、現在までビジネスを続けて来ています。
ところが、森氏は4年前胃がんを発病し、闘病の過程で食事に気を付けるように
なり、特に野菜を摂るように心掛けたのが今回の新会社設立のバックストリーに
なっています。
 野菜は食べるのに手間がかかり捨てる部分も多い食材です。何種類もの
野菜を一度に食べるのは大変で、効率よく簡単に野菜を食べる加工食品を模索し、
多種類の野菜を切り刻んで固めた食材のアイディアが出てきました。
しかし、水分の多い野菜は固めるのが難しい。そこで野菜のつなぎとして
小麦粉を用い、熱を加えて野菜の水分を飛ばし、小麦粉を焼いたパンに
野菜が含まれているような加工食品に仕上げました。
 世界で初めての野菜を固めた加工食品のネーミングは「ベジロースト」で、
「ベジタブル(野菜)」と「ロースト(焼く)」からの合成語です。パンケーキが
つなぎの野菜加工食品なので、主食として食べることができます。みじん切りにされ、
加工された野菜としてはタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、キャベツ、
ブロッコリー、カボチャの6種類にも及びます。いずれも北海道で生産される野菜で、
北海道の野菜を売り込めることからも新会社名を「北海道野菜プロジェクト」と
しています。
 大学でマーケティングを専攻した森氏は、この新製品を売り込もうと宣伝広告戦略
に打って出ます。新聞、雑誌、インターネット等に広告費を使っても成果が出ない。
起業は失敗したかと思っている時に、有名なママタレントの「蛯原英理」さんの
ブログに載せてもらったところ大反響で、会社のHPに5万のPVのアクセスがあり、
3千食を超える注文が殺到したとのことです。
 最近ではHTBテレビや日経MJ、北海道新聞、財界さっぽろ、オントナにも
報道として取り上げられています。さっぽろ地下街オーロラタウンの「きたキッチン」、
札幌駅「どさんこプラザ」などでも売られるようになってきました。
三菱食品の食品担当者との接触もあり、このルートから某小売り店グループとの
取引にも発展するかも知れないとの話も披露されました。昨年起業した会社が
本格的に日の目を見るところまできているらしく、今後の展開が楽しみだ、
との森氏のお話でした。
 出席者は6名でした。

講義中の森氏A.jpg
(講義中の森氏)

テレビ番組のビデオと森氏A.jpg
(テレビ番組のビデオと森氏)

「蛯原英理」さんのブログの紹介資料A.jpg
(「蛯原英理」さんのブログの紹介資料)

講義風景A.jpg
("講義風景)
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