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2016年04月01日

eSRU第11期第4講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第4講案内です。

日時:2016年4月21日(木)18:00〜19:30
講師:竃k海道野菜プロジェクト代表取締役 森 成市氏
演題:「新主食の提案で新たな起業。 竃k海道野菜プロジェクトの挑戦!」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
 森氏が「エイブルソフト」(株)を立ち上げたのが34年前の29歳の時で、これからはパソコンの時代が来るとの確信から起業しています。昨今、健康志向という時代のニーズに応じて、北海道野菜の新しい形での商品「6種類の野菜の塊り:ベジロースト北海道」を、氏は6次化商品の決定版として提案を決意しました。氏は62歳で、しかもまったくの異分野で、昨年秋から始めたその挑戦の軌跡と未来について語っていただきます。
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2016年03月20日

eSRU第11期第3講

 eシルクロード大学(eSRU)第11期第3講は、
2016年3月17日(木)18:00〜19:30に行われ、
講師は(株)ジェイ・アイ・エクスチェンジ 代表取締役のウッケッドゥ・ダビデ氏でした。
ダビデ氏が取り組んでいる「空デーニャ・プロジェクト」について講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場でした。

 現在、三笠市在住のダビデ氏は2007年に来日したイタリア人です。2012年に札幌市で(株)ジェイ・アイ・エクスチェンジを立ち上げ、イタリア語教室、イタリア料理教室、イタリア語翻訳など、セリエA(イタリアのプロサッカーリーグ)のチケット手配等、イタリアをテーマにしたサービスを手がけています。

 「空デーニャ」とは、三笠市を管轄する「空知」と「サルデーニャ島」を結びつけた造語です。ダビデ氏は、ある時、地図を見て空知とサルデーニャ島の地図上の形が似ていることに気がつきました。かねてから、北海道とイタリアの交流を深めたいと考えていたこともあり、このプロジェクトが誕生しました。ダビデ氏の親戚がサルデーニャ島(イタリア)に住んでいます。ダビデ氏自身も子どもの頃は学校の長期休みの期間を利用してサルデーニャ島に滞在していたそうです。

 講義の第一部では「空デーニャ・プロジェクト」についてでした。サルデーニャ島が抜けているイタリアの地図の紹介があり、いかに、その島が知られていないかという説明もありました。「空知」と「サルデーニャ島」には共通点も多く、それをきっかけに姉妹交流までこぎ着けることができたらというお話でした。

 具体的な共通点としては、「かつて炭鉱として栄えた」、「鉄道が石炭を運ぶために作られた」、「ワインづくりが盛ん」、「基幹産業が農業」、「イタリア人にとってサルデーニャ島は、日本人にとっての北海道のイメージと同じように、行きたい場所、リゾート地」等でした。

 また、北海道に初めて足を踏み入れたのは、実はイタリア人宣教師のジロラモ・デ・アンジェリスという話もありました。この宣教師は1618年に北海道の松前に来た記録があり、後にアイヌ語を世界で初めて文字記録しました。また、北海道の地図を世界で初めて描いた人物でもあります。このような接点がありながら、現在、北海道内のどの市町村ともイタリアは姉妹交流が無いということも触れられました。

 第二部は、「サルデーニャ島」についての話で、文化や産業、伝統等の解説でした。州旗に描かれている4人の人物のエピソードは、サルデーニャがたどって来た歴史と関係があるということも触れられました。アーティチョークという野菜が有名で、イタリアでは安いのに、日本では1つが1000円もする等、具体的なお話もありました。

 第三部は、「サルデーニャ島の旅行写真紹介」でした。今回の講義に先立ち、2016年2月29日から3月8日にかけて、ダビデ氏とその友人が一緒にサルデーニャ島を訪問しました。最大都市のカリアリ市、ノーラの遺跡、ヌラーゲという要塞の跡、アクアフレッド城など見学して来た場所の写真を用いて、説明がありました。

 出席者は11名でした。
(記録者:宮崎昭人)

講義中のダビデ・ウィケッドウ氏A.jpg
(講義中のダビデ・ウィケッドウ氏)

サルデーニ紹介スライドA.jpg
(サルデーニャ紹介スライド)

3・17(その2)サルジェニア 空知と似せて 新企画A.jpg
講義風景・パノラマ写真
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2016年03月09日

eSRU第11期第3講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第3講案内です。

日時:2016年3月17日(木)18:00〜19:30
講師:ジェイ・アイ・エクスチェンジ(株)社長 ダビデ・ウッケッドウ氏
演題:「空デーニアプロジェクトとは」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
○空デーニャ・プロジェクトとは?(北海道の地に初めて足を踏み入れたのは、実はイタリア人、北海道の姉妹都市の状況)
○サルデーニャ島とは?(場所、大きさ、人口、カルボーニア市、歴史、文化など、空知との共通点)
○サルデーニャ島旅行の紹介
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2016年02月24日

第11期第2講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第2講は
2016年2月18日(木)18:00〜19:30
講師に札幌市円山動物園飼育員本田直也氏をお迎えして
「動物園とは」の演題で講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 本田直也氏は円山動物園でカリスマ飼育員と呼ばれている、知る人ぞ知る人物です。1976年生まれということで、今年で40歳です。円山動物園の飼育展示課に所属しており、専門分野は爬虫類、両生類、猛禽類です。諏訪流の鷹匠でもあり、園内の仕事や野外での趣味として鷹狩のデモと訓練を行っています。博物館のように動物園にも学芸員がいて、学芸員の資格を持って仕事をしています。以下本田氏の講義のスライドを参考に講義の内容の紹介です。
 動物園は世界にどのくらいあるか国別で並べると(2007年現在)、1位アメリカ209ヶ所、2位日本162ヶ所、3位ドイツ131ヶ所、以下フランス83ヶ所、イギリス75ヶ所だそうです。日本にある動物園の数が2番目に多いとは意外です。
 動物園の役割として挙げられるのは環境教育、種の保存、動物に関わる調査研究にレクリエーションが加わります。一般の人は、動物園は行楽地を連想して考えるのが大多数で、環境教育や種の保存と動物園を重ねて考えることは少ないと思われます。
 そもそも動物園の歴史は植民地と密接に関わっていて、近代動物園の発祥の地がロンドンであるのはその証左です。植民地から珍しい動物を集めてきて、動物の居る国の環境を調べることから始まっています。動物園は動物や環境に関する学問とともに発展してきています。
 これに対して、日本の動物園は1830年福沢諭吉が「西洋事情」で初めて国内に紹介し、上野博物館の付属施設として上野動物園が設置されました。娯楽施設の側面が大きく、学問や教育と結びつかないまま発展してきました。昨今マスコミにも取り上げられる事が多い動物園は、やはり行楽地や娯楽の側面が強調されています。
 欧米の動物園は法律(動物園法、免許制度)できつく縛られているのに対して、日本の場合には博物館に準ずるものとして、動物愛護法のしばりぐらいで、自治体の贅沢機関程度の地位にあります。「何とかサハリ」のように動物を集めた商業施設ができて、娯楽施設そのもので動物園の理念が無い施設もあります。動物園の発展には、外部の支援と外圧が必要との紹介がありました。
 予算面でも欧米と日本では大きな差があります。ニューヨークの野生動物保護協会の予算は140億円、ロンドン動物学教会で70億円、これに対して東京動物園協会50億円前後、円山動物園に至っては5億円前後です。日本の動物園はこの乏しい財源と乏しい人材、倫理や哲学のない運営、飼育係は何でも屋とならざるを得ないのが現状です。
 しかし、法律、外圧がない中で独自性を発揮できる事もあり、熱意のある飼育員の取り組み次第では可能性が広がります。本田氏のようにヨウスコウワニの世界初の繁殖成功から始まって、世界的にみて希少爬虫類・両生類の繁殖をトライする例もあります。
 欧米の動物園では西洋的自然観や生命観が動物園に反映されているとの事です。怪我や病気になった動物を客の前で殺し、そのまま肉食動物の餌にするスライドの紹介がありましたが、日本では有り得ない(客に見せる事はない)やり方です。これは死ぬ権利や安楽死を許容する考えにも投影されて来る考え方です。
 他方日本的自然観や生命観はあるがままの自然や命を全体として受け入れるので、動物を研究の対象と見るよりは情緒的な面が前面に出てくるとの事です。
 「環境エンリッチメント」という耳慣れない用語の紹介もありました。これは動物福祉の立場から、飼育動物の幸福な暮らしを実現するための具体的は方策ということで、動物園での実例を引用しながら、現状と課題が紹介されていました。
 日本の動物園のあるべき姿についても本田氏の考えが紹介されていました。日本の里山型自然保護の継承をベースにして、日本独自の動物園スタイルを確立していきたいとの抱負の披露もありました。
最後にマハトマがンジーの言葉「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」が紹介されていました。ペットブームで高額の犬猫が売買される一方で、多くの犬猫を引き取るペット愛好家が現れず、保健所行き(死ぬ運命)になる日本の現状をガンジーの言葉と重ねると、考えさせられるものがあります。

出席者は7名でした。 

講義中の本田氏A.jpg
(講義中の本田氏)

講義風景A.jpg
(講義風景)

2・18(その3)カリスマの 薀蓄(うんちく)語り 飼育員A.jpg
講義風景のパノラマ写真
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2016年02月03日

eSRU第11期第2講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第2講案内です。

日時:2016年2月18日(木)18:00〜19:30
講師:円山動物園飼育員 本田直也氏
演題:「動物園とは」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:西洋と東洋の動物園の様々な面での比較、例えば国民の
   自然観や生命観、自然保護の考え方、飼育法を通して
   東西それぞれの国においての動物園の役割や位置づけを
   飼育員としての経験からの紹介と解説を予定しています。
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2016年02月01日

eSRU第11期第1講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第1講は
2016年1月21日(木)18:00〜20:00
講師にサイレントシステム社長中本伸一氏をお迎えして
「だれにでもわかるIT犯罪の手口!と悪徳商法」の演題で
講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 ネットソムリエの称号に値する中本氏のお話は多岐にわたるものでした。マルウェアと呼ばれるウィルス、ワーム、スパイウェア、携帯やスマホの料金に関するMNPやMVNO、ネットバンキングの危険性、例えば別ページへの誘導と個人情報抜き取りや振り込み詐欺、ウィルス感染後のキーストローク記録によるログイン名やパスワードの漏えい、自分のPCが知らないうちに踏み台にされアタック攻撃の加害者に仕立てられること、自分のPCにバックドアが作られてしまうと他からの操作を防ぎ切れない、PCのセキュリティホールを埋める前に蒙る0 day attack、ワクチンは万能ではない、等々のネットに接続したPC利用における危険性の例の解説がありました。

 当然これらの危険に対処する対応策の紹介もありました。ウィルス対策をしっかり行ってくれ、セキュリティがしっかりしたメールシステムやアプリを利用すること、例えばメールならグーグルのG-mailやクラウドでのExcel利用などが推奨されていました。

 自分のメールアドレスがどのようなルートからネット利用業者に漏れているかのチェックに「+連番」を用いる方法があると教えていただきました。これはnakamoto+123@gmail.comのアドレスでメールを送ると「+123」の部分が隠されたアドレスが相手に届き、後で自分宛てに届いたメールに埋め込まれた「+123」を割り出すことで最初どこに送ったメールアドレスかを炙り出す方法です。メールでこういった芸当ができるとは知りませんでした。

 インターネットネットバンキング等の利用なら普段と少しでも異なった状況が現れれば注意すること、アプリをダウンロードしないスマホは安全性が高く、ワンタイムパスワードの利用やバーチャルカードの利用なども安全性は高いとのことです。具体的には三井住友のバーチャルカードを例に挙げていました。アマゾンのギフト券は購入物品金額分をコンビニで購入して、ギフト券の番号をネットでアマゾンに知らせるだけで支払いが済むので、これも安全性が高い方法です。

 TVのネットショッピングで安売りがあっても、広告費はどこかで消費者に回ってきているので安い買い物ではない、ネットでの割の良い仕事の勧誘、キャッシュバック販売、等々は結局は高上りになる点に注意すること、ネットと店頭の値段を比較する場合には「価格.com」等を参考にすると良い、などの指南がありました。
 中本氏が実際に利用しているガラケー携帯とスマホの組み合わせでMVNO方式を採用して通話料金を大幅に下げることが出来ているそうですが、普通の利用者がそこまで到達するのは難しそうです。いままでの携帯等で利用していたメールアドレス等の「断捨離」が決断できるかどうかもあるそうです。

 実生活がメール文化に汚染されている指摘もありました。LINEなどの利用で、即座に応答せねば仲間から疎外されると感じている若者は四六時中メールを気にすることになり、生活する上でメールというシステムが便利さ以上に生活の質を落としている指摘は的を射たものです。メールは業務連絡のようなものに限定し、人とのコミュニケーションは極力音声で行うようにするのも、メール文化による汚染拡大を防ぐ方法との指摘もありました。

 出席者は9名でした。

講義内容のスライドと中本氏A.jpg
(講義内容のスライドと中本氏)

11期1講目講義風景A.jpg
(講義風景)

2130・パノラマWeSRU中本君A.jpg
講義風景のパノラマ写真
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2016年01月03日

eSRU第11期第1講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第1講案内です。

日時:2016年1月21日(木)18:00〜19:30
講師:サイレントシステム社長 中本伸一氏
演題:「「だれにでもわかるIT犯罪の手口!と悪徳商法」」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:最近はニュースなどで「架空請求」や「なりすまし」や「遠隔操作」や
「不正送金」など、得体の知れない不安な言葉をよく聞くようになりました。
またWindowsXPのサポート終了でそのままWindowsXPを使用していると危険とか
スマートフォンを使用すると個人情報を抜き取られてしまうなど
不安になるようなニュースも気になるところです。

また携帯電話会社のCMでよく聞くキャッシュバックや100円で購入できる
パソコンやタブレットなどのよく判らないサービスを利用・購入
すべきかどうか迷ってしまいます。

こうしたITに関する様々な疑問や不安を誰にでもわかりやすく解説して
その裏に隠れている本当の狙いを説明します。業者に騙されて損をしたり
詐欺などの被害を受けることを未然に防ぐのに役立つお話を予定しています。

以下のようなテーマが話題となります。

・ウィルスってなに?
どうやったら感染する?感染したらどうなる?

・ワクチンソフトがあれば安心か?
ワクチンソフトは万能ではない!

・WindowsXPは本当に危険なのか?
新しいOSが安全とは限らない?

・無料のウィルス対策を利用しよう
うまく活用すれば強力な味方になってくれる

・インターネットバンキングって大丈夫?
やっぱり自分でATMに行くのが安心?

・Amazonや楽天でクレジットカードで買い物をしたが大丈夫か?
心配ならバーチャルカードという面白いカードがある

・ヤフオクを活用すると便利
でも北海道は割高なので送料に注意

・お得なメルマガやサイトに登録
実は詐欺まがいの場合があるので要注意

・あなただけに教える確実なお金儲けの方法
お金が儲かるという情報は例外なくすべて詐欺

・割のいい仕事を紹介するメールが舞い込んだが
Webページ作成やアフィリエイトという言葉に注意

・出会いを促すメールがよく舞い込むが・・・
アクセスするだけで身元がばれる。近寄ってはいけない。

・スマートフォンの料金は高い?
スマートフォンを月に500円で利用する方法

・キャッシュバックってなに?
すごく得するような気がするけど本当?いずれ禁止される

・ガラケー万歳!携帯電話はやはり便利
携帯電話とスマートフォンのコラボがお得

・WIMAXを申し込むとパソコンがもらえる?
結局は割高。将来自分の払うお金を先にもらっているだけ

・本当にお得なITライフとは
私のお勧めする安心で安全なITライフを紹介
オタクを味方にしよう!
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2016年01月02日

eSRU第10期第12講

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第12講は
2015年12月17日(木)18:00〜19:10
講師に毎日新聞社北海道支社長吉野理佳氏をお迎えして
「新聞ができるまで」の演題で講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 なお、11月19日(木)の第11講はeSRUの10周年記念と
2016年鉄道カレンダー制作記念を併せた記念パーティでした。
パーティの様子はブログの記事をご覧ください。

 吉野理佳氏は2015年6月に毎日新聞社北海道支社長として赴任されており、ほぼ半年間の札幌勤務です。半年間では札幌に未だ慣れていないのではとお聞きすると、何の事はない吉野氏は札幌出身だそうで、古巣に戻ったといったところです。女性で同支社長は初めてで、全国紙で女性の支社長は珍しいのではないかと思います。

 お話には女性が新聞記者となる(である)事に関する話題もありました。そもそも吉野氏が新聞記者を目指した動機をお聞きすると、特にこれといった理由はご本人にもはっきりしていないようで、就職時のあれこれでそうなったようです。

 大学卒業後就職先として流通関係で内定をもらっていて、これでよいのか考えているうちに新聞社もよさそうだ、と北海道新聞社を受けてみようと同社に問い合わせました。しかし、当時は女性記者の採用は数年おきで、希望した年には女性の採用枠がなかったそうです。現在は女性と記者の関係はそんなことは無く、毎日新聞社でも半数は女性を採用しているとのことです。女性の記者は真面目で熱心なこともあり、男性記者と伍して仕事をしています。

 これは講義後のプチ夕食会での話になりますが、安倍政権の女性閣僚採用と女性活躍社会推進の裏話を聞くと、中央政治の近くいると、得られても一般に報道されない色々な政治上のパーフォーマンスが伝わってきます。マスコミ関係者のS氏も同席していて、ある意味安倍首相べったりの有力記者やレポータが官邸の意向もあってよく登場し、その流す情報で国民がリードされている側面があるのだな、と感じました。

 講義のテーマは新聞のできるまでなので、毎日新聞社の例で、社の組織がどのようなものか、吉野氏の属する編集編成局の仕事や新聞を出すまでにどんなやり取りがあるのか、等につき具体例で説明されました。編集する方からも読者への手助けのようなコラムがあって、一時期「編集長のこだわり5本」といった吉野氏も書かれたコラムのコピーも配られ、毎日新聞の「こだわり」が紹介されていました。

 よく右の「読売」、中の「毎日」、左の「朝日」と引き合いに出されますが、慰安婦問題等で委縮した「朝日」が左から少しはずれて、中に位置していた「毎日」が左の方にずれて見られている話は、「道新」しか購読していない筆者には比較のしようがありません。道内の「毎日」の部数が5万部弱で、100万部強の「道新」と比べると、全国紙も北海道ではマイナーな存在です。

 しかし、前述のS氏の評価では、「毎日」の記事のクオリティは高いとのことで、それを梃子に読者を増やすのも吉野氏のミッションかと聞いてみると、新聞の業界全体がネット等に押され、苦戦しているとの事でした。活字離れも相変わらず進んでいるようで、若い世代のネットの影響力は強力で、ネットに新聞の悪口が流れると、防ぎようがない場合もあるようです。マスコミ志望の学生が参加していれば参考になると思われる講義でした。

 忘年会シーズンの例会で、参加者はいつもより若干少なめの6名でした。

新聞を手に講義中の吉野氏A.jpg
(新聞を手に講義中の吉野氏)

講義風景A.jpg
(講義風景)

編集長のこだわり・コピーA.jpg
(「編集長のこだわり」紙面コピー)

12・17(その3)年忘れ 人の流れて 勉強会A.jpg
講義風景のパノラマ写真
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2015年11月17日

eSRU第10期第12講案内

eシルクロード大学(eSRU)第10期第12講案内です。

日時:2015年12月17日(木)18:00〜19:30
講師:毎日新聞社北海道支社長 吉野理佳氏
演題:「新聞ができるまで」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
講話概要
 ▽読者の手元に新聞が届くまで、どんな議論や工程を経ているか
 ▽新聞の論調はどのように決まるか
 ▽女性登用の現状
 等につき講師の体験に基づくお話となります。
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2015年10月29日

eSRU第10期第11講記念パーティ案内

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第11講は
eSRU10周年記念と2016年鉄道カレンダー制作記念を併せた記念
パーティに代えます。記念パーティの要領は以下です。

日時:11月19日(木) 18:00〜20:00
場所:テレビ塔2F ライラック
会費:4500円(含むカレンダー代、カレンダー不要の場合4000円)
参加申し込み先:青木 emal: aoki@esilk.org(@は英数字に変えて) 電話080-1879-6092
参加ご希望の方は11 月7日までお申し込みください。

 これまでeSRUの講師を務めていただいた諸先生、学生諸氏、その他の方々に
出席していただき、最終的には30名ほどの参加者を見込んでいます。
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eSRU)第10期第10講

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第10講は
2015年10月15日(木)18:00〜19:30
eシルクロード研究工房・房主青木由直氏が講師で
「最近の中国事情−成都市を旅して」のテーマの講義となりました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。
   
 講師が北大在職中に、初期の研究テーマであったマイコン技術を介して、中国との関わりが出来てきたバックグラウンドの説明がありました。今回四川省成都市にある西南交通大学へ講師を招いてくれたのが同大学の侯進先生で、侯先生が北大留学中に講師の研究室で行っていたアバター技術に関する新旧の研究の紹介がありました。

 講師は成都市の企業家との交流が長く、その過程で成都市パンダ繁育センターにパンダ監視カメラ装置の設置やeシルクロードに関する講演会を行った事例の紹介がありました。近年でも札幌の企業家や研究者と一緒になり、前記大学を訪問しており、その際の話と今回(2015年9月)の訪問時のトピックスについて撮影したパノラマ写真を使っての説明がありました。

 大学の教員の資産形成等につき見聞した事例から、中国の経済発展の流れをうかがってみました。日本に大勢の中国人観光客が来ることは、中国国内でも観光が盛んになって来ていることの証明です。成都市近郊の観光地や少し離れた安仁鎮や西嶺雪山のリゾート地を、講師の研究室の留学生であった莫舸舸君と夫人の鄒宏菁さんと共に見学し、その状況を撮影したパノラマ写真を用いて紹介がありました。中国の温泉の入浴法、道教の寺が観光地として復活している現状、現政府による汚職追放通達で、役人による高級ホテル利用自粛が観光地に与えている影響等、講師の見聞が披露されました。

 成都市は中国国内でもデパートの激戦地で、新しい大規模デパートが次々にオープンしていて、世界の有名店がテナントとして店舗を構えています。その状況見た講師の感想などの披露がありました。中国の経済減速が報道されている昨今、中国のこれからについて考えてみる材料を提供する講義でした。

 次回(11月)の勉強会は「eSRU10周年記念&2016年カレンダー制作記念会」となる旨のアナウンスがありました。

 出席者は12名でした。

eSRU講義・青木(2015・10・15)A.jpg
(講義中の青木氏:福本義隆氏撮影)

eSRU講義風景(2015・10・15)A.jpg
(講義風景:福本義隆氏撮影)

eSRU記念会案内(2015・10・15)A.jpg
(「eSRU10周年記念&2016年カレンダー制作記念会」アナウンス)
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2015年10月09日

eSRU第10期第10講案内

eシルクロード大学(eSRU)第10期第10講案内です。

日時:2015年10月15日(木)18:00〜19:30
講師:eシルクロード研究工房・房主 青木 由直氏
演題:「最近の中国事情−成都市を旅して」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
講話概要
 本年9月の中旬、成都市にある西南交通大学を訪問した際に見聞きした、
最近の中国事情の一端を、パノラマ写真も使い紹介します。
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2015年10月02日

eSRU第10期第9講

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第9講は
2015年9月17日(木)18:00〜19:30
講師に日研コンピュータ(株)代表取締役林克弘氏を
お招きして、「温泉を知れば温泉はもっと楽しい」のテーマで
講演していただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 毎回講義の記録を残す役の世話役が当日中国に行っており、
講義の記録は福本工業社長の福本義隆氏が同氏の『「ワンワンの会社勤務」のようなもの』のブログに載せてありますので、
そちらをご覧ください。

 出席者は8名でした。


講義中の林氏A.jpg
(講義中の林氏)

講義風景A.jpg
(講義風景)

林氏の講義内容A.jpg
(林氏の講義内容)
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2015年09月07日

eSRU第10期第9講案内

eシルクロード大学(eSRU)第10期第9講案内です。

日時:2015年9月17日(木)18:00〜19:30
講師:日研コンピュータ(株)代表取締役 林 克弘氏
演題:「温泉を知れば温泉はもっと楽しい」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
講話概要
・「温泉」の定義
・温泉に関する資格
・泉質の付け方
・ORP(酸化還元電位)って何?
・健康入浴法
・平均寿命と健康寿命
・温泉マンお薦めの温泉
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2015年08月29日

eSRU第10期第8講

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第8講は
2015年8月20日(木)18:00〜19:30
講師にクリプトン・フューチャー・メディア(株)代表取締役 伊藤博之氏を
お招きして、「Think Global, Act Local」のテーマで講演していただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 伊藤氏は今や世界規模で知られるようになったバーチャルシンガーの「初音ミク」を産み育てた会社の代表取締役です。同社のCI(コーポレート・アイデンティティ)は「音で発想するチーム」で、広く音に関してビジネスを展開して現在に至っています。講義では、「初音ミク」が巻き起こしたムーブメントの現在・過去そして未来についての紹介がありました。また、札幌のような地方都市から世界に向けたビジネスを行う可能性や、企業活動を通じた地方の活性化についてのお話もありました。

 クリプトン社創業当初は、10年会社が続けばと言われていたのが、20年続いたと会社紹介で伊藤氏は語っていました。同社の業務としては@音楽制作の「材料」、A制作した音楽の「配信」、Bバーチャル・インスツルメントがあり、それぞれについての紹介がありました。@の音楽制作の「材料」では同社が関係するサウンド配信サイトとサウンド配信、レーベルやサンプルパック(音楽制作の材料)、効果音、音楽(BGM)などの紹介がありました。

 同社の取引先は日本の音楽やメディア関連の多くの企業の他にも世界各国100社以上が取引関係にあるとのことで、札幌にありながら世界企業の様相を呈しています。講義の演題にはこんな状況が込められています。

 バーチャルシンガーの初音ミクは2007年に誕生しています。初音ミクの衝撃として紹介されていましたが、“持ち歌”10万曲以上、200万投稿以上(Youtube)“、世界中でコンサート、コミュニティ(Facebook 250万人、Weibo 80万人)、コラボレーションはBUMP OF CHICKEN、安室奈美恵、Lady Gaga、富田勲等々と多彩です。

 初音ミクは音声合成によるボーカロイドで、初音ミク以前に「音声合成技術」や「Computer Music」も各社で技術開発が進み、商品化されていました。クリプトンが目につけたのはこの二つの技術を結びつけてコンピュータで歌い手のボーカルを造り出し、加えて目に見えるキャラクター「初音ミク」を作り出したことにあります。見ることの出来るキャラクターの存在は偉大で、これにより初音ミク・ファンが急激に増加し、音楽やCGアニメの二次、三次制作が拡大しています。

 同社はネットを介した「初音ミク」の二次利用については、著作権の問題を整理した「ピアプロ(PIAPRO)」というコンテンツ投稿サイトを設けて、対処しています。「初音ミク」を利用したコンテンツの著作権に関するQ&Aもあります。「ピアプロ」オフィシャル・コラボとして、これまでの創作機会の創出例についての紹介もありました。毎年の日本赤十字の赤い羽根募金のポスターに採用されている例などもあります。

 世界各地で行われている初音ミク・ファンの大規模なライブ・コンサートや集いの「MIKUEXPO」の紹介スライドを見せてもらうと、札幌出身のMIKUが世界的なアイドルとシンガーに成長しているのに驚きます。その様子は「MIKU EXPO」の公式ブログでも見ることができます。

 伊藤氏は世界を舞台にして活躍する「初音ミク」に関わっていて、その視点で地元札幌や北海道のクリエータ養成にも力を入れています。その例として、ミライスト カフェ(MIRAI.ST café)をススキノに開設し、クリエータのたまり場にしています。クラウドファンディングでクリエータがビジネスを興す紹介もありました。伊藤氏の目から見ると、北海道は新しいコンテンツを生み出していく絶好の場所であるとのことでした。

 勉強会の会場の担当者が新しく変わって、冒頭伊藤氏のパソコンとプロジェクターの接続に手間取り、伊藤氏は午後7時から別件の用事があったのに7時半まで講義を続けていただきました。出席者は最終的には10名でしたが、これから何かを始めようと思っている若い世代には刺激的な内容の話が、少人数の聴衆しか居なかったのはもったいないと思いました。

初音ミクの紹介をする伊藤社長A.jpg
(初音ミクの紹介をする伊藤社長)

初音ミクの衝撃A.jpg
(初音ミクの衝撃)

講義風景・2015.8.20A.jpg
(講義風景)

8・29(その2)初音ミク 衝撃キャラの 話題なりA.jpg
講義風景・パノラマ写真
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2015年07月25日

eSRU第10期第8講案内

eシルクロード大学(eSRU)第10期第8講案内です。

日時:2015年8月20日(木)18:00〜19:30
講師:クリプトン・フューチャー・メディア(株)代表取締役 伊藤博之氏
演題:「Think Global, Act Local」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:「音で発想するチーム。」のクリプトン・フューチャー・メディアでは、音を発想源とした様々な製品やサービスを手がけて参りました。バーチャルシンガーとして世界にもその名を広めつつある「初音ミク」も当社が生み出した製品のひとつ。本講義では、「初音ミク」が巻き起こしたムーブメントの現在・過去そして未来についてをご紹介します。また、札幌の様な地方都市から世界に向けたビジネスを行う可能性や、企業活動を通じた地方の活性化についても講義いたします。
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eシルクロード大学第10期第7講

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第7講は
2015年7月16日(木)18:00〜19:30、
講師にノーザンクロス代表取締役山重明氏を
お招きして、「苗穂の開拓遺産・産業遺産をめぐる」の
テーマで講演していただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 山重氏は水銀鉱山のあった北海道イトムカ出身の56歳(1959年生まれ)です。北大経済学部に進学し、卒業後北海道東北開発公庫に就職し、3年間勤めて退職しました。退職後、土光臨調の民間スタッフとして加わり、国鉄分割民営化・地方分権等に携わって2年間仕事をした経歴があります。東京での仕事に区切りをつけて札幌に戻り、1987年28歳の時に現在のシンクタンクの会社「ノーザンクロス」を設立しています。ノーザンクロスという星座に関する言葉はサザンクロス(南十字星)に対応した造語で、北十字星は人や情報の交差点を意識したネーミングだそうです。

 山重氏の会社はコンサルタント業がメインで、札幌の街づくりの提言を行って来た実績があります。同社では季刊誌「カイ」を発行しており、「カイ」はアイヌ語の「この土地に生まれし者達」を意味した言葉という事です。松浦武四郎がこの言葉より「北カイ(海)道」と現在の北海道を命名したと伝えられていることに因んで誌名にしているとの事です。

 今回のお話のテーマは苗穂地区を中心にしたものですが、札幌の都市の成り立ちの解説もありました。札幌の創建期は1860年代から1910年代の半世紀で、1869年の開拓使設置があり、屯田兵による開拓や開拓使が指導した殖産興業が盛んになり、苗穂地区には開拓使の工場が造られ、苗穂が発展した時期です。サッポロビールの前身、雪印メグミルクの前身、福山醸造の前身の会社などがこの時期に苗穂地区に創業されています。

 札幌市の拡大期は1910年代から1960年代の半世紀で、周辺の町村を吸収しながら1970年には人口が100万人に達し、急速な都市拡大が行われました。これに反比例するように苗穂地区の他地区に対する先進性が失われていきます。鉄道の線路により南北に分断された苗穂地区の往来の不便さもありました。

 札幌市の拡大期に続く飛躍期は1960年代から2010年代の半世紀として位置づけられます。この札幌市の飛躍期の牽引になったものは1972年の札幌冬季オリンピックです。山重氏はオリンピックでの男子スキージャンプでの日の丸飛行隊が表彰台を独占した活躍を目にして感激した話の紹介がありました。苗穂地区に関しては、かつての札幌の先進地から後進地になってしまい空洞化も進んだところ、1990年に地域再生事業の推進で再び札幌市の先進地にする取組に着手しています。

 そのきっかけは地域住民の苗穂駅北口の新設運動から始まっているといわれています。苗穂地区の再開発が動き出し、現在の苗穂駅を西側にずらし、橋上駅の新しい駅が数年後に完成し、街の様相が一変することになります。これに合わせて苗穂駅周辺まちづくり協議会などが中心となり、新しい街づくりを模索している紹介がありました。
 
 半世紀毎の区切りで、2010年代から2060年代のこれからの札幌市の成熟期には人口減少・超高齢化社会を迎えます。過去の遺産を生かして人口減少でも住みやすい地区にするためには、地区住民の努力が不可欠で、苗穂地区に会社があることもあって、山重氏もそのような運動に協力していく考えであると話されていました。

 参加者は8名でした。

講演中の山重氏A.jpg
(講義中の山重氏)

講演風景A.jpg
(講義風景)

苗穂遺産マップA.jpg
(配られた苗穂産業遺産マップ)
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2015年07月03日

eSRU第10期第7講案内

eシルクロード大学(eSRU)第10期第7講案内です。

日時:2015年7月16日(木)18:00〜19:30
講師:(株)ノーザンクロス代表取締役 山重 明氏
演題:「苗穂の開拓遺産・産業遺産をめぐる」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:幕末にサッポロの開拓拠点として拓かれた苗穂は、明治維新後、
   開拓使が洋風農業技術や加工技術を積極的に導入し、多くの
   農産加工産業を生み出した地域です。そのような開拓期の息吹
   が感じられる遺構が苗穂の街なかに点在しており、それらをめぐる
   物語や話題を提供します。
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2015年06月19日

eSRU第10期第6講

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第6講は
2015年6月18日(木)18:00〜19:30、
講師に北海道芸術デザイン専門学校講師で
北海道美術協会(道展)油彩会員の野沢桐子氏を
お招きして、「絵画におけるリアリズムと
サブカル・アカデミア」のテーマで講演して
いただきました。場所はいつもの
ユビキタス協創広場 U-calaでした。

 1995年に小樽商科大学を卒業して普通のOLと
なった野沢さんが画家を目指すようになった経緯の
自己紹介がありました。OL生活を送りながら
北海道デザイン専門学校の夜間の学生として
油彩を学び、同校卒業後も研究生として在籍し
画家の生活を始めています。
 
 作品を公募展で発表し2000年道展新人賞、
2010年には道展新会員になっています。
その後グループ展や個展を開いて来ています。

 野沢さんはリアリズム(写実)絵画を追及しています。
それも、モデルの人物の内面を描写するといった
リアリズム絵画を試みています。描いた人物と本人の写真を
並べて、リアリズムの表現に成功しているかどうかの
解説があり、野沢さんの画家としての仕事の
一端が紹介されました。

 写実絵画を集めた千葉市にあるホキ美術館を訪れて
みたいという未だ実現していない希望も述べられていました。
双子の子どもを産んだ時の作品として母子像があり、
大きくなった子どもがこの絵の前で股覗きのポーズを
取っているスライドなどが示され、画家にはこういった
芸当ができるのだと面白くも感じ、感服もしました。

 リアリズム絵画に続いて「サブカル・アカデミア」のお話です。
野沢さんが現在教えている専門学校の学生はアニメやCG・Web
デザイン等に興味を持っていて、いわゆるサブカルチャー
の世界での話題が紹介されました。その導入部分で野沢さん
描く「騙し絵」のデッサンが示され、カメラやスマホで写すと
3次元的な絵になって見えるので不思議です。

 サブカル・アカデミアということで漫画の紹介も
ありました。漫画「暗殺教室」は子どもに見せたら
害があるのではないかと思ってチェックすると
意外とまともに教育を考えさせる内容であるとの
野沢さんのコメントでした。「磯部磯兵衛物語」の
浮世絵を取り込んだ人気の漫画を日本人の感性との
関わりで解説がありました。

 映画の主人公と一般の人のハイブリッドな人物画の
制作技法の解説がありました。その話の過程で半顔メイク
なる言葉が飛び出し、ネットでその実際を見ると、
女性は化粧でこんなにも変わることを自分の左右の
顔で表現しています。化粧恐るべしです。化粧の技法も
ハイブリッド人物画に利用できるとのことでした。 

 野沢さんが持ち込んだハイブリッド人物画の油絵作品の
披露もありました。来年に芸術の森美術館が企画する
作品展で11人の作家の一人として野沢さんの作品の
展示が予定されているそうです。近くなったら案内を
ネットで見ることができると思います。

 聴講者は9名でした。  

講義中の野沢さんA.jpg
(自分の作品を引用し講義中の野沢さん)

野沢さんの騙し絵A.jpg
(野沢さん描く騙し絵)

野沢さん描くハイブリッド人物画A.jpg
(野沢さんのハイブリッド人物画の作品)

講義風景A.jpg
(講義風景)
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2015年06月02日

eSRU第10期第6講案内

eシルクロード大学(eSRU)第10期第6講案内です。

日時:2015年6月18日(木)18:00〜19:30
講師:北海道芸術デザイン専門学校講師(北海道美術協会(道展)油彩会員)野沢桐子氏
演題:「絵画におけるリアリズムとサブカル・アカデミア」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:1.絵画におけるリアリズム
     リアリズム絵画とは何なのか、実際に私が描いた絵を見ながら解説したい
     と思います。
   2. サブカル・アカデミア
     古典から現代アート、サブカルチャーまでを縦横無尽に楽しむ私設
     アカデミア。
     最近衝撃を受けたあの現代彫刻、浮世絵、自分で描く3Dアートなどについて
     お話します。
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