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2014年12月02日

eSRU第9期第9講案内

 eシルクロード大学(eSRU)第9期第9講案内です。

日時:2014年12月18日(木)18:00〜19:30
講師:琉球温熱療法院札幌琴似加盟店院長 和島英雄氏
演題:「病気にならない体の温め方と栄養力」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:和島氏の行っている『琉球温熱療法』は体に熱を入れることで、
『免疫力』を高めることを基本にしています。
しかし、『免疫力』と聞いてピンとくる人はあまりいないと思われる
ので、演題のタイトルで
1.『自律神経』が人生の質を決める
2. 健康には栄養が決め手
について講義をしていただきます。
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2014年11月24日

第9期第8講

 eシルクロード大学(eSRU)第9期第8講は
2014年11月20日(木)18:00〜19:50
講師に日研コンピュータ(株)代表取締役林克弘氏をお招きして、
「温泉をもっと知ろう!!」のテーマでお話いただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaが別のイベントで
ふさがっていたため、内田洋行北海道支店の会議室を利用させて
もらいました。

 林氏は「温泉マン」のHNでブログやfacebookで発信を続けておられ、
最近は「温泉ソムリエ」の資格も取得されており、温泉を語る道内の
第一人者です。道内の温泉地はすべて訪れた経験からのお話は、温泉に
関心のある人は勿論のこと、温泉に興味を持っていない人でも面白く
聞けるお話でした。

 まず温泉の定義の解説があり、湯口での温度が25°C以上のものか、あるいは
19の特定の条件の一つを満足するものが温泉となります。これらの温泉の
定義は「温泉法」に基づいています。

 泉質名は療養泉と結びついています。10種類の泉質名に分けられており
その内放射能泉は温泉に放射能がありガンなどに効果があるとされています。
二股ラジウム温泉は名前が良く知られていますが、厳密には放射能泉ではない
とのことです。モッタ海岸温泉は食塩硫化水素泉ですが、ラジウム含有率では
道内随一との紹介もあり、さすが「温泉マン」さんの薀蓄です。全国的には
秋田県の玉川温泉の岩盤浴が放射能療養として有名です。
 
 温泉の効果としては物理効果では温熱効果、水圧効果、浮力効果などが
あり、心理効果も加わり身体に良い点が紹介されました。温泉地は山間部の森林
地帯にあって、樹木の創り出すフィトンチッド(香り)を温泉に入りながら
取り込むのも健康に良い効果をもたらすと言われています。森の風や音、温泉の
お湯の揺らぎの1/f効果の紹介もありました。

 浴場に温泉分析表が掲げられていますが、これで温泉(旅館)の良し悪しを
評価する方法は今まで気にも留めていなかったものです。注意する点は泉温の温度で、
湯温が低いと加熱し、高いと加水等で冷却する必要があり、元々の温泉に手を加える
ことになり、温泉の酸化にもつながりあまり好ましくないそうです。湧出量も
温泉を利用する客数に対して少なければ、湯を循環する必要が生じ、循環時に塩素の
注入などが義務付けられるので、かけ流しの温泉に劣ることになります。
温泉の分析表の終了年もチェックポイントで、終了年から10年以上経っていて
更新されていないと法令違反だそうです。

 入浴法についての解説もありました。入浴前の水を飲んでおくと良いそうです。
足や手の心臓から遠い部分から湯に浸かり、長湯は止めた方が良いとのことです。
前夜宴会などがあった翌朝の入浴は控えた方が無難とのことです。
温泉に入ることはカロリーを消費するので、温泉ダイエットにもなるそうです。

 おもしろ入浴法としては、洗い場に木の枕があって洗い場で寝ながら湯を身体に
かける方法を進める温泉場もあるそうです。温冷を交互に身体に与える入浴法が
効果的で、洗い場で身体を冷やして時々お湯をかけて温まる入浴方式です。

 温泉マンさんお薦めの北海道の温泉の紹介があり、色々な温泉が紹介されました。
復活した「かんの温泉」、湯治専用のカルルス温泉、油の浮いている豊富温泉、
一番標高の高いところにある十勝岳温泉、筆者も足だけつかってパノラマ写真を撮った
盤石温泉等々と短い時間で北海道の面白温泉巡りができました。

 出席者は今回だけ参加の女性温泉ソムリエも含めて8名でした。

講義中の林氏A.jpg
(講義中の林氏)

温泉ソムリエ紹介A.jpg
(温泉ソムリエ紹介)

女性温泉ソムリエも交えての講義風景A.jpg
(女性温泉ソムリエも交えての講義風景)
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2014年10月29日

eSRU第9期第8講

eシルクロード大学(eSRU)第9期第8講案内です。

日時:2014年11月20日(木)18:00〜19:30
講師:日研コンピュータ(株)代表取締役 林 克弘(温泉マン)氏
演題:「温泉をもっと知ろう!!」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
1.温泉の定義 「温泉法」とは・・・
2.泉質名(療養泉) 
3.適応症の意味
4.温泉の効果
5.温泉分析表の読み方
6.源泉掛け流し、循環の違い。加水、加温の影響は?
7.一般的な入浴法と効果
8.おもしろ入浴法
9.温泉マンお薦めの北海道温泉
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eシルクロード大学(eSRU)第9期第7講

 eシルクロード大学(eSRU)第9期第7講は
2014年10月16日(木)18:00〜19:30
講師に毎日新聞北海道支社支社次長兼総務部長渡辺雅春氏を
お招きして、「新聞は本当に必要か!?」の新聞人からの
問い掛けのテーマでお話頂きました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 渡辺氏は毎日新聞のスクープ記事「旧石器発掘ねつ造報道」の報道担当の記者でした。報道記事のコピーが毎日新聞北海道支社の応接室に掲示されていたのを目に留めて面白いと思い、今回の講師依頼となりました。

 最近、朝日新聞の「従軍慰安婦報道」訂正や「吉田調書」誤報問題で新聞報道を巡る話題が週刊誌や月刊誌、TVニュースでも取り上げられていて、渡辺氏の新聞界を巡る解説を聞きながら新聞に関する認識を新たにした講義でした。

 平成の三大誤報というのがあるそうで、@朝日新聞の「サンゴ事件」(同紙のカメラマンがサンゴに傷をつけ、心ない者の仕業と報道した)A毎日新聞の「グリコ森永事件・容疑者取り調べ」B読売新聞の「少女連続誘拐事件・アジト発見」が挙げられるとの事です。大きな誤報があると新聞の読者離れがあり、それでなくても新聞全体で購読者が減りつつあり、新聞業界には打撃になります。

 購読者が減りつつある新聞を今一度考えてみようと、新聞人が自問するような「新聞は本当に必要か」のお話は示唆に富みます。速報性という点では新聞はネットやテレビに太刀打ちできません。明け方起きた事件やスポーツイベントは結果が分かってしまってから1日遅れで翌日の朝刊に出るようでは、結果を知ろうと一般の人はネットやテレビに頼ることになります。

 情報量も、限られた紙面ではネットやテレビで刻々と変化に対応したニュース報道にひけを取ります。広告のスポンサーもこの状況を知っているので、新聞広告からネットやテレビに広告を移し、新聞の収入減につながっています。

 この状況で新聞のレゾンデートルは何か。渡辺氏の解説では新聞の持つ「社会変革機能」ではなかろうか、との事です。その一例として「隼くん事件キャンペーン」が紹介されていました。ひき逃げ事件の被害者で亡くなった隼くんの家族に、加害者の運転手が裁判で刑に服さなかった結果が伝えられず、家族が掛け合っても法律には裁判結果を被害者に伝える条文はないとのことで門前払いをされました。新聞がこれを取り上げ、被害者の権利を確保するキャンペーンを行った結果、法律が変えられていくことになります。

 この紹介例で、不都合な法律でもそれを変えることは専門家の法律家にはできない。一般に専門家は専門家を縛っているルールは守っても、そのルールを変更する立場にはない。専門家ではない一般の常識人が社会に合ったように不具合なルールを変更していく原動力になります。

 さて、新聞記者(広く新聞人)は専門家でもあり一般人でもあり、ルール(法律)の変更に直接関係できなくとも世の中に情報を正確に伝えることにより間接的に社会を変革してゆく力を持っており、この新聞の機能を強めるべきだとのお話でした。

 渡辺氏が手掛けた「旧石器ねつ造事件」の報道には触り程度の紹介でした。この事件の始まりから顛末までは、勉強会が終わってからビアケラーでの雑談で聞かせてもらいました。ビアケラーではパノラマ写真撮影を行いましたので写真を載せておきます。

 出席者は8名でした。

講義中の渡辺氏A.jpg
(講義中の渡辺氏)

9期7講目講義風景A.jpg
(講義風景)

ビアケラー渡辺氏.jpg
(ビアケラーでの渡辺氏と受講者の福本氏)
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2014年10月01日

eSRU第9期第7講

eシルクロード大学(eSRU)第9期第7講案内です。

日時:2014年10月16日(木)18:00〜19:30
講師:毎日新聞北海道支社支社次長兼総務部長 渡辺雅春氏
演題:「新聞は本当に必要か!?」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:朝日問題に少し触れながら、新聞を取り巻く状況を説明します。
そのうえで、「世の中で起こっていることを早く正確に伝える」ことが
新聞の第1の役割であるという「定説」に疑問を呈します。
現代では、新聞の役割は「社会変革機能」ではないか。
そのための調査報道の一例として「旧石器発掘捏造」について話します。
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eSRU第9期第6講

eシルクロード(eSRU)第9期第6講は
2014年9月18日(木)18:00〜19:30、
講師に「太田明子ビジネス工房」代表太田明子さんを
お招きして、「サッポロバイクプロジェクトについて」の
演題でお話頂きました。場所はいつものユビキタス協創広場
U-calaでした。

 太田明子さんについては北海道風土記−人物編の「自転車と二人三脚のサッポロバイクプロジェクト代表太田明子氏」に紹介記事があるので、こちらを見ていただくとして、太田さんは前記紹介記事に書かれていなかった札幌女性起業家コミュニティEzonaの代表を務めています。この団体は2014年の3月から活動を開始しており、出来たばかりです。「士」の付く資格を持つ女性起業家が集まって、これから起業を志し、地域活性化に取り組む女性たちの支援を行う団体です。因みにEzonaとは何を意味するのか聞いてみると、「蝦夷の女」との答えでした。

 太田さんは総合商社(イトマン)に就職しましたが、働き過ぎの過労により24歳で退職、その後2年間で10種類ほどの仕事についたそうです。30歳で道産子と結婚して北海道に移住しています。この経験もあり「私設北海道開拓使の会」の事務局長を務めた時期があります。その後「札幌BizCafe」の事務局長を務めたことがベースとなり、女性の起業に関して関心を持つようになり、「太田明子ビジネス工房」を設立して、女性の起業や女性企業家をサポートする活動を続けて来ています。

 今回のお話は太田さん自ら自転車作りと販売を行った起業経験談でした。太田さんの起業に当たってのポリシーは、次の3条件を満足するかどうかにあります。1)好きなこと、2)出来ること、3)すべきこと、に合っているかどうかです。

 太田さんが股関節のトラブルで入退院を繰り返していて、自転車利用でどうにか病気を克服して、次に手掛ける仕事を考えた時、前記の3条件を満足するものとして、好きな自転車、自転車作りなら自分と周囲の知恵を動員して可能である、病気を克服した経験はビジネスとしても生かすべきだ、との考えのもと、都市のサラリーマンにも受け入れられる「サッポロバイク」をデザインし100台の製造と販売を行いました。

 自転車製造と販売当たっての体験談の披露がありました。自転車好きの様々な業種の方々を集めて、自転車作りの知恵を結集する「サッポロバイクプロジェクト」委員会が上手く機能して、このプロジェクトは成功しました。業界の常識を覆して、これから秋に向かう時期に1台4万円近くの価格の新車100台の自転車の完売に結びつけています。しかし、このビジネスの最大の成功要因は、太田さんの病気克服のための自転車を利用して、都市生活者にマッチした自転車を作り出したいというバックストリーがあったればこそだと思いました。

 参加者は8名でした。

講義中の太田明子さんA.jpg
(講義中の太田明子さん)

講義風景A.jpg
(講義風景)

東急ハンズのサッポロバイクの展示A.jpg
(東急ハンズのサッポロバイクの展示)
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2014年09月02日

eSRU第9期第6講案内

eシルクロード(eSRU)第9期第6講案内です。

日時:2014年9月18日(木)18:00〜19:30
講師:「太田明子ビジネス工房」代表 太田明子氏
演題:「サッポロバイクプロジェクトについて」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
 2014年秋に発売したサッポロバイクというオリジナル
自転車の企画・製造・販売についてのお話となります。
 なお、太田明子氏については北海道風土記−人物編に
自転車と二人三脚のサッポロバイクプロジェクト代表太田明子氏」に
紹介記事があります。
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eSRU第9期第5講

 eシルクロード(eSRU)第9期第5講は
2014年8月21日(木)18:00〜19:30、
講師に「エコ・モビリティ・サッポロ」代表の栗田敬子さんを
お招きして「環境×移動=非日常 自転車タクシーが出来る事」
の演題でお話頂きました。場所はいつものユビキタス協創広場
U-calaでした。
 
 栗田さんはJICA(国際協力事業機構)の仕事でご主人について28歳の時ケニアのナイロビに2年間滞在したことが環境問題に目覚めるきっかけになりました。そのナイロビでの生活の短い紹介がありました。札幌に戻ってからは、主婦の立場で環境問題に取り組んできました。主婦として日常の生活の中で実行できる、エコバックやコンポストの利用促進、料理の廃油からの石鹸作りなどの活動を続けてきました。

 IPCCの第5次評価報告でCO2が地球環境に影響の与えていると言及され、自動車利用がCO2増加の大きな原因です。CO2の削減に少しでもつなげたいと考えて、栗田さんはベロタクシーの利用に行きつきました。その運営主体であるNPO法人「エコ・モビリティ・サッポロ」が2008年に設立・認可され、栗田さんが代表に就任しています。

 ドライバーを始め自転車のメカニクスも男性的な感じのベロタクシーであっても、その運営のNPOという組織は女性的である、との論を栗田さんは話されていました。男性的思考は競争的で利益を重視し、プライドに重きを置く。これに対して、女性的思考では競争より協調とバランスに重きを置き、一般の人のニーズを女性の目線で捉えることができ、利用価値のあるものをネットワークで普及させるのに長けている。

 事実、札幌以外でもベロタクシーの運営を行っているところでは、例えば沖縄等では女性が責任者のところが多いとのことです。しかし、体力的なことでベロタクシーのドライバーは男性で、体力の無い女性ではドライバーはきつい仕事のようです。しかし、体力があれば接客に優れた女性は人気のドライバーになりそうです。

 前述のNPOを設立してから、年間8000人ほどの客が利用しているとのことです。客は女性が6割強、男性が3割強の比率で、1人当たり1 Kmの乗車距離と紹介されていました。女性は1 Kmを超えると歩くのに抵抗を感じて、ベロタクシーを利用する傾向にあるそうです。

 高齢化社会を迎え、タクシーを使うまでもない距離の乗り物としてのベロタクシーの存在価値があるのではないかとの栗田さんのお話です。また、認知症対策として、昔住んでいた周辺を巡って思い出す回想法の足としてベロタクシーの可能性も考えられ、ベロタクシーを福祉とリンクさせることもこれからの課題と紹介されていました。

 最後に栗田さんはケニア地方の格言として「ひとりの老人が死ぬとひとつの図書館がきえる」を紹介されました。高齢者の知恵を図書館の本のように利用しようとするのが、環境問題に対処のひとつの方法でもあるようです。

 出席者は10名でした。

追記:この回の講義の後日談があり、聴講者のお一人のF氏が、実際にベロタクシーに体験試乗してそのレポートをブログに書いておられます。

講義中の栗田さんA.jpg
(講義中の栗田さん)

講義風景1A.jpg
(講義風景)

講義のスライドA.jpg
(講義スライド)
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2014年08月10日

(eSRU)第9期第5講案内

eシルクロード(eSRU)第9期第5講案内です。

日時:2014年8月21日(木)18:00〜19:30
講師:「エコ・モビリティ・サッポロ」代表 栗田敬子氏
演題:「環境×移動=非日常 自転車タクシーが出来る事」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
 自転車タクシー(ベロタクシー)事業を開始して7年が
経っています。事業開始に至った経緯とこれからの抱負につき
下記のような話題でお話していただきます。
・主婦の頭の中
・環境活動のジレンマ
・自転車タクシーの導入と効果
・利用者から学ぶ今後の活動

 なお栗田さんは、パノラマ写真風土記の記事「HPFhito84・ベロタクシーを運行させる「エコ・モビリティ サッポロ」代表栗田敬子さん」に記事が掲載されています。
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eSRU第9期第4講

eシルクロード(eSRU)第9期第4講は
2014年7月17日(木)18:00〜18:00、
講師に「馬杉榮一法律事務所」弁護士馬杉榮一氏を
お招きして「司法をめぐる今日の課題」のテーマで
お話していただきました。
場所はいつもの「ユビキタス協創広場 U-cala」でした。

 馬杉氏の講義の日の1週間前の北海道新聞「ひと」欄(2014.7.9)に馬杉氏が取り上げられていました。記事のタイトルは「中小企業の再生に取り組む弁護士」です。筆者は講義の当日の朝、ホテルの朝食会で馬杉氏の講話を聴いています。テーマは新聞記事にもあるように、2014年の2月から適用が始まった「経営者保証に関するガイドライン(指針)」です。

 これまでベンチャー企業等の起業に際して、銀行等から融資を受ける場合、個人保証を設定しなければなりませんでした。経営が上手く行かなかった場合、保証した個人の財産で賠償せねばならず、場合によっては経営者の自己破産等の処理により、企業家から再挑戦の機会を奪ってしまうことになります。又、この個人保証のため企業の継承もスムーズに行きません。このため個人保証を少なくしていこうという国のガイドラインが適用される事になり、馬杉氏は弁護士向け研修会を開き周知活動を続けています。

 eSRUの講義では、法律が関わってくる一般的問題やそのバックグラウンドについての解説でした。日本の司法制度の改革の経緯に関する話題が取り上げられ、上記の「ガイドライン」も明治時代に制定された民法を現代でも使い続けているため、法律を変えずにガイドライン(指針)で対処する一つ便法であると聞くと、法律の安定性ということに気付かされます。

 本年6月の主要な司法関連記事の紹介ということで、いかに多くの司法関連記事があるかが新聞記事の切り抜きに沿っての解説がありました。「集団的自衛権」等も法律という点から見るとこう解釈ができる、「原発の安全基準」を巡る問題で死角がある等々の多岐にわたる話でした。一般的新聞読者としては、日々のニュースを読み流しているだけですが、弁護士にとって新聞記事は仕事の資料であって、随分と丁寧に日々のニュースを追っているものだと、新聞コピーの分厚い資料を配られて感じました。

 出席者は10名ほどでした。(講義時に撮った写真データを紛失したので写真無しです)

馬杉氏・道新報道.Cjpg.jpg
(北海道新聞「ひと」欄記事2014.7.9) 
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2014年07月09日

eSRU第9期第4講案内

eシルクロード(eSRU)第9期第4講案内です。

日時:2014年7月17日(木)18:00〜19:30
講師:「馬杉榮一法律事務所」弁護士 馬杉榮一氏
演題:「司法をめぐる今日の課題」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:1 本年6月の主要な司法関連記事の紹介
        いかに多くの司法関連記事があるか。
   2 日本の司法制度の改革の経緯
   3 弁護士の仕事とは
   4 その他

追記:馬杉氏は北海道新聞「ひと2014」(2014.7.9)に
「中小企業の再生に取り組む弁護士」の記事で紹介されています。
また、パノラマ写真風土記の記事「HPFhito68・趣味は仕事という弁護士の馬杉榮一氏
にも記事が掲載されています。
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2014年07月06日

第9期第3講

 eシルクロード(eSRU)第9期第3講目は2014年6月19日(木)18:00〜19:30で、
講師に「ばんんけい峠のワイナリー」社長の田村修二氏をお招きして、
「ワイナリーで地域起こし」の演題で話していただきました。
場所はいつもの「ユビキタス協創広場 U-cala」でした。

 田村氏は経産省の官僚から個人ワイナリーの創業者になった異色の“樽人”です。北海道通産局商工部長時代から地場産業を興し、民間の活力を高める必要があるという持論で、これを身をもって実践していることになります。ワイナリーは最初から目論んだ事ではなく、偶然性も重なっています。

 退職後、発酵食品の研究を行う研究施設を盤渓峠の土地に開設します。ここに江部乙のリンゴ農家からリンゴジュースが持ち込まれ、シードル造りが始まります。研究施設の横にブドウ畑があったのでワイン造りにつながり、「ばんけい峠のワイナリー」の誕生です。

 ワインの生産に至るまでの苦心談の披露がありました。衛生に関する条件をクリアするため、ステンレスのタンク等が必要なところ、安上がりなヨーグルト製造容器を調達して来て、パイプ無しの醸造装置をこしらえました。小規模なワイナリーでは、パイプの洗浄の負担を考えると、パイプ無しワイン醸造装置は成功であった、とのことです。

 国税局との対応でも問題山積だったそうです。ワイン造りは試行錯誤の過程が必要なのに、酒造の認可を受けなければ実験段階でも許可されない。最初からワインが造れるところから出発せねばならず、ワイン造りを始めるには矛盾がある。結局、認可行政の担当者と共同研究を行うような形で認可に漕ぎつける、といった事になったそうです。

 低温の北海道は発酵食品の製造条件が良く、田村氏のところではチーズ造りも手掛けています。札幌市にも第1号の「ばんけい峠のワイナリー」に続いて他のワイナリーもでき、北海道の各地でワイナリーが盛んになっていく気運にあります。北海道はワイン王国への道を進んでおり、後発のワイナリーのプロトタイプになることが田村氏の目指すところです。

 ワインの他の話題として、菜種油をジーゼルエンジンの燃料にする試みの紹介もありました。これは食品を燃料にすることに生産者の抵抗感があり失敗に終わりました。

 失敗といえば、当日会場で同ワイナリーのシードルを試飲するため、自宅の冷蔵庫から取り出して持って行こうとするとコルク栓が飛び、シードルがビンの外にこぼれ出してしまいました。同ワイナリーで造られたシードルやワインには酵母が生きたまま封じ込まれるため、温度や振動によって酵母が炭酸ガスを発生させ、これがコルク栓を吹き飛ばしてしまう“危険”があるそうです。

 田村氏か会場まで運んでくれた寄贈のシードルを試飲しました。今回は試飲の宣伝が効いたせいか、いつもの倍近くの17名の出席でした。

講義中の田村氏A.jpg
(講義中の田村氏)

講義風景1A.jpg
(講義風景)

講義風景2A.jpg
(講義風景)
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2014年06月10日

eSRU第9期第3講目案内

eシルクロード(eSRU)第9期第3講案内です。

日時:2014年6月19日(木)18:00〜19:30
講師:「ばんんけい峠のワイナリー社長」 田村修二氏
演題:「ワイナリーで地域起こし」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
北海道初の小規模ワイナリーの設立物語
1.豊かな地場資源:採取から育成へ
2.量産から個別生産へ
3.本州市場から地場市場へ
4.技術移転にはプロトタイプが有効

 「ばんけい峠のワイナリー」で醸造されたワインの試飲を予定しています。
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2014年05月18日

eSRU第9期第2講

 eシルクロード(eSRU)第9期第2講目は2014年5月15日(木)18:00から講師に日本銀行札幌支店長曽我野秀彦氏をお招きして「世界経済の変容と北海道経済の課題」のテーマでお話していただきました。場所はいつもの「ユビキタス協創広場 U-cala」でした。

 世界の国々に格差があるのは周知の事実ですが、その格差を視覚的に理解するグラフ「Gapminder World」が紹介されました。各国の一人当たりの所得を横軸に寿命を縦軸に人口を円の大きさで表すグラフで200年前からの統計が動画で示されます。これは面白いグラフでネットでアクセスしてみることができます。早速、受講者の一人のF氏がブログでこのサイトの利用を紹介しています。

 現在日米欧の中央銀行は膨大な資金を市場に供給して景気を刺激しています。その結果日本の場合にはデフレからインフレ局面に入りつつあるとの統計が出ています。いわゆるアベノミクス効果です。

 アメリカの国債を大量に買っている中国がアメリカの国債を手放したらどうなるか、の質問に曽我野氏の答えは、金本位制後の世界経済の「金」に代わるものは米国債で、どこでも米国債は買われるので、この点は心配しなくてもよいのではないか、とのことです。

 中国に関しては2020年台から起きる人口減少が大きな問題で、日本と比べるとその減少のスピードと規模が極めて大きく、世界経済に及ぼす影響が懸念材料である。世界的にみて人口増の国はインドとアメリで、インドの総人口は2020年代には中国を追い抜く。アメリカの人口増は移民が寄与している。人口減が続けば当然日本の活力は減少するので、大きな問題である、との解説です。

 目を道内に向けると、道内企業の景況感は全国を上回っている。景気回復の項目は「建設」、「消費」「観光」で、北海道はこれらのいずれの項目でも好調である。

 しかし、懸念材料もあり人口減と高齢化でのインフレ局面では、労働力不足が景気回復のボトルネックとなる。将来の推計人口は北海道は全国平均よりさらに右肩下がりで、近未来の北海道に影を落としている。

 北海道産業の柱の一つの観光も最近の2,3年を除けば、10年間連続の右肩下がりで、この点道内での危機感が薄いと曽我野氏の見立てです。

 北海道は国の予算を取り込んでくる工夫が足りない。人口減による国の投資額が減ると既存インフラの維持・更新はこのまま続けることはできず、もう既に既存インフラを縮小する必要性に対処せねばならない時期に入っているのではないか。何を捨て何を生かしていくかもっと議論するべきである。もし飛行機の優位性に対抗して新幹線を造っていくとするなら、新幹線を東京発のものにつなげる発想より、空港のある新千歳始点で札幌や旭川、函館につなげる新幹線から建設していくべきだ、という考えは傾聴に値します。

 北海道の利点、例えば土地があり地価が安い事を生かして材料、製品在庫を大量に抱えて、即納体制完備を売りにして優位性を確保する事などが考えられ、実際にそれを実行している道内優良企業がある。グローバルな企業間競争に勝ち残るヒントが北海道にもあって、参考にすべきであるとのお話しでした。

 講義の後の質疑応答が続き、いつもの19:30を超えた講義になりました。
 
 出席者は12名でした。

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(講義中の曽我野氏)

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(講義風景)

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(講義風景)
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2014年05月01日

eSRU第9期第2講案内

eシルクロード(eSRU)第9期第2講案内です。

日時:2014年5月15日(木)18:00〜19:30
講師:日本銀行札幌支店長 曽我野秀彦氏
演題:「北海道経済の課題」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
 北海道経済の課題と題して、北海道特有の経済構造問題を数点取り上げた
内容になります。景気回復のキーワードは「建設」、「消費」、「観光」で、
北海道はこれらのいずれのキーワードにも深く関係して好調といわれています。
その辺りの解説も講義内容です。
 なお、曽我野氏は「北海道パノラマ風土記−人物編」(http://www.panofudoki.com/?paged=5
に紹介記事があります。
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eSRU第9期第1講

 eシルクロード大学(eSRU)は第9期(2014年度)に入っています。この期の第1講目は、産業技術総合研究所北海道センター生物プロセス研究部門主任研究員の池上真志樹氏が講師で、4月17日(木)に行われました。演題は「酵素を用いた電気化学センサーについて」の案内の演題でしたが、広くバイオセンサーに関するお話となりました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。
 一般市民にはあまり知られていないと思われる産業技術総合研究所北海道センターの組織の紹介がありました。同研究所はつくば市に本部の研究所があり、各地にそれぞれ研究部門があります。札幌には生物プロセス研究部門とメタンハイドレート研究センターがあります。池上氏の属する生物プロセス研究所はさらに研究グループに分かれていて、池上氏は生体分子工学研究グループの主任研究員です。
 講義は池上氏の行ってきた光干渉によるバイオセンサーの紹介などのかなり専門的な話から始まりました。溝穴のある構造を作り、ここに資料を流して穴にタンパク質が吸着するようにし、上からの光が穴の入口部分と穴に侵入してからの反射で光が干渉を起こす現象から、干渉のピークを測定して穴に取りこまれた生物物質を判定する、といった内容です。
 池上氏が現在研究を行っている酵素を用いた電気化学センサーは、生体内で起きている、酵素が電子を受け取り物質を変えて行く過程を、人工的な方法で行い、センサーの役目をさせるものです。具体的には電極に酵素を吸着させ、電極から電気を流すことにより電子を直接酵素に注入します。その場合どのような電極の微細構造がよいのかを突き止めようとしています。このようなセンサーは生体計測や創薬の過程で利用される可能性があります。
 今回の講義は話が専門的であったため、何かの研究の経験がないとおおよその理解に至るのも大変ではなかったかと思いました。しかし、地道な研究を続けることで次世代の新技術開発につながっていく雰囲気はつかめたはずです。なお池上氏は「パノラマ風土記−人物編」のサイト(http://www.panofudoki.com/)でも取り上げています。 
 参加者は11名でした。

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(講義中の池上氏)

講義風景A.jpg
(講義風景)

講義のスライドA.jpg
(講義のスライド)
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2014年03月28日

eSRU第9期第1講案内

eシルクロード(eSRU)第9期第1講案内です。

日時:2014年4月17日(木)18:00〜19:30
講師:産業技術総合研究所生物プロセス研究部門主任研究員 池上真志樹氏
演題:「酵素を用いた電気化学センサーについて」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
 生命活動は様々な化学反応によって維持され、
その化学反応では「酵素」が重要な役割を担っています。
酵素は生体内のみならず生体外においても働かすことができ、
中には電気的な刺激で働くものがあります。
当日は、酵素を如何に電気的に働かすか、
また応用として酵素センサーについての話しとなります。
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eSRU第8期第12講

 eシルクロード大学(eSRU)の第8期(2013年度)最後となる第12講目は、講師に秋元克広札幌市副市長をお招きして、3月20日(木)に行われました。演題は「まちが変わる、SAPP_ROの街が」で、場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。
 講演の項目は、1.札幌市の都市構造、2.札幌市まちづくり戦略ビジョンの策定、3.変わる街並み、4.文化・芸術・観光の魅力を世界へ発信、5.地域コミュニティの強化で、かなり厚いレジュメが用意されました。
 市民として札幌市の全体像を見る機会はほとんどないのですが、市を運営している責任者の方からダイジェスト的に諸問題を聞くと、札幌市の全体像の輪郭が見えてきます。札幌市は12政令都市中、人口あたり普通会計市債残高が最低で、現時点では健全な財政状態にあるようです。毎年、最も魅力的都市の1位に選ばれる常連で、都市のブランド力があります。
 しかし、これからの札幌市の課題も当然あります。現状では人口は緩やかに増加していても、平成32年頃から減少に転じ、平成37年には8世帯に1世帯は一人暮らしの高齢者になるとの推計があります。生産年齢人口の減少とともに実質市内総生産も減少します。エネルギー問題もあります。原発が「不要」又は「縮小」が80%を超える市民意識の中で、エネルギー問題にどう対処するのか、これら諸問題を勘案して、札幌市のまちづくり戦略が策定されています。
 この策定された戦略ビジョンの紹介がありました。暮らし・コミュニティ、産業・活力、低炭素社会・エネルギー転換の、テーマ毎の戦略の概要の話です。これからの札幌市の方向が見えてくるお話でした。
 札幌の都市空間に関する戦略ビジョンは、現在の街並みと将来の街並みを比較した具体的なもので、写真やパース図で大規模な再開発の紹介がありました。地下街オーロラタウンから市役所本庁舎横を通過する地下通路がすでにあり、将来この通路を利用するとのことです。
 チ・カ・ホの大通交流拠点の工事も始まっています。北1西1の再開発も具体的に動き出しています。札幌三井JPビルディング(仮称)も工事が完成に近づきつつあり、新しい都市空間が生まれようとしています。これから変わって行く札幌市を前もって知ることのできる講義でした。
 今年から始まる札幌国際芸術祭の話もありました。「歩いて暮らせるまちづくり」を目標にした地域コミュニティ構想も紹介されました。札幌はこれからも大きく変貌していくのを認識させられる講義でした。
 札幌市副市長自らが講師ということもあり、今回の聴講生は大幅に人数が増え21名でした。

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講義中の秋元札幌市副市長

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講義風景1・パノラマ写真

3・20パノラマK1・eSRU3・20−その2A.jpg
講義風景2・パノラマ写真
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2014年03月05日

eSRU第8期第12講案内

eSRU第8期第12講案内

eシルクロード(eSRU)第8期第12講目案内です。

日時:2014年3月20日(木)18:00〜19:30
講師:札幌市副市長 秋元克広氏
演題:「まちが変わる、サッポロの街が」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

 秋元克広札幌市副市長に昨年(2013年)10月に策定した「札幌市まちづくり戦略ビジョン」
及び平成26年度予算案に見る札幌の新しい姿等についてお話していただきます。

内容
 1972年の札幌冬季オリンピック開催から40年あまり。
札幌駅南口北口再開発、駅前地下歩行空間、日生ビル
大通ビッセなど、新しい都心の顔が生まれています。
北1西1再開発ビルや路面電車のループ化など、今後次々と
変わっていく都心の姿や、高齢化が進む地域コミュニティを
強化していく取組みなど、これからの札幌のまちづくりについての
お話となります。
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eSRU第8期11講

 eSRUの第8期第11講目は、2014年2月20日(木)18:00〜19:30、
NHKプラネット・エグゼクティブプロデューサーの園部一也氏に
講師を務めていただき、演題として「コンテンツ制作者から見た4Kテレビ」
としてお話していただきました。場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 「4Kテレビ」の用語は4K/2Kとも呼ばれ、約4000x2000ドットの解像度を持つディスプレイや映像方式の略称です。フルHD(ハイビジョン・デジタル)の4倍の解像度になります。50インチ超の大型ディスプレイ市場を活気づけるのではないかとメーカーが期待感を持っているとのことです。

 ハードが先行の現状で、実験用を除いてテレビ放送で見る事ができるコンテンツがありません。映画界では4K制作が急速に増加しています。総務省のロードマップでは、2014年のブラジルW杯で可能な限り関心を持つ視聴者に4Kを体験できる環境を整備し、2016年リオ五輪で8Kを体験できる環境整備、2020東京五輪では希望する視聴者が放送で視聴可能な環境を実現する方針です。このため次期打ち上げのBS衛星によるBS放送、IPTV(インターネットTV)やCATVの拡充を目指しています。

 これまでに見えてきた問題点としては、フォーカスの難しさがあります。ビューファインダのサイズではフォーカスが合っているか確認しづらい。高精細のため、わずかなピントのずれがクオリティを左右し、カメラマンが使えるサイズのモニターが開発さされていない、などがあります。

 膨大なデータをどう扱うかの問題もあります。データ転送に録画時間以上の時間がかかり、4Kテレビ放送では編集用のハードヤ放送方式の開発が必要となってきます。

 被写界深度の問題もあり、ワイドレンズでは広範囲に細密映像が得られる反面、必要のないものまではっきり写ったり、出演者やセットの細部まで判る問題点があります。したがって、プライバシー保護により注意を払う必要があります。

 4Kのメリットとしてはスポーツ中継、自然・景観の記録、アーカイブ性を重視した美術・工芸、ドラマ・舞台芸術、ピントの置き方での立体感表現などはコンテンツ制作者として取り組んでいく新しい課題となります。園部氏の体験から、ピントの合わせ方で立体感が出せる技術は、現在の3Dテレビや映画を駆逐してしまうかも知れないとのコメントは印象的でした。

 現場で感じている4Kテレビの課題と将来展望に関する園部氏のお話は大変参考になるものでした。園部氏はいつもは聴講生として講義に出席ですが、今回は講師になっていただきました。聴講者は5名でした。

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(講義中の園部氏)

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(講義風景)
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