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2011年11月04日

eSRU第6期第8講目案内

eシルクロード大学(eSRU)第6期第8講目案内です。

日時:11月17日(木)午後6:00〜7:30
講師:北海道大学教授 近藤誠司先生
演題:エゾシカの現状と課題
場所:鞄燗c洋行北海道支店 ユビキタス協創広場『U-cala』
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

 近藤先生は北海道和種馬保存協会長、日本流鏑馬競技連盟会長、RDA Japan(障害者乗馬)理事長、エゾシカ協会会長等の要職につかれています。今回は、最近話題になっている北海道におけるエゾシカについての現状と、頭数を減らし、合わせて資源化へ向けての課題等について、専門家の立場からのお話をしていただきます。 
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2011年08月19日

eSRU第6期第5講目

 eシルクロード大学(eSRU)第6期第5講目は、8月18日(木)午後6:00〜7:30、講師に北海道文化放送(uhb)社長新蔵博雅氏をお招きして、「マスコミの現場から」のテーマでお話していただきました。場所はいつもの通り鞄燗c洋行北海道支店 ユビキタス協創広場『U-cala』でした。

 新蔵氏は北海道新聞社の専務からUHBの社長になられた経歴から、新聞とテレビの両マスコミの現状と課題に精通しており、ネットや衛星放送の新しいメディアとの戦いの中にある新聞やテレビについてのお話は考えさせられるものがありました。

 新聞とテレビの二大マスメディアの性格の違いを、経営に当たっている責任者から聞くと、なるほどと思います。民放テレビの番組作りや経営がいかに視聴率を重視して行われるのかもわかります。「一に視聴率、二に視聴率、三、四が無くて五に視聴率」といった感じです。民放ではコマーシャルが収入源であれば、スポンサーがつくかどうかは経営の根幹で、それが視聴率にかかっている構造ではこうならざるえを得ないといったところでしょうか。

 ネットやケータイ等の新メディアにユーザーの費やす時間が増えるとテレビを視る時間が減るのは当然の理で、この現状にどう対処するのか。新聞も広告料が減ってきている現状で将来展望は、と視聴者側、読者側に居ては考えもしなかった問題が山積している点に気づかされたお話でした。

 テレビが別の意味でネットの脅威にさらされている問題の紹介が頭に残りました。東海テレビの「セシウムさん」問題で、ちょっとした不注意でも、映像がネットに流れてしまえばその後繰り返して視られることになり、数十秒の話でも看板番組が中止に追い込まれる危険性があります。一般の人がブログ等で情報発信を行っている行為だって、同じような危険性を孕んでいることに気づかされました。

 出席者は10名でした。

 講義中の新蔵氏
新蔵氏・eSRU8・18A.jpg
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2011年08月02日

eSRU第6期第5講案内

eシルクロード大学(eSRU)第6期第5講目案内です。

日時:8月18日(木)午後6:00〜7:30
講師:北海道文化放送(uhb)社長 新蔵博雅氏
演題:マスコミの現場から
場所:鞄燗c洋行北海道支店 ユビキタス協創広場『U-cala』
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

 新蔵氏は元々は新聞社の政治記者で、現在はテレビ会社の経営に当たっています。
新聞とテレビの、いわゆるマスコミの現場にいて、現在のマスコミを巡る問題や
将来の課題等について、お話していただきます。
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2011年06月19日

第6期第4講目案内

eシルクロード大学(eSRU)第6期第4講目案内です。 

日時:7月21日(木)午後6:00〜7:30
講師:(株)カスケード社長 服部裕之 氏
演題:Facebookを巡る話題
場所:鞄燗c洋行北海道支店 ユビキタス協創広場『U-cala』
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

講演内容:SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)として利用拡大が
続いているFacebookの生い立ちから、今回の東日本での大震災での有効性の
実証、これからの企業戦略との関係、等々について実例などを交えながら解説を
行っていただきます。
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2011年06月17日

eSRU第6期3講目

 標記のeSRUの講義は6月16日(木)午後6:00〜7:30、講師に北海道振興(株)前社長の毛利稔氏をお招きして「すすきの経済と北海道振興(株)の経営」と題した講義を行っていただきました。会場はいつもの通り鞄燗c洋行北海道支店ユビキタス協創広場『U-cala』でした。

 講演内容は毛利氏が経営破綻した北海道振興を立て直した経験談から始まり、これまで行ってきた数々のアイディアの実例をスライドで紹介されました。毛利氏は日本政策投資銀行出身で、金融業から北海道振興の不動産業に転身しており、金融業と不動産業の類似点、相違点のお話などもありました。

 札幌の観光産業だけでなく、広く道内観光の活性化の一助にと、同社の社員が北海道の市町村を紹介するビデオを製作してきています。そのうち秩父別町のビデオの紹介があり、北海道には観光で訪れたくなる町があるのだとの印象を深めました。

 同社ではすすきの経済について、データを収集しこれから分析を行い、すすきのの活性化の実践を行ってきています。日本銀行札幌支店でも、これを評価して同支店のレポートに取り上げるまでになっています。「水商売は水でわかる」との事例は、データの積み重ねで得られる知見です。

 出席者は11名でした。

eSRU毛利氏・2011・6・16A.jpg
講義をする毛利氏(左)と社員の岩本氏(右)

eSRU講義風景・2011・6・16A.jpg
講義風景
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2011年05月21日

eSRU第6期第3講目案内

eシルクロード大学(eSRU)第6期第3講目案内です。 

日時:6月16日(木)午後6:00〜7:30
講師:北海道振興(株)社長 毛利 稔氏
演題:すすきの経済と北海道振興(株)の経営
場所:鞄燗c洋行北海道支店 ユビキタス協創広場『U-cala』
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

講演内容:すすきの経済について、データから物事を考え、すすきのの活性化を考える。
すすきのを事業基盤としている北海道振興(株)の事業再生について、信用の回復過程の
具体的取組みを講義する。
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2011年05月19日

eSRU第6期第2講

 eシルクロード大学(eSRU)第6期第2講目は 
5月19日(木)午後6:00〜7:30、
NHKプラネット・チーフプロデューサー園部一也氏に
「番組コンテンツ デジタル化までの歩みとこれから」の
演題で講義をしていただきました。場所はいつもの
鞄燗c洋行北海道支店 ユビキタス協創広場『U-cala』です。

 講演内容はテレビ放送のデジタル化への変遷を番組作成の面と
放送のインフラの面からの概観と、放送に使用されている具体的な
デジタル機器や技術、それがいかに番組制作と放送の現場で
利用されているかのお話がありました。

 デジタル化により、技術の安定、小型・軽量化、多機能性、価格が
据え置かれた利点がある一方で、デジタル化の問題点の一つとして、
デジタル化(圧縮)と解凍のためタイムラグが生じることで、
正確な時刻を示すモニタの映像が無いなかで、このタイムラグを
見越して音声で応答せねばならぬ問題は、現状では解決法がないとのことで、
デジタル放送での大きな問題です。

 放送の未来に関して現場の制作担当者としての立場からの
コメントがありました。災害時のテレビ放送とインターネット
放送(ユーストリーム)の例の紹介などもされていました。

6期2講目園部氏A.jpg

講義中の園部氏

6期2講目講義風景A.jpg

講義風景
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2011年04月26日

eSRU第6期第2講目案内

eシルクロード大学(eSRU)第6期第2講目案内です。 

日時:5月19日(木)午後6:00〜7:30

講師:NHKプラネット・チーフプロデューサー 園部一也氏
演題:番組コンテンツ デジタル化までの歩みとこれから
場所:鞄燗c洋行北海道支店 ユビキタス協創広場『U-cala』
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

講演内容:テレビ放送のデジタル化への変遷と制作者の対応、
将来のありようなどについて、現場の制作担当者としての立場からの
お話となります。
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2011年04月03日

eSRU第6期第1講目案内

eSRU第6期第1講目案内です。 

日時:4月21日(木)午後6:00〜7:30

講師:北海道実現企画/潟}ルシェ北海道代表 越智文雄氏
演題:東北関東大震災復興に向けて−わたしたちにできることはなんだろう−
場所:内田洋行北海道支社(大通東3丁目1)
http://www.b-mall.ne.jp/companyDetail-GQbqCQeuKXkt.aspx
イベントスペース

講演内容:質問に応じて、災害危機管理、防災の心得、エネルギー問題の基本など
についても、話が及ぶ内容です。
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2011年02月27日

eSRU第5期第12講目案内

eSRU第5期第12講目案内です。 

日時:3月17日(木)午後6:00〜7:30

講師:(有)インテグレーター札幌社長 塩谷彰浩氏
演題:アジアとどう付き合うか?
場所:内田洋行北海道支社(大通東3丁目1)
http://www.b-mall.ne.jp/companyDetail-GQbqCQeuKXkt.aspx
イベントスペース

講演内容:中国・ベトナム・インドネシア・マレーシアのIT事情とIT市場参入の方策に
ついて、財団法人さっぽろ産業振興財団客員研究員でもある塩谷氏に語ってもらいます。
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2011年02月18日

eSRU11講

 eSRUの第11講目は2月17日(木)に講師として央幸設備工業且ミ長の尾北紀靖氏に「北の大地が育んだ霊芝栽培と商品開発」ということでお話していただきました。eSRUの学生でもある同社の宮崎稔氏にも講師を務めてもらいました。非常に参考になる講義でした。

 設備工業と名前のつく同社が、健康食品の製造と販売に乗り出さねばならなかった建設業界の衰退と、この業界で生き残っていかねばならない状況がどんなものであるかの解説がありました。最盛期と比較して35%までに落ち込んだ業界を取り巻く諸々の現状は、当事者の口から聞くとリアルです。また、生き残りの大変さも伝わってきます。

 北海道の自然を有効に活用して、公害を免れたコナラやミズナラの生木を利用して霊芝(マンネンダケ)の菌をクリーンルームで植え付け、大きな霊芝に育ててから乾燥させ、粉末にしたものをパックやカプセルにして健康食品としています。薬事法に触れるので効能を宣伝する訳にはゆかないのですが、ガンその他の病気に効くとの例が届いているそうです。

 同社のこの新製品は今年になって本格的に商品化と販売を開始したところで、売り方をどのように行っていくのかが今後の検討課題です。

講義中の尾北氏(右)と宮崎氏(左)
2011・2・17eSRU1A.jpg

講義風景
2011・2・17eSRU2A.jpg

大きく成長した霊芝
2011・2・17eSRU3A.jpg

お土産の同社の霊芝商品のサンプル
2011・2・17eSRU4A.jpg
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2011年02月12日

伊藤組100年記念基金

 標題の記念基金の助成募集が行われている。詳しくは同基金のホームページhttp://www.itogumi.jp/kikin/をご覧ください。

伊藤組100年記念基金A.jpg
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2011年02月06日

eSRU第11講目案内

eSRU第5期第11講目案内です。 

日時:2月17日(木)午後6:00〜7:30

講師:央幸設備工業且ミ長 尾北紀靖氏
演題:北の大地が育んだ霊芝栽培と商品開発
場所:内田洋行北海道支社(大通東3丁目1)
http://www.b-mall.ne.jp/companyDetail-GQbqCQeuKXkt.aspx
イベントスペース

講演内容:健康食品として注目を集めている霊芝を、
品質管理のもとに高品質のものを栽培する技術開発を
行っている同社の取り組みと、その商品化の可能性に
ついて、同社の社長の尾北氏に語ってもらいます。
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2011年01月27日

ジェロントロジー(老年学)

 専門用語が現れてくると、何度も繰り返していないと、覚えられないものがあります。「ジェロントロジー」なる用語も最初聞いただけで、何を意味するか見当がつきません。和訳では「老年学」だそうです。その解説書「2030年超高齢未来」(東京大学高齢社会総合研究機構著)が送られてきたので、ブログにアップしておきます。

2030年超高齢未来A.jpg

 「ジェロントロジー」に関する講演会が2月5日(土)に予定されており、詳しくはNPO法人北海道ジェロントロジー推進協議会(050−5534−9766)へお問い合わせください。
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2011年01月24日

協創広場u-calaリニューアル記念セミナー

 いつもeシルクロード大学(eSRU)の教室として
使わせてもらっている内田洋行のイベントスペースの
リニューアル記念セミナーの案内が、同社の植松さんから
コメント欄に書きこまれていました。
 コメント欄では見落としてしまいそうなので
記事として再掲載しておきます。

◆◆UCHIDA Solution Seminar 2011 IN SAPPORO◆◆
   ユビキタス 協創広場u-calaリニューアル記念セミナー
 ◆日時
2011.02.03.THU 10:00〜17:00
2011.02.04.FRI 10:00〜17:00

 ◆会場
札幌市中央区大通東3丁目1 鞄燗c洋行北海道支店1Fユビキタス協創広場u-cala
セミナーも行っております。詳細についてはウチダシステム植松(youematu@ussol.co.jp)までご連絡ください。
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2011年01月21日

eSRU10講

 eSRU10講目は1月20日(木)午後6:00〜7:30電子書籍に関するテーマの講義でした。講師は2名の方にお願いして、最初は福本工業社長の福本義隆氏で、電子書籍の技術の基本的なお話から技術やビジネスの現状について、実例をもとに話してもらいました。昨年(2010年)が電子書籍元年で、今年はその普及元年ということで、驚くばかりの早さで展開しているこの技術やビジネスの紹介がありました。
 「自炊」と呼ばれている(この用語は2チャンネル用語からのものらしいです)、電子書籍を自前で作る技術を、会場に運び込んだ小型のスキャナーで拙著豆本をサンプルにしてPDFファイル化を行って、ビューワーで見せる実演がありました。その時間は本を解体した後では(本を解体する装置も出回っています)、200ページの1冊分で10分程度です。これには正直驚きました。
 スキャナーも3〜5万円程度です。ビジネスとしては1冊100円程度でPDFファイル化(つまり電子書籍の基本データ)を作製してくれるところもあるそうです。自著を持ち込めば、無料で電子書籍化を行ってくれるところもあるそうです。某所に自著豆本のPDFファイル化を依頼したら、ページ辺り100円、200ページで2万円と言われて、半額に値切ったつもりでよい取引をしたかと思っていたら、このページ1枚分の費用で1冊の本を処理してくれるのをこの講義で知って、物事を知らないとよい客にされているのだと知りました(このPDF依頼の件は、結局PDF化の費用は無料になり、データ保存のメディア代だけに落ち着きました)。
 スキャナーを購入して、本棚の本を電子書籍化して、本棚というものを無くす(無くせなくとも本を大幅に減らす)個人的なプロジェクトを推進する気にさせてくれた講義でした。これからの読書人は、棚の本の多さを自慢する時代は過ぎ去りつつあると知るべきです。
 2番目の講師はアイワード取締役システム部長久保典夫氏で、同社はすでに「アイワードではあらゆる電子書籍制作のお手伝いをします」というパンフレットを作製していて、印刷会社としての電子書籍をビジネスに取り込む観点から、電子書籍の規格(ファイル形式)、大手の業界の取り組み、現状の問題点等々の解説がありました。
 書店や本の流通業界と電子書籍の関連、日本の書籍流通の特殊性(再販問題)等々の質疑応答から、いままであまり関心のなかった社会の仕組みが、技術の変革期には見えてくるのが分かりました。
 それにしても、この業界の進展がかくも早く大きくなっているにもかかわらず、北海道における電子書籍を取り巻く状況は、中央のそれをただ見ていて、その後塵を拝しているだけのように思えるのは、当方の知見不足なのかと自問する講義でした。
 講義参加者は14名でした。

eSRU10講・福本A.jpg

電子書籍作製(自炊)のデモを行っている福本氏(左)と福本工業の山本修知氏(右)

eSRU10講A.jpg

講義風景

追記:出席者のお一人の北海道新聞社の佐藤元治氏が、講義の抄録を作って送っていただいたので、以下に転載です。

あいさつ eシルクロード研究工房 房主 青木由直氏

 本が売れるかどうかは出してみないと分からないが、既存の出版社は商売だから売れる本しか出さない。北海道新聞社出版局に神社周りの本を提案したが、あっさり断られた。一見売れそうもない本を売るのが編集者の腕だと思うのだが、それはともかく、そういう中で出会ったのが電子書籍だ。
 昨年当たりから「電子書籍元年」といわれている。ブログを本にするのも、ソフト次第で簡単にできる。オンデマンド印刷もある。ひそかな希望だが、絶版になった本をオンデマンド印刷する電子古書店をやってみたいと思っている。そんなわけで実際に自分で電子書籍化を手がけている福本社長、電子書籍も計画している会社の久保部長に講師をしてもらうことにした。

1. 電子書籍について 福本工業代表取締役 福本義隆氏

 昨年は「電子書籍元年」、そして今年は「タブレット端末元年」といわれる。iPodの発売が、本を端末に入れて持ち歩く形を、身近なものにした。昨年暮れに自分でも試してみたが、快適だ。タブレット端末も数々登場しているが、互換性がない面もある。
 電子書籍の種類を分類してみたい。
 まずは「アプリ型」と「ビューワ型」にわけられる。アプリ型は、挿絵が動いたり、音が出たりという「電子」書籍ならではの電子仕掛け本だ。ビューワ型は、紙の本と同様のイメージだ。
 「ダウンロード型」と「ブラウジング型」にも分けられる。ダウンロード型は端末に取り込むが、ブラウジング型は通信しながら見る。ダウンロード型は、簡単にコピーされる恐れもあるため、著作権管理が大切となる。ちなみにgoogleがはじめたgoogleBooksはブラウジング型で、著作権切れの作品を中心に収録している。
 ファイル形式に注目すると「リフロー型」と「ノンリフロー型」となる。リフロー型はePub形式、XMDF形式など、改行を端末画面幅の流れに合わせるタイプ。文字サイズやフォントの変更が可能で、文字検索も簡単という特徴がある。ノンリフロー型はPDF形式など。拡大縮小してもレイアウトが崩れないので、雑誌や図版の多い書籍に適している。

 既存の本を電子化するのは、必要な道具があれば簡単だ。本を、裁断機(3万円程度)をつかってバラバラにして、両面スキャナー(5万円程度)で読み込ませる。スキャナーの性能にも寄るが、通常の本なら2分くらいで取り込める。これを「メディアブックパブリッシャー」などのソフトで整える。こうした、自分で電子化する作業を「自炊」と呼ぶ。今は自炊代行が花盛りで、例えば送料別で送れば300ページまで100円で読み込み、電子メールで納品してくれる業者などがある。
ちなみにgoogleBooksには1200万冊が入っている。日本ではテキストベースの「青空文庫」に9700作品が収められている。青空文庫は著作権が消滅した作品や、許諾を得た作品を、ボランティアが収録して無料で公開している。なお、ePub形式は、日本語対応をしていないので縦書き不可、右開き不可、ルビ不可。

 電子書籍の作成、販売ができるサイトもある。Puboo(パブー)は元日の日本経済新聞にも取り上げられていた。「一夜で作家」になることができる。販売額は手取りが3000円を超えた段階で入金処理される。手数料は30%。

 電子書籍で注目されるのは、雑誌「将棋世界」。昨年、電子版を出したが、棋譜を、開始から終了まで順を追って見られる。これぞ電子書籍ならではの工夫だ。また、国立国会図書館も書籍の電子化に着手しており、OCRを活用しての蔵書テキスト化をはじめた。
 米国では、電子書籍が一般書籍の売れ行きも押し上げるとの相乗効果も生まれている。というのは、日本の場合、書籍取次会社があるため、全国津々浦々まで本が行き渡る仕組みになっているが、米国はこうした仕組みがないため、どんな本が書店に並ぶかは、その書店自体の仕入れ力がすべてだからだ。googleBooksの場合、著作権があるものは一部を「立ち読み」することしかできないので、読みたければ紙の書籍を買うことになる。

質問:インターネットの各種ウエブで情報が閲覧できる時代に、わざわざ「電子書籍」という形に収めるのはどうしてか。
答え:格好がいいからだ。iPad出現により、電子書籍をタッチパネルでめくりながら見るというスタイルが、現実のものとして定着している。電子書籍という形にするのは、情報の質を高める作業でもある。ブログはいわば書きなぐった状態であるかもしれないが、これらの情報を整理し体系づけるという編集作業を経て、より読みやすいコンテンツを作っていくことになる。

追々伸:参加者のお一人のKikurinさんがブログで感想を述べておられます。
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2011年01月16日

図書紹介:スコットランドの挑戦と成果

 山崎幹根&自治・分権ジャーナリストの会著「スコットランドの挑戦と成果−地域を変えた市民と議会の10年」(イマジン出版、2010)は示唆に富む一冊である。代表著者(北大教授)の他に志子田徹(北海道新聞記者)、松本克夫(フリー・ジャーナリスト)、鎌田司(共同通信社論説委員)、渋川智明(東北公益文化大学教授)、庄司清彦(NHK記者)の諸氏が分担執筆している。
 スコットランドと北海道を比較して、彼我の差を指摘されると、どうしてスコットランドで出来ることが我が北海道で不可能か、責任ある立場の方々に考えてもらいたいと言いたくなる啓蒙の書である。2万円の国からの補助金を受けるため、バインダー2冊分の書類を揃えなければならない馬鹿らしさと滑稽さのエピソードを読むと、我が国の制度の病理が垣間見える。

スコットランドの挑戦と成果A.jpg
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2011年01月09日

eSRU10講目案内

eSRU第5期第10講目案内です。 

日時:1月20日(木)午後6:00〜7:30

講師1:福本工業福本義隆氏
演題1:電子書籍について

講師2:アイワード取締役システム部長久保典夫氏
演題2:電子書籍の現状

場所:内田洋行北海道支社(大通東3丁目1)
http://www.b-mall.ne.jp/companyDetail-GQbqCQeuKXkt.aspx
イベントスペース

講演内容:
 福本氏には、実際に本の書籍から電子書籍を作製していくことを、実例で紹介していただきます。ブログ本などを電子書籍化するとどのようなものになるのかを、電子書籍化した例を実際に見ながら、個人的出版への応用の可能性を考えます。

 久保氏には、電子書籍普及元年と言われている現在、電子書籍とはどういうものか、各メーカーや団体の電子書籍を巡る動き,汎用フォーマットや端末の関係などについて、本を出版し販売するプロの立場からの解説を行っていただきます。

 いずれの講義も質疑応答で、電子書籍の理解を深める講義を予定しています。
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2010年11月04日

eSRU第8講目案内

 eSRU第5期第8講目案内です。 

日時:11月18日(木)午後6:00〜7:30
講師:元北海道大学副学長藤田正一北大名誉教授
演題:新渡戸稲造を育んだ札幌農学校の精神
場所:内田洋行北海道支社(大通東3丁目1)
http://www.b-mall.ne.jp/companyDetail-GQbqCQeuKXkt.aspx
イベントスペース
講演レジュメ:
「新渡戸稲造を育んだ札幌農学校の精神」
初期の札幌農学校からは、内村鑑三、新渡戸稲造、志賀重昂等、一家言を持ち、彼らが正義と信ずる所を権力にも怯む事なく主張した堂々たる人物が多数輩出されました。彼らおよび彼らに影響を受けた人々が、日本人が自信を喪失した時代に、日本人のアイデンティティーを取り戻させ、励ましてきました。彼らに共通するのは確立された確固たる個、自主独立の精神と、支配する側よりは支配される側の、強者よりは弱者の側に立って彼らの救済と正義を主張する姿勢でした。彼らの精神の源泉はどこにあるのか、どうして彼らのような人材の輩出が北海道大学となった現在まで続かなかったのか、バブル崩壊後の長引く不況、不安定な政治、社会的モラルの欠如による自信喪失の時代に札幌農学校の精神が再び日本を救済できるのか。北大の精神史をひもとき、その清き精神の流れの来し方行く末を探る。
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2010年10月21日

eSRU第7講

 eSRUの5期目第7講は10月21日(木)開講です。講師はカスケード社長の服部裕之氏で、演題は「情報産業これまでの30年とこれから」でした。

 同氏はビー・ユー・ジーの前CEOで、サッポロバレーの源流に居てビー・ユー・ジーを起業した頃のエピソードから講義が始まりました。同社がコンピュータやIT技術の移り変わりに即してどのような製品を開発してきたかの歴史的お話がありました。
 1995年のWindows95の発売が、コンピュータ・ビジネスを大きく変えました。インターネット時代を迎えて、Windows95のブラウザを利用するために、電話回線に接続する要求が増大し、同社が開発したルーターが一時は全国のシェアの40%にもなりました。
 しかし、2000年に政府主導もありADSLへの回帰が、ある意味デジタル通信を足踏みさせ、同社のルーターの販売減につながり、経営が苦境に陥いり、そこから会社を立て直したお話などもありました。
 カスケード社は海外(タイ、中国、フィリッピン)で仕事をしているので、これらの国と日本の学生や若手の技術者のIT産業やビジネスに対する意気込みの差があって、それがどこから出てくるのかの解説もありました。
 最近の産業界の農業志向のお話があり、具体例でブドウ栽培とワイン製造が、温暖化で北海道の優位性がでてきていること、北海道における赤毛和牛の飼育の可能性拡大の見通しの話題も語られました。
 最近のクラウド・コンピューティングに関する分かりやすい解説があり、同社がこれらの環境や技術を採用している例についての言及もありました。
 
 講義の出席者は10名でした。

eSRU・服部氏A.jpg

eSRU7講目風景A.jpg
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