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2016年04月01日

eSRU第11期第4講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第4講案内です。

日時:2016年4月21日(木)18:00〜19:30
講師:竃k海道野菜プロジェクト代表取締役 森 成市氏
演題:「新主食の提案で新たな起業。 竃k海道野菜プロジェクトの挑戦!」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
 森氏が「エイブルソフト」(株)を立ち上げたのが34年前の29歳の時で、これからはパソコンの時代が来るとの確信から起業しています。昨今、健康志向という時代のニーズに応じて、北海道野菜の新しい形での商品「6種類の野菜の塊り:ベジロースト北海道」を、氏は6次化商品の決定版として提案を決意しました。氏は62歳で、しかもまったくの異分野で、昨年秋から始めたその挑戦の軌跡と未来について語っていただきます。
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2016年03月20日

eSRU第11期第3講

 eシルクロード大学(eSRU)第11期第3講は、
2016年3月17日(木)18:00〜19:30に行われ、
講師は(株)ジェイ・アイ・エクスチェンジ 代表取締役のウッケッドゥ・ダビデ氏でした。
ダビデ氏が取り組んでいる「空デーニャ・プロジェクト」について講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場でした。

 現在、三笠市在住のダビデ氏は2007年に来日したイタリア人です。2012年に札幌市で(株)ジェイ・アイ・エクスチェンジを立ち上げ、イタリア語教室、イタリア料理教室、イタリア語翻訳など、セリエA(イタリアのプロサッカーリーグ)のチケット手配等、イタリアをテーマにしたサービスを手がけています。

 「空デーニャ」とは、三笠市を管轄する「空知」と「サルデーニャ島」を結びつけた造語です。ダビデ氏は、ある時、地図を見て空知とサルデーニャ島の地図上の形が似ていることに気がつきました。かねてから、北海道とイタリアの交流を深めたいと考えていたこともあり、このプロジェクトが誕生しました。ダビデ氏の親戚がサルデーニャ島(イタリア)に住んでいます。ダビデ氏自身も子どもの頃は学校の長期休みの期間を利用してサルデーニャ島に滞在していたそうです。

 講義の第一部では「空デーニャ・プロジェクト」についてでした。サルデーニャ島が抜けているイタリアの地図の紹介があり、いかに、その島が知られていないかという説明もありました。「空知」と「サルデーニャ島」には共通点も多く、それをきっかけに姉妹交流までこぎ着けることができたらというお話でした。

 具体的な共通点としては、「かつて炭鉱として栄えた」、「鉄道が石炭を運ぶために作られた」、「ワインづくりが盛ん」、「基幹産業が農業」、「イタリア人にとってサルデーニャ島は、日本人にとっての北海道のイメージと同じように、行きたい場所、リゾート地」等でした。

 また、北海道に初めて足を踏み入れたのは、実はイタリア人宣教師のジロラモ・デ・アンジェリスという話もありました。この宣教師は1618年に北海道の松前に来た記録があり、後にアイヌ語を世界で初めて文字記録しました。また、北海道の地図を世界で初めて描いた人物でもあります。このような接点がありながら、現在、北海道内のどの市町村ともイタリアは姉妹交流が無いということも触れられました。

 第二部は、「サルデーニャ島」についての話で、文化や産業、伝統等の解説でした。州旗に描かれている4人の人物のエピソードは、サルデーニャがたどって来た歴史と関係があるということも触れられました。アーティチョークという野菜が有名で、イタリアでは安いのに、日本では1つが1000円もする等、具体的なお話もありました。

 第三部は、「サルデーニャ島の旅行写真紹介」でした。今回の講義に先立ち、2016年2月29日から3月8日にかけて、ダビデ氏とその友人が一緒にサルデーニャ島を訪問しました。最大都市のカリアリ市、ノーラの遺跡、ヌラーゲという要塞の跡、アクアフレッド城など見学して来た場所の写真を用いて、説明がありました。

 出席者は11名でした。
(記録者:宮崎昭人)

講義中のダビデ・ウィケッドウ氏A.jpg
(講義中のダビデ・ウィケッドウ氏)

サルデーニ紹介スライドA.jpg
(サルデーニャ紹介スライド)

3・17(その2)サルジェニア 空知と似せて 新企画A.jpg
講義風景・パノラマ写真
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2016年03月09日

eSRU第11期第3講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第3講案内です。

日時:2016年3月17日(木)18:00〜19:30
講師:ジェイ・アイ・エクスチェンジ(株)社長 ダビデ・ウッケッドウ氏
演題:「空デーニアプロジェクトとは」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:
○空デーニャ・プロジェクトとは?(北海道の地に初めて足を踏み入れたのは、実はイタリア人、北海道の姉妹都市の状況)
○サルデーニャ島とは?(場所、大きさ、人口、カルボーニア市、歴史、文化など、空知との共通点)
○サルデーニャ島旅行の紹介
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2016年02月24日

第11期第2講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第2講は
2016年2月18日(木)18:00〜19:30
講師に札幌市円山動物園飼育員本田直也氏をお迎えして
「動物園とは」の演題で講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 本田直也氏は円山動物園でカリスマ飼育員と呼ばれている、知る人ぞ知る人物です。1976年生まれということで、今年で40歳です。円山動物園の飼育展示課に所属しており、専門分野は爬虫類、両生類、猛禽類です。諏訪流の鷹匠でもあり、園内の仕事や野外での趣味として鷹狩のデモと訓練を行っています。博物館のように動物園にも学芸員がいて、学芸員の資格を持って仕事をしています。以下本田氏の講義のスライドを参考に講義の内容の紹介です。
 動物園は世界にどのくらいあるか国別で並べると(2007年現在)、1位アメリカ209ヶ所、2位日本162ヶ所、3位ドイツ131ヶ所、以下フランス83ヶ所、イギリス75ヶ所だそうです。日本にある動物園の数が2番目に多いとは意外です。
 動物園の役割として挙げられるのは環境教育、種の保存、動物に関わる調査研究にレクリエーションが加わります。一般の人は、動物園は行楽地を連想して考えるのが大多数で、環境教育や種の保存と動物園を重ねて考えることは少ないと思われます。
 そもそも動物園の歴史は植民地と密接に関わっていて、近代動物園の発祥の地がロンドンであるのはその証左です。植民地から珍しい動物を集めてきて、動物の居る国の環境を調べることから始まっています。動物園は動物や環境に関する学問とともに発展してきています。
 これに対して、日本の動物園は1830年福沢諭吉が「西洋事情」で初めて国内に紹介し、上野博物館の付属施設として上野動物園が設置されました。娯楽施設の側面が大きく、学問や教育と結びつかないまま発展してきました。昨今マスコミにも取り上げられる事が多い動物園は、やはり行楽地や娯楽の側面が強調されています。
 欧米の動物園は法律(動物園法、免許制度)できつく縛られているのに対して、日本の場合には博物館に準ずるものとして、動物愛護法のしばりぐらいで、自治体の贅沢機関程度の地位にあります。「何とかサハリ」のように動物を集めた商業施設ができて、娯楽施設そのもので動物園の理念が無い施設もあります。動物園の発展には、外部の支援と外圧が必要との紹介がありました。
 予算面でも欧米と日本では大きな差があります。ニューヨークの野生動物保護協会の予算は140億円、ロンドン動物学教会で70億円、これに対して東京動物園協会50億円前後、円山動物園に至っては5億円前後です。日本の動物園はこの乏しい財源と乏しい人材、倫理や哲学のない運営、飼育係は何でも屋とならざるを得ないのが現状です。
 しかし、法律、外圧がない中で独自性を発揮できる事もあり、熱意のある飼育員の取り組み次第では可能性が広がります。本田氏のようにヨウスコウワニの世界初の繁殖成功から始まって、世界的にみて希少爬虫類・両生類の繁殖をトライする例もあります。
 欧米の動物園では西洋的自然観や生命観が動物園に反映されているとの事です。怪我や病気になった動物を客の前で殺し、そのまま肉食動物の餌にするスライドの紹介がありましたが、日本では有り得ない(客に見せる事はない)やり方です。これは死ぬ権利や安楽死を許容する考えにも投影されて来る考え方です。
 他方日本的自然観や生命観はあるがままの自然や命を全体として受け入れるので、動物を研究の対象と見るよりは情緒的な面が前面に出てくるとの事です。
 「環境エンリッチメント」という耳慣れない用語の紹介もありました。これは動物福祉の立場から、飼育動物の幸福な暮らしを実現するための具体的は方策ということで、動物園での実例を引用しながら、現状と課題が紹介されていました。
 日本の動物園のあるべき姿についても本田氏の考えが紹介されていました。日本の里山型自然保護の継承をベースにして、日本独自の動物園スタイルを確立していきたいとの抱負の披露もありました。
最後にマハトマがンジーの言葉「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」が紹介されていました。ペットブームで高額の犬猫が売買される一方で、多くの犬猫を引き取るペット愛好家が現れず、保健所行き(死ぬ運命)になる日本の現状をガンジーの言葉と重ねると、考えさせられるものがあります。

出席者は7名でした。 

講義中の本田氏A.jpg
(講義中の本田氏)

講義風景A.jpg
(講義風景)

2・18(その3)カリスマの 薀蓄(うんちく)語り 飼育員A.jpg
講義風景のパノラマ写真
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2016年02月03日

eSRU第11期第2講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第2講案内です。

日時:2016年2月18日(木)18:00〜19:30
講師:円山動物園飼育員 本田直也氏
演題:「動物園とは」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:西洋と東洋の動物園の様々な面での比較、例えば国民の
   自然観や生命観、自然保護の考え方、飼育法を通して
   東西それぞれの国においての動物園の役割や位置づけを
   飼育員としての経験からの紹介と解説を予定しています。
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2016年02月01日

eSRU第11期第1講

eシルクロード大学(eSRU)第11期第1講は
2016年1月21日(木)18:00〜20:00
講師にサイレントシステム社長中本伸一氏をお迎えして
「だれにでもわかるIT犯罪の手口!と悪徳商法」の演題で
講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 ネットソムリエの称号に値する中本氏のお話は多岐にわたるものでした。マルウェアと呼ばれるウィルス、ワーム、スパイウェア、携帯やスマホの料金に関するMNPやMVNO、ネットバンキングの危険性、例えば別ページへの誘導と個人情報抜き取りや振り込み詐欺、ウィルス感染後のキーストローク記録によるログイン名やパスワードの漏えい、自分のPCが知らないうちに踏み台にされアタック攻撃の加害者に仕立てられること、自分のPCにバックドアが作られてしまうと他からの操作を防ぎ切れない、PCのセキュリティホールを埋める前に蒙る0 day attack、ワクチンは万能ではない、等々のネットに接続したPC利用における危険性の例の解説がありました。

 当然これらの危険に対処する対応策の紹介もありました。ウィルス対策をしっかり行ってくれ、セキュリティがしっかりしたメールシステムやアプリを利用すること、例えばメールならグーグルのG-mailやクラウドでのExcel利用などが推奨されていました。

 自分のメールアドレスがどのようなルートからネット利用業者に漏れているかのチェックに「+連番」を用いる方法があると教えていただきました。これはnakamoto+123@gmail.comのアドレスでメールを送ると「+123」の部分が隠されたアドレスが相手に届き、後で自分宛てに届いたメールに埋め込まれた「+123」を割り出すことで最初どこに送ったメールアドレスかを炙り出す方法です。メールでこういった芸当ができるとは知りませんでした。

 インターネットネットバンキング等の利用なら普段と少しでも異なった状況が現れれば注意すること、アプリをダウンロードしないスマホは安全性が高く、ワンタイムパスワードの利用やバーチャルカードの利用なども安全性は高いとのことです。具体的には三井住友のバーチャルカードを例に挙げていました。アマゾンのギフト券は購入物品金額分をコンビニで購入して、ギフト券の番号をネットでアマゾンに知らせるだけで支払いが済むので、これも安全性が高い方法です。

 TVのネットショッピングで安売りがあっても、広告費はどこかで消費者に回ってきているので安い買い物ではない、ネットでの割の良い仕事の勧誘、キャッシュバック販売、等々は結局は高上りになる点に注意すること、ネットと店頭の値段を比較する場合には「価格.com」等を参考にすると良い、などの指南がありました。
 中本氏が実際に利用しているガラケー携帯とスマホの組み合わせでMVNO方式を採用して通話料金を大幅に下げることが出来ているそうですが、普通の利用者がそこまで到達するのは難しそうです。いままでの携帯等で利用していたメールアドレス等の「断捨離」が決断できるかどうかもあるそうです。

 実生活がメール文化に汚染されている指摘もありました。LINEなどの利用で、即座に応答せねば仲間から疎外されると感じている若者は四六時中メールを気にすることになり、生活する上でメールというシステムが便利さ以上に生活の質を落としている指摘は的を射たものです。メールは業務連絡のようなものに限定し、人とのコミュニケーションは極力音声で行うようにするのも、メール文化による汚染拡大を防ぐ方法との指摘もありました。

 出席者は9名でした。

講義内容のスライドと中本氏A.jpg
(講義内容のスライドと中本氏)

11期1講目講義風景A.jpg
(講義風景)

2130・パノラマWeSRU中本君A.jpg
講義風景のパノラマ写真
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2016年01月03日

eSRU第11期第1講案内

eシルクロード大学(eSRU)第11期第1講案内です。

日時:2016年1月21日(木)18:00〜19:30
講師:サイレントシステム社長 中本伸一氏
演題:「「だれにでもわかるIT犯罪の手口!と悪徳商法」」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
内容:最近はニュースなどで「架空請求」や「なりすまし」や「遠隔操作」や
「不正送金」など、得体の知れない不安な言葉をよく聞くようになりました。
またWindowsXPのサポート終了でそのままWindowsXPを使用していると危険とか
スマートフォンを使用すると個人情報を抜き取られてしまうなど
不安になるようなニュースも気になるところです。

また携帯電話会社のCMでよく聞くキャッシュバックや100円で購入できる
パソコンやタブレットなどのよく判らないサービスを利用・購入
すべきかどうか迷ってしまいます。

こうしたITに関する様々な疑問や不安を誰にでもわかりやすく解説して
その裏に隠れている本当の狙いを説明します。業者に騙されて損をしたり
詐欺などの被害を受けることを未然に防ぐのに役立つお話を予定しています。

以下のようなテーマが話題となります。

・ウィルスってなに?
どうやったら感染する?感染したらどうなる?

・ワクチンソフトがあれば安心か?
ワクチンソフトは万能ではない!

・WindowsXPは本当に危険なのか?
新しいOSが安全とは限らない?

・無料のウィルス対策を利用しよう
うまく活用すれば強力な味方になってくれる

・インターネットバンキングって大丈夫?
やっぱり自分でATMに行くのが安心?

・Amazonや楽天でクレジットカードで買い物をしたが大丈夫か?
心配ならバーチャルカードという面白いカードがある

・ヤフオクを活用すると便利
でも北海道は割高なので送料に注意

・お得なメルマガやサイトに登録
実は詐欺まがいの場合があるので要注意

・あなただけに教える確実なお金儲けの方法
お金が儲かるという情報は例外なくすべて詐欺

・割のいい仕事を紹介するメールが舞い込んだが
Webページ作成やアフィリエイトという言葉に注意

・出会いを促すメールがよく舞い込むが・・・
アクセスするだけで身元がばれる。近寄ってはいけない。

・スマートフォンの料金は高い?
スマートフォンを月に500円で利用する方法

・キャッシュバックってなに?
すごく得するような気がするけど本当?いずれ禁止される

・ガラケー万歳!携帯電話はやはり便利
携帯電話とスマートフォンのコラボがお得

・WIMAXを申し込むとパソコンがもらえる?
結局は割高。将来自分の払うお金を先にもらっているだけ

・本当にお得なITライフとは
私のお勧めする安心で安全なITライフを紹介
オタクを味方にしよう!
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2016年01月02日

eSRU第10期第12講

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第12講は
2015年12月17日(木)18:00〜19:10
講師に毎日新聞社北海道支社長吉野理佳氏をお迎えして
「新聞ができるまで」の演題で講義を行っていただきました。
場所はいつものユビキタス協創広場 U-calaでした。

 なお、11月19日(木)の第11講はeSRUの10周年記念と
2016年鉄道カレンダー制作記念を併せた記念パーティでした。
パーティの様子はブログの記事をご覧ください。

 吉野理佳氏は2015年6月に毎日新聞社北海道支社長として赴任されており、ほぼ半年間の札幌勤務です。半年間では札幌に未だ慣れていないのではとお聞きすると、何の事はない吉野氏は札幌出身だそうで、古巣に戻ったといったところです。女性で同支社長は初めてで、全国紙で女性の支社長は珍しいのではないかと思います。

 お話には女性が新聞記者となる(である)事に関する話題もありました。そもそも吉野氏が新聞記者を目指した動機をお聞きすると、特にこれといった理由はご本人にもはっきりしていないようで、就職時のあれこれでそうなったようです。

 大学卒業後就職先として流通関係で内定をもらっていて、これでよいのか考えているうちに新聞社もよさそうだ、と北海道新聞社を受けてみようと同社に問い合わせました。しかし、当時は女性記者の採用は数年おきで、希望した年には女性の採用枠がなかったそうです。現在は女性と記者の関係はそんなことは無く、毎日新聞社でも半数は女性を採用しているとのことです。女性の記者は真面目で熱心なこともあり、男性記者と伍して仕事をしています。

 これは講義後のプチ夕食会での話になりますが、安倍政権の女性閣僚採用と女性活躍社会推進の裏話を聞くと、中央政治の近くいると、得られても一般に報道されない色々な政治上のパーフォーマンスが伝わってきます。マスコミ関係者のS氏も同席していて、ある意味安倍首相べったりの有力記者やレポータが官邸の意向もあってよく登場し、その流す情報で国民がリードされている側面があるのだな、と感じました。

 講義のテーマは新聞のできるまでなので、毎日新聞社の例で、社の組織がどのようなものか、吉野氏の属する編集編成局の仕事や新聞を出すまでにどんなやり取りがあるのか、等につき具体例で説明されました。編集する方からも読者への手助けのようなコラムがあって、一時期「編集長のこだわり5本」といった吉野氏も書かれたコラムのコピーも配られ、毎日新聞の「こだわり」が紹介されていました。

 よく右の「読売」、中の「毎日」、左の「朝日」と引き合いに出されますが、慰安婦問題等で委縮した「朝日」が左から少しはずれて、中に位置していた「毎日」が左の方にずれて見られている話は、「道新」しか購読していない筆者には比較のしようがありません。道内の「毎日」の部数が5万部弱で、100万部強の「道新」と比べると、全国紙も北海道ではマイナーな存在です。

 しかし、前述のS氏の評価では、「毎日」の記事のクオリティは高いとのことで、それを梃子に読者を増やすのも吉野氏のミッションかと聞いてみると、新聞の業界全体がネット等に押され、苦戦しているとの事でした。活字離れも相変わらず進んでいるようで、若い世代のネットの影響力は強力で、ネットに新聞の悪口が流れると、防ぎようがない場合もあるようです。マスコミ志望の学生が参加していれば参考になると思われる講義でした。

 忘年会シーズンの例会で、参加者はいつもより若干少なめの6名でした。

新聞を手に講義中の吉野氏A.jpg
(新聞を手に講義中の吉野氏)

講義風景A.jpg
(講義風景)

編集長のこだわり・コピーA.jpg
(「編集長のこだわり」紙面コピー)

12・17(その3)年忘れ 人の流れて 勉強会A.jpg
講義風景のパノラマ写真
posted by esre at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学

2015年11月17日

eSRU第10期第12講案内

eシルクロード大学(eSRU)第10期第12講案内です。

日時:2015年12月17日(木)18:00〜19:30
講師:毎日新聞社北海道支社長 吉野理佳氏
演題:「新聞ができるまで」
場所:ユビキタス協創広場 U-cala
   北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1
   サッポロファクトリー1条館1階
   https://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
講話概要
 ▽読者の手元に新聞が届くまで、どんな議論や工程を経ているか
 ▽新聞の論調はどのように決まるか
 ▽女性登用の現状
 等につき講師の体験に基づくお話となります。
posted by esre at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学

2015年10月29日

eSRU第10期第11講記念パーティ案内

 eシルクロード大学(eSRU)第10期第11講は
eSRU10周年記念と2016年鉄道カレンダー制作記念を併せた記念
パーティに代えます。記念パーティの要領は以下です。

日時:11月19日(木) 18:00〜20:00
場所:テレビ塔2F ライラック
会費:4500円(含むカレンダー代、カレンダー不要の場合4000円)
参加申し込み先:青木 emal: aoki@esilk.org(@は英数字に変えて) 電話080-1879-6092
参加ご希望の方は11 月7日までお申し込みください。

 これまでeSRUの講師を務めていただいた諸先生、学生諸氏、その他の方々に
出席していただき、最終的には30名ほどの参加者を見込んでいます。
posted by esre at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | eシルクロード大学